毒カウンター
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毒カウンター/Poison Counterは、唯一のプレイヤーが得るカウンター。状況起因効果で、10個以上の毒カウンターを得たプレイヤーは敗北する。
Marsh Viper / マーシュ・バイパー (3)(緑) クリーチャー — 蛇(Snake) マーシュ・バイパーがプレイヤー1人にダメージを与えるたび、そのプレイヤーは毒(poison)カウンターを2個得る。(10個以上の毒カウンターを持っているプレイヤーはこのゲームに敗北する。) 1/2 |
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解説
ルール
毒カウンターは、一部の黒や緑のクリーチャーの能力によってプレイヤーが得るカウンターである。いずれかのプレイヤーが10個以上の毒カウンターを得た場合、そのプレイヤーは次に優先権が発生したときに敗北する。これは状況起因効果である。
なお、プレイヤーが得た毒カウンターはLeechesによってのみ取り除くことができる(コンフラックス現在)。パーマネントに乗るカウンターではないので、魔力の導管/Power Conduitなどでは取り除けない。
毒カウンターを置く条件はそれぞれのカードごとに異なる。ダメージならなんでも構わないものもあれば、戦闘ダメージ限定のもの、攻撃に参加してブロックされなければ(ダメージを与えなくても)よいものもあるので注意。
その他
毒カウンターで相手を葬るためには、ほとんどの場合10回は攻撃を通さなければいけないのだが、10回も相手に攻撃が通るのならば、それだけで致死ダメージを与えることができる場合がほとんどであろう。結局、まともに活躍した毒関係カードはマーシュ・バイパー/Marsh Viperくらいであった。
しかし未来予知で登場した悪性スリヴァー/Virulent Sliverによって毒カウンターは復権、プロツアーサンディエゴ07の準決勝で毒カウンターによって敗北するチームが出た。 ヴィンテージではハルクフラッシュに悪性スリヴァー/Virulent Sliver3体とハートのスリヴァー/Heart Sliverによる毒殺システムが組み込まれ、インビテーショナル07でTiago Chanが見事優勝を飾っている。 また、時のらせんブロック構築においても悪性スリヴァー/Virulent Sliverをフル投入したデッキが構築され、それなりの戦果をあげている。
- 初出はレジェンド。以後、いくつかのセットで対応カードが作られていたが、ビジョンズを最後に長く作られていなかった。しかし、時のらせんで時空を越えて帰ってきた上に、未来予知では有毒というキーワード能力も現れた。
- 20ライフ減らすところを10個の毒カウンターで済ませられるので、よく「毒カウンター1個は2ダメージに相当する」と言われる。
- これに対応した能力を持ったクリーチャーは、一般にコストに比べるとパワーが弱めでクリーチャー戦闘で不利。 それなら相応のパワーをもったクリーチャーのほうがいいだろう、というのが、これが使われなくなった一因。
- Magic: The Gathering for PCの最終ボスはライフが非常に多いので、毒カウンターで倒すのも有効な手段の1つ。
- 時のらせんブロックでの復活以前に、一度インビテーショナルカードで危うく(?)復活しそうになった(闇の腹心/Dark Confidant参照)。
毒関係のカード一覧
毒能力を持つクリーチャー。
- 墓所のコブラ/Crypt Cobra
- マーシュ・バイパー/Marsh Viper
- 地獄の蠍/Pit Scorpion
- 剣歯コブラ/Sabertooth Cobra
- スークアタの暗殺者/Suq'Ata Assassin
- 沼地の蚊/Swamp Mosquito
- 悪性スリヴァー/Virulent Sliver
毒能力に関係するその他のカード。
- Leeches(毒カウンターを失い,その分のダメージを受ける)
- 毒蛇製造器/Serpent Generator(毒能力を持つクリーチャー・トークンを出せる)
- 蛇教団の聖儀式/Snake Cult Initiation(有毒3をエンチャントしているクリーチャーに与える)