スリヴァーの首領/Sliver Overlord

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(参考)
 
(11人の利用者による、間の14版が非表示)
1行: 1行:
 
{{#card:Sliver Overlord}}
 
{{#card:Sliver Overlord}}
  
ある意味で[[スリヴァーの女王/Sliver Queen]]のリメイク版と言えるかもしれない。
+
[[スリヴァーの女王/Sliver Queen]]に代わって登場した[[伝説の]][[スリヴァー]]・[[ミュータント]]。今回は[[トークン]]を生み出すのではなく本物のスリヴァーを[[サーチ]]できるようになり、他の[[プレイヤー]]のスリヴァーの[[コントロール]]を奪えるようになった。
今回は[[トークン]]ではなく本物の[[スリヴァー]][[サーチ]]出来るようになった。
+
  
また、相手のスリヴァーの[[コントロール]]を得られるので、不毛な戦いになりがちだったスリヴァー同士の[[ミラーマッチ]]も、これが出れば勝ったも同然。
+
スリヴァーのサーチによって、[[スリヴァー (デッキ)|スリヴァーデッキ]]の持ち味である相互支援を強力にサポートできる。[[対戦相手|相手]]のスリヴァーのコントロールを得られるので、不毛な戦いになりがちだった[[ミラーマッチ]]も、これが出れば勝ったも同然。ただし、現在の[[レジェンド・ルール]]では両者ともにコントロールできるため、登場当時よりも優位は若干失われている。また、スリヴァーデッキによく採用される[[水晶スリヴァー/Crystalline Sliver]]がいると奪えなくなるのは注意。
しかし、現在のルールでは相手に[[対消滅]]させられる可能性もあるため、この優位は登場当時よりも若干失われやすくなっている。
+
また、[[水晶スリヴァー/Crystalline Sliver]]がいると相手のスリヴァーを奪うこと自体ができないので注意が必要。
+
  
[[映像の造形者/Imagecrafter]]などで相手[[クリーチャー]]をスリヴァーにして奪うという[[コンボ]]が可能だが、残念ながら[[ファンデッキ]]止まりだった様子。
+
[[映像の造形者/Imagecrafter]]などで相手[[クリーチャー]]をスリヴァーにして奪うという[[コンボ]]が可能。しかし、残念ながら[[ファンデッキ]]止まりであった。そもそも相手クリーチャーのコントロールを奪うだけで5色も使うコンボはいささか大げさすぎたということだろう。
そもそも相手クリーチャーの[[コントロール]]を奪うだけで5色も使うコンボはいささか大げさすぎたと言う事だろう。
+
<!-- そもそも相手クリーチャーのコントロールを奪うだけで2枚コンボ(しかも5色)と言うのはいささか大げさすぎたと言う事だろう。
+
↑2枚コンボで複数のクリーチャーの永続的なコントロールを奪えるなら安いものです。問題なのはやはり、そのうちの1枚のコストが莫大であるという部分でしょう。 -->
+
  
*製作段階では、自身を[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げ]]て[[対象]]のスリヴァー・[[レジェンド]]1体に+13/+13の[[修整]]を与える[[能力]]が考案されたことがある。
+
*[[Premium Deck Series: SLIVERS]]に[[神話レア]]として収録された。
*[[フレイバー・テキスト]]がシンプルで、それでいて味がある。
+
 
'''最終進化形。'''
+
==開発秘話==
 +
デザイン段階では、[[テンペスト]]の[[かぎ爪のスリヴァー/Talon Sliver|コモンのスリヴァーサイクル]]すべての能力を共有する能力や、自身を[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げ]]て[[対象]]のスリヴァー・[[レジェンド (クリーチャー・タイプ)|レジェンド]](現在の伝説のスリヴァー)1体に+13/+13の[[修整]]を与える[[能力]]が考案されていた。(→[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/latest-developments/designing-legends-2003-06-13 Desighning Legends]参照)
 +
 
 +
==ストーリー==
 +
[[フレイバー・テキスト]]で「最終進化形」と称されるこのキャラクターについての詳細は[[スリヴァーの首領/Sliver Overlord (ストーリー)]]を参照。
  
 
==参考==
 
==参考==
*[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/rb75 Desighning Legends]([[WotC]]社;英語)
+
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/latest-developments/designing-legends-2003-06-13 Desighning Legends]([[WotC]]、英語、文:[[Randy Buehler]])
*[[カード個別評価:オンスロートブロック]]
+
*[[5色カード]]
 +
*[[サーチカード]]
 +
*[[スリヴァー一覧]]([[機能別カードリスト]])
 +
*[[カード個別評価:スカージ]] - [[レア]]
 +
*[[Secret Lair Drop Series/2019年#Kaleidoscope Killers|Secret Lair Drop Series: Kaleidoscope Killers]]

2023年12月30日 (土) 20:31時点における最新版


Sliver Overlord / スリヴァーの首領 (白)(青)(黒)(赤)(緑)
伝説のクリーチャー — スリヴァー(Sliver) ミュータント(Mutant)

(3):あなたのライブラリーからスリヴァー(Sliver)・カードを1枚探し、それを公開し、あなたの手札に加える。その後、ライブラリーを切り直す。
(3):スリヴァー1つを対象とし、そのコントロールを得る。(この効果は永続する。)

7/7

スリヴァーの女王/Sliver Queenに代わって登場した伝説のスリヴァーミュータント。今回はトークンを生み出すのではなく本物のスリヴァーをサーチできるようになり、他のプレイヤーのスリヴァーのコントロールを奪えるようになった。

スリヴァーのサーチによって、スリヴァーデッキの持ち味である相互支援を強力にサポートできる。相手のスリヴァーのコントロールを得られるので、不毛な戦いになりがちだったミラーマッチも、これが出れば勝ったも同然。ただし、現在のレジェンド・ルールでは両者ともにコントロールできるため、登場当時よりも優位は若干失われている。また、スリヴァーデッキによく採用される水晶スリヴァー/Crystalline Sliverがいると奪えなくなるのは注意。

映像の造形者/Imagecrafterなどで相手クリーチャーをスリヴァーにして奪うというコンボが可能。しかし、残念ながらファンデッキ止まりであった。そもそも相手クリーチャーのコントロールを奪うだけで5色も使うコンボはいささか大げさすぎたということだろう。

[編集] 開発秘話

デザイン段階では、テンペストコモンのスリヴァーサイクルすべての能力を共有する能力や、自身を生け贄に捧げ対象のスリヴァー・レジェンド(現在の伝説のスリヴァー)1体に+13/+13の修整を与える能力が考案されていた。(→Desighning Legends参照)

[編集] ストーリー

フレイバー・テキストで「最終進化形」と称されるこのキャラクターについての詳細はスリヴァーの首領/Sliver Overlord (ストーリー)を参照。

[編集] 参考

QR Code.gif