無色

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無色/Colorlessとはマジックにおいてが無いことを示すルール用語である。色を持たないオブジェクトマナは無色である。

無色の対義語、つまり色を持つことは有色と言う。


Thran Lens / スランのレンズ (2)
アーティファクト

すべてのパーマネントは無色になる。



Ghostfire / 幽霊火 (2)(赤)
インスタント

幽霊火は無色である。
クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。幽霊火はそれに3点のダメージを与える。


[編集] 概要

無色はを持たないことであり、「無色」という色が存在するわけではない。そのため、パーマネントなどの色の指定が求められた場合、「無色」を指定することはできない。これはマナについても同様であるが、マナのタイプのひとつとして「無色マナ」が存在するため、マナのタイプの指定を求められた場合はそれを指定することができる。

ほとんどの土地アーティファクトは無色であり、ほとんどのアーティファクトでない呪文カードは有色であるが、無色であることとカード・タイプに直接の関係はない。たとえばウギンの末裔/Scion of Ugin変異による裏向きクリーチャーは無色であるが、土地でもアーティファクトでもない。逆に、有色アーティファクトはアーティファクトであるが無色ではない。一方で、紋章は全て無色のオブジェクトである。

幽霊火/Ghostfireなど、マナ・コストに色マナ・シンボルを含む無色のカードもある。無色の色指標は存在しないため、そのようなカードはルール文章に書かれた特性定義能力で無色であると定義されている。また、この特性定義能力を表すキーワード能力として欠色が存在する。

  • 稀に存在する土地でもアーティファクトでもない無色のカードは、が透けるような独特なが使用される(カード画像)。
  • 無色のカードは多くのデッキに採用できるため、トップレアを輩出しやすい時期があった。有色アーティファクトの項も参照。
  • 固有色のルールが存在する統率者戦では、それに縛られることなく採用できる無色のデッキパーツが重宝されることもある。

[編集] 土地でもアーティファクトでもない無色のカード

[編集] 脚注

  1. さらなるこぼれ話:『イコリア』(Making Magic 2020年5月18日)
  2. Odds & Ends: Strixhaven, Part 1/こぼれ話:『ストリクスヘイヴン』 その1Making Magic 2021年5月3日 Mark Rosewater著)
  3. Choosing Your Battles, Part 1/バトルを選べ その1Making Magic 2023年4月10日 Mark Rosewater著)

[編集] 参考

引用:総合ルール 20231117.0

引用:総合ルール 20231117.0

単色 - - - -
多色
()
2色 友好色白青 - 青黒 - 黒赤 - 赤緑 - 緑白
対抗色白黒 - 青赤 - 黒緑 - 赤白 - 緑青
3色 弧(こ)白青黒 - 青黒赤 - 黒赤緑 - 赤緑白 - 緑白青
楔(くさび)白黒緑 - 青赤白 - 黒緑青 - 赤白黒 - 緑青赤
4色 白青黒赤 - 青黒赤緑 - 黒赤緑白 - 赤緑白青 - 緑白青黒
5色 白青黒赤緑
アン・ゲーム専用 ピンク - - 目の色
色の関係 色の組み合わせ - 友好色 - 対抗色 - カラーパイ - 色の役割
関連項目 無色 - 有色 - 単色カード - 多色カード - 色指標 - 固有色 - デッキカラー
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