フリースペル

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=フリースペル(Free Spell)=
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'''フリースペル'''(''Free Spell'')とは、呪文の解決時に[[土地]]を[[アンタップ]]する効果が含まれた呪文の俗称。
 
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呪文の解決時に[[土地]]を[[アンタップ]]する効果が含まれた呪文。
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事実上無料(フリー)で[[プレイ]]できるためこう呼ばれる。
 
事実上無料(フリー)で[[プレイ]]できるためこう呼ばれる。
  
 
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[[ウルザズ・サーガ]]で登場し、[[パリンクロン/Palinchron]]や[[時のらせん/Time Spiral]]、[[大あわての捜索/Frantic Search]]等がその代表。
 
[[ウルザズ・サーガ]]で登場し、[[パリンクロン/Palinchron]]や[[時のらせん/Time Spiral]]、[[大あわての捜索/Frantic Search]]等がその代表。
 
存在する9枚全てが何らかの形で[[トーナメント]]を駆け抜けたという恐るべきスペックを持つ。
 
存在する9枚全てが何らかの形で[[トーナメント]]を駆け抜けたという恐るべきスペックを持つ。
2007年3月現在のところすべて[[青]]の呪文である(しかし、今後新たなフリースペルは登場しないだろう)。
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2008年3月現在のところすべて[[青]]の呪文である(しかし、今後新たなフリースペルは登場しないだろう)。
  
 
もとの着想は[[キャントリップ]]だったそうである。
 
もとの着想は[[キャントリップ]]だったそうである。
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[[時のらせん/Time Spiral]]がオリジナルの[[Timetwister]]を超える要因になったメカニズムであると言える。
 
[[時のらせん/Time Spiral]]がオリジナルの[[Timetwister]]を超える要因になったメカニズムであると言える。
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なんだかんだ言われてはいるが、やっぱり[[マジック]]最悪のメカニズムの1つだろう。
  
*なんだかんだ言われてはいるが、やっぱり[[マジック]]最悪のメカニズムの1つだろう。
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*これらのカードが作られた当時、[[リアニメイト]]系[[呪文]]との組み合わせにより爆発的にマナを増やす[[コンボ]]デッキが作られたことがある([[フリー・ホエリイ]]、[[ダンシング・ドレイク]]など)。その危険性から、[[パーマネント]]になる呪文はすべて『[[手札]]から[[プレイ]]したときのみ』効果があるように[[エラッタ|訂正]]されていた。
*これらのカードが作られた当時、[[リアニメイト]]系[[呪文]]との組み合わせにより爆発的にマナを増やす[[コンボ]]デッキが作られたことがある。→[[フリー・ホエリイ]]、[[ダンシング・ドレイク]]
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*エラッタから約8年後、2006年7月15日付でこの制限は削除され、カードの記述通りに戻されている。同時期にエラッタが出ていた以下3枚も同様に修正。
その危険性から、[[パーマネント]]になる呪文はすべて『[[手札]]から[[プレイ]]したときのみ』効果があるように[[エラッタ|訂正]]されていた。
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それから約8年後、2006年7月15日付でこの制限は削除され、カードの記述通りに戻されている。
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*同時期にエラッタが出ていた以下3枚も同様に修正。
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**[[ギックスの僧侶/Priest of Gix]]
 
**[[ギックスの僧侶/Priest of Gix]]
 
**[[霊体の先達/Karmic Guide]]
 
**[[霊体の先達/Karmic Guide]]
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==参考==
 
==参考==
*[[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/mr97|ミスなんてもってのほか]] その3(米Wizards社)
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*[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/mr97 ミスなんてもってのほか] その3(米Wizards社)
[[http://members.at.infoseek.co.jp/braingeyser/03/1112.html|M:tGやっちまった小咄集]](Braingeyser、上の記事の和訳)
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**[http://members.at.infoseek.co.jp/braingeyser/03/1112.html M:tGやっちまった小咄集](Braingeyser、上の記事の和訳)
 
*[[カードの俗称]]
 
*[[カードの俗称]]

2008年3月5日 (水) 15:51時点における版

フリースペル(Free Spell)とは、呪文の解決時に土地アンタップする効果が含まれた呪文の俗称。 事実上無料(フリー)でプレイできるためこう呼ばれる。


Time Spiral / 時のらせん (4)(青)(青)
ソーサリー

時のらせんを追放する。各プレイヤーは、自分の手札と墓地を自分のライブラリーに加えて切り直し、その後カードを7枚引く。あなたは土地を最大6つまでアンタップする。



Palinchron / パリンクロン (5)(青)(青)
クリーチャー — イリュージョン(Illusion)

飛行
パリンクロンが戦場に出たとき、土地を最大7つまでアンタップする。
(2)(青)(青):パリンクロンをオーナーの手札に戻す。

4/5

ウルザズ・サーガで登場し、パリンクロン/Palinchron時のらせん/Time Spiral大あわての捜索/Frantic Search等がその代表。 存在する9枚全てが何らかの形でトーナメントを駆け抜けたという恐るべきスペックを持つ。 2008年3月現在のところすべての呪文である(しかし、今後新たなフリースペルは登場しないだろう)。

もとの着想はキャントリップだったそうである。 カードで損をしないキャントリップは優秀なメカニズムだったが、マナで損をしないフリースペルは悪用されやすく、そういった次元を超えてしまった。 サファイアの大メダル/Sapphire Medallionなどのコストを減らすものや、繁茂/Wild Growthなど1枚の土地から複数のマナを生成するカードと相性がよく、これらのせいで、多くの場合無料どころか呪文を使うとマナが増えるという不可解な現象を引き起こした。 それゆえ、のちのちまで数々の凶悪なコンボデッキにおいて悪用されることになる。MoMaハイタイドデザイアなどはその代表格である。

時のらせん/Time SpiralがオリジナルのTimetwisterを超える要因になったメカニズムであると言える。 なんだかんだ言われてはいるが、やっぱりマジック最悪のメカニズムの1つだろう。

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参考

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