麒麟

提供:MTG Wiki

2023年4月15日 (土) 09:36時点におけるUssu (トーク | 投稿記録)による版
(差分) ←前の版 | 最新版 (差分) | 次の版→ (差分)
移動: 案内, 検索

麒麟/Kirinは、クリーチャー・タイプの1つ。


Celestial Kirin / 天界の麒麟 (2)(白)(白)
伝説のクリーチャー — 麒麟(Kirin) スピリット(Spirit)

飛行
あなたがスピリット(Spirit)か秘儀(Arcane)呪文を唱えるたび、その呪文のマナ総量を持つすべてのパーマネントを破壊する。

3/3


Misthoof Kirin / 霧蹄の麒麟 (2)(白)
クリーチャー — 麒麟(Kirin)

飛行、警戒
大変異(1)(白)(あなたはこのカードを、(3)で2/2クリーチャーとして裏向きに唱えてもよい。これの大変異コストで、これをいつでも表向きにしてもよい。そうしたなら、これの上に+1/+1カウンターを1個置く。)

2/1


Hinata, Dawn-Crowned / 暁冠の日向 (1)(青)(赤)(白)
伝説のクリーチャー — 麒麟(Kirin) スピリット(Spirit)

飛行、トランプル
あなたが呪文を唱えるためのコストは、対象1つにつき(1)少なくなる。
対戦相手が呪文を唱えるためのコストは、対象1つにつき(1)多くなる。

4/4

神河救済伝説の麒麟・スピリットサイクル天界の麒麟/Celestial Kirinなど)が初出。長らく5枚のみの専用のクリーチャー・タイプであったが、アジア広域をモチーフとしたタルキール覇王譚ブロックにて新種が2体登場した。その後も、中国神話をモチーフとしたGlobal Series: Jiang Yanggu & Mu YanlingではHeavenly Qilinが、モダンホライゾン2では守護麒麟/Guardian Kirinが追加されるなど、しばしば登場している。

前述のサイクルがあるため全に存在するが、伝説のクリーチャー以外はすべて単色である。ユニコーンペガサスなどと同様、神聖な獣というイメージが反映されているためであろう。能力としてはいずれも飛行を持つ点が共通している。

伝説のクリーチャーは神河:輝ける世界現在、前述のサイクルの5体に暁冠の日向/Hinata, Dawn-Crownedを加えた6体が存在する。

ストーリー

ここで言う麒麟とは実際にアフリカなどに生息する首の長い哺乳類(キリン)のことではなく、牛の尾と馬の蹄と鹿の角を持つ想像上の動物。

元々は古代中国の伝説上の聖獣で、龍などと共に日本に伝わった。頭に肉に包まれた一本の角があり、体の毛は黄色、背には五彩の毛がある。徳が高いため殺生を好まず、生草は踏まず生物は食わないという。乱世の終わりに聖人が王道を成すときに現れると言い伝えられる。このことから転じて、乱世を鎮めるほどの才気を持つ者を「麒麟児」と呼んだ。

  • ただ、あくまで「日本に伝わった」ものであって、日本の神道とは関係のない生き物である。神河/Kamigawaは日本の神話世界を基にしているのだが、中国由来のものと日本独自のものの区別をつけ切れていない部分があるようだ。
  • Global Series: Jiang Yanggu & Mu Yanlingの舞台となる次元/Plane沈夢/Shenmengにも麒麟が登場する。カード名フレイバー・テキストでは、中国語の発音に合わせてQilinの表記が使われている(クリーチャー・タイプでは依然としてKirinである)。

参考

QR Code.gif