屍からの発生/Necrogenesis

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(対戦相手の墓地から取り除く場合だけでなく、自分の墓地から取り除く場合についても考慮。)
 
(10人の利用者による、間の12版が非表示)
3行: 3行:
 
死体を栄養に[[苗木]]を繁殖させる[[エンチャント]]。
 
死体を栄養に[[苗木]]を繁殖させる[[エンチャント]]。
  
[[インスタント・タイミング]]で[[トークン]]が生産でき、[[起動コスト]]も2[[マナ]]と[[軽い]]。さらに「いずれかの[[墓地]]」なので、自分の死んだクリーチャーの再利用だけでなく[[対戦相手]]の[[墓地対策]]にも使える。
+
[[インスタント・タイミング]]で[[トークン]]が[[生成]]でき、[[起動コスト]]も2[[マナ]]と[[軽い]]。さらに「いずれかの[[墓地]]」なので、[[対戦相手]]の[[墓地対策]]にも使える。[[スタンダード]][[環境]]で言えば[[頑強]]や[[蘇生]]などの対策になる。
  
出てくるトークンは貧弱だが、[[生け贄]]要員に最適なのはもちろん、適切な[[プレイング]]を行えば[[除去]]に依存するタイプの[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]には非常にいやらしい効果だし、[[ビートダウン]]相手でも[[ブロック]]要員を作れるため、無駄になりにくいのも高評価。特に数で攻めてくる[[ウィニー]]相手には効果絶大だろう。
+
出てくるトークンは貧弱だが、[[生け贄]]要員に最適なのはもちろん、適切な[[プレイング]]を行えば[[除去]]に依存するタイプの[[コントロールデッキ]]には非常にいやらしい[[効果]]になる。[[ビートダウンデッキ]]相手でも[[ブロック]]要員を作れるため、無駄になりにくいのも高評価。
  
難点は[[ゲーム]]の序盤などでは効果が薄いことと、二枚目以降は[[紙]]になってしまうこと。デッキに何枚入れるかは繊細な調整が必要だろう。
+
難点は[[ゲーム]]の序盤などでは使いづらいことと、2枚目以降は[[紙]]になってしまうこと。[[デッキ]]に何枚入れるかは繊細な調整が必要だろう。
  
*[[Night Soil]]の調整版とも言える。[[多色]]カードになったものの、墓地からカードを取り除くことが追加コストでなくなり、その枚数も1枚に減ったことでより使いやすくなっている。
+
[[リミテッド]]では、蘇生対策、[[貪食]]の生け贄生成、[[ブロッカー]]生成とできることが非常に多く便利な[[カード]]。
 +
 
 +
*墓地からカードを[[追放]]することは[[コスト]]ではなく[[効果]]であるため、[[解決]]時に行われる。同一カードを対象に複数回能力を[[起動]]することも可能であり、その場合当然最後に[[スタック]]に乗った1つだけが解決する。[[あなた|自分]]と[[対戦相手]]両方がこれを[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]している場合は注意が必要だろう。
 +
*[[夜の土/Night Soil]]の調整版とも言える。墓地から追放するカードが1枚に減ったことでより使いやすくなったほか、カードの追放が起動コストでなくなったため機能としても解りやすくなった。一方で、[[多色]]化した上[[起動コスト]]にかかる[[マナ]]が増えて[[立ち消え]]の可能性が生まれた。
 +
*[[構築]]に採用するときは、同[[ブロック (総称)|ブロック]]の[[病的な花/Morbid Bloom]]と比較したい。
  
 
==関連カード==
 
==関連カード==
16行: 20行:
  
 
==参考==
 
==参考==
 +
*[[墓地対策カード]]
 
*[[カード個別評価:アラーラの断片]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:アラーラの断片]] - [[アンコモン]]
 +
*[[カード個別評価:モダンマスターズ2015]] - [[アンコモン]]

2024年1月5日 (金) 01:40時点における最新版


Necrogenesis / 屍からの発生 (黒)(緑)
エンチャント

(2):いずれかの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とし、それを追放する。緑の1/1の苗木(Saproling)クリーチャー・トークンを1体生成する。


死体を栄養に苗木を繁殖させるエンチャント

インスタント・タイミングトークン生成でき、起動コストも2マナ軽い。さらに「いずれかの墓地」なので、対戦相手墓地対策にも使える。スタンダード環境で言えば頑強蘇生などの対策になる。

出てくるトークンは貧弱だが、生け贄要員に最適なのはもちろん、適切なプレイングを行えば除去に依存するタイプのコントロールデッキには非常にいやらしい効果になる。ビートダウンデッキ相手でもブロック要員を作れるため、無駄になりにくいのも高評価。

難点はゲームの序盤などでは使いづらいことと、2枚目以降はになってしまうこと。デッキに何枚入れるかは繊細な調整が必要だろう。

リミテッドでは、蘇生対策、貪食の生け贄生成、ブロッカー生成とできることが非常に多く便利なカード

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

アラーラの断片対抗色サイクル。各断片のアンコモンに1枚ずつ存在する。

[編集] 参考

QR Code.gif