Firestorm Phoenix
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(4人の利用者による、間の6版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
{{#card:Firestorm Phoenix}} | {{#card:Firestorm Phoenix}} | ||
+ | [[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]界最初の[[フェニックス]]。死んだとき[[コスト]]なしで直ちに[[手札]]に[[戻す|戻ってくる]]が、「オーナーの次のターンまで[[プレイ]]できない」というペナルティがあるため、1ターン中に何度も繰り返すような[[コンボ]]の構成要素には使えない。 | ||
− | + | 「復活」能力の面でも[[タフネス]]の面でも、後続の[[シヴのフェニックス/Shivan Phoenix]]の方が使いやすいだろう。ただ、状況によっては稀にこちらのほうが良い場合もある。これの「復活」は[[置換効果]]なので、例えば[[分解/Disintegrate]]を食らっても、手札に戻ってくることができる。その代わり、[[魂の網/Soul Net]]などの「墓地に置かれるたび」の誘発型能力を誘発させることはできない。(シヴのフェニックスの「復活」は[[誘発型能力]]なので、[[魂の網/Soul Net]]の能力を[[誘発]]させ、分解で[[除去]]されると[[追放]]される。) | |
− | + | ||
− | *[[クローン/Clone]] | + | *[[クローン/Clone]]などこれを[[コピー]]したクリーチャーが墓地に置かれる場合も手札に戻り、そのカードが「オーナーの次のターンまで[[公開する|公開され]]プレイできない」状態になる。 |
− | + | *1枚のFirestorm Phoenixが手札に戻り「プレイできない」状態になっても、別のFirestorm Phoenixを[[唱える]]ことはできる。また、プレイを禁止するのはそのオーナーのみなので、他の[[プレイヤー]]が[[センの三つ子/Sen Triplets]]などでそのオーナーの手札から唱えることもできる。 | |
− | + | **2010年1月29日の[[オラクル]]更新で変更されるまで、これで戻されたカードは公開されていなかったため、別のFirestorm Phoenixかどうかを証明するのは困難であった。また、プレイはプレイヤーを問わずに禁止されていた。 | |
− | + | **印刷時には問題なかったが、現在のオラクルでは「プレイするとともに、それをプレイできない」と2通りのプレイの意味が同居しているため少々ややこしいことになっている。 | |
− | + | *[[第5版]]ルールまでは誘発型能力として扱われていたため、[[対応して]]墓地から追放することで復活を阻止することができた。 | |
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
==参考== | ==参考== | ||
− | *[[ | + | *[[カード個別評価:レジェンド]] - [[レア]]1 |
+ | *[[カード個別評価:Masters Edition 3]] - [[レア]] | ||
+ | [[Category:レジェンドの再録禁止カード]] |
2017年2月26日 (日) 03:18時点における最新版
Firestorm Phoenix (4)(赤)(赤)
クリーチャー — フェニックス(Phoenix)
クリーチャー — フェニックス(Phoenix)
飛行
Firestorm Phoenixが死亡するなら、代わりにそれをオーナーの手札に戻す。そのプレイヤーの次のターンまで、そのプレイヤーは自分の手札にあるそのカードを公開した状態でプレイするとともに、それをプレイできない。
マジック界最初のフェニックス。死んだときコストなしで直ちに手札に戻ってくるが、「オーナーの次のターンまでプレイできない」というペナルティがあるため、1ターン中に何度も繰り返すようなコンボの構成要素には使えない。
「復活」能力の面でもタフネスの面でも、後続のシヴのフェニックス/Shivan Phoenixの方が使いやすいだろう。ただ、状況によっては稀にこちらのほうが良い場合もある。これの「復活」は置換効果なので、例えば分解/Disintegrateを食らっても、手札に戻ってくることができる。その代わり、魂の網/Soul Netなどの「墓地に置かれるたび」の誘発型能力を誘発させることはできない。(シヴのフェニックスの「復活」は誘発型能力なので、魂の網/Soul Netの能力を誘発させ、分解で除去されると追放される。)
- クローン/Cloneなどこれをコピーしたクリーチャーが墓地に置かれる場合も手札に戻り、そのカードが「オーナーの次のターンまで公開されプレイできない」状態になる。
- 1枚のFirestorm Phoenixが手札に戻り「プレイできない」状態になっても、別のFirestorm Phoenixを唱えることはできる。また、プレイを禁止するのはそのオーナーのみなので、他のプレイヤーがセンの三つ子/Sen Tripletsなどでそのオーナーの手札から唱えることもできる。
- 2010年1月29日のオラクル更新で変更されるまで、これで戻されたカードは公開されていなかったため、別のFirestorm Phoenixかどうかを証明するのは困難であった。また、プレイはプレイヤーを問わずに禁止されていた。
- 印刷時には問題なかったが、現在のオラクルでは「プレイするとともに、それをプレイできない」と2通りのプレイの意味が同居しているため少々ややこしいことになっている。
- 第5版ルールまでは誘発型能力として扱われていたため、対応して墓地から追放することで復活を阻止することができた。