ゴブリンのドカーン物取扱者/Goblin Kaboomist
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クリーチャー — ゴブリン(Goblin) 戦士(Warrior)
あなたのアップキープの開始時に、《地雷/Land Mine》という名前の「(赤),このアーティファクトを生け贄に捧げる:飛行を持たない攻撃クリーチャー1体を対象とする。このアーティファクトはそれに2点のダメージを与える。」を持つ無色のアーティファクト・トークンを1つ生成する。その後、コイン投げをする。あなたがそのコイン投げに負けたなら、ゴブリンのドカーン物取扱者は自身に2点のダメージを与える。
1/2自分のアップキープごとに、地上の攻撃クリーチャーにダメージを与える「地雷」アーティファクト・トークンを生成するゴブリン。ただし仕事が雑なのか、設置時にコイン投げに負けると自爆してしまう。
コイン投げの結果に依らずトークンは戦場に出せるため、アップキープまで生き残ることができれば最低でも1個は地雷を設置できる。ただしそれだけでは効率が悪い除去でしかないため、まともに運用するつもりならば何らかの工夫は欲しい。
最も簡単なのは、常時タフネスを上げるか破壊不能やプロテクションを持たせるなどして、自爆しても生き残れるようにする方法だろう。コイン投げカードの定番である、クラークの親指/Krark's Thumbと組み合わせるのもよい。
- 地雷トークンは起動コストに赤マナを含んでいるが、それ自体は無色であることに注意。プロテクション(赤)を持つクリーチャーにダメージを与えることが可能。
- また、アーティファクトでもあるので基本セット2015に再録された爆片破/Shrapnel Blastの追加コストとして使える。
- 金箔付け/Gildや黄金の呪いのマカール王/King Macar, the Gold-Cursedに続く、クリーチャーでないアーティファクト・トークンを生み出すカード。専用のトークン・カードも存在する。
[編集] 開発秘話
外部のゲーム・デザイナーを招いて作成された、「外部デザイナー・カード」の1枚。担当したのは、ディアブロ3のリード・デザイナー、シムシティ (2013年度版)のクリエイティブ・ディレクターなどを務めた、Riot GamesのStone Librande(参考/翻訳)。
当初のデザイン案は以下のようなものだった。
非公式/非実在カード
Goblin Mine Layer / ゴブリンの地雷撒きクリーチャー ― ゴブリン
(T):赤の地雷・アーティファクト・トークンを1つ戦場に出す。地雷・トークンは「これを生け贄に捧げる:飛行を持たない攻撃クリーチャー1体を対象とする。これはそれに2点のダメージを与える」を持つ。
あなたのコントロールする地雷・トークンが1つ生け贄に捧げられるたび、ゴブリンの地雷撒きは1点のダメージを受ける。
設置するタイミングを任意で選択することが可能であり、また自爆の仕方も異なっている。仕事が下手であるというマジックにおけるゴブリンの特徴を捉えたデザインではあるものの、これでは強力すぎるという判断から、採用されたものはより仕事が下手になっている。