長老ガーガロス/Elder Gargaroth

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2020年8月18日 (火) 22:56時点における153.224.147.113 (トーク) - whois による版
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Elder Gargaroth / 長老ガーガロス (3)(緑)(緑)
クリーチャー — ビースト(Beast)

警戒、到達、トランプル
長老ガーガロスが攻撃するかブロックするたび、以下から1つを選ぶ。
・緑の3/3のビースト(Beast)・クリーチャー・トークンを1体生成する。
・あなたは3点のライフを得る。
・カードを1枚引く。

6/6

5マナ6/6の良好なサイズにメリット能力をこれでもかと詰め込まれたビースト
3つの選択肢がある強力な戦闘誘発能力を持ち、警戒と大きなサイズの組み合わせにより殴り続けつつアドバンテージを取る事ができる。確実にパワーを活かすトランプル飛行シャットアウトの到達はどちらも気休め以上の存在であり、3つのキーワード能力の噛み合わせがよい。ただし除去耐性は無いので何もせずに退場も珍しくないし、大振りなのでカウンターバウンスも怖い。

誘発能力は攻撃もしくはブロックをトリガーとし全体的に戦況や展開を安定させる方向性を持つ。このため攻防に多彩な使い方ができるカードに見えるが、実際はアグロウィニー相手の壁役・ライフレース役としてかなり特化された防御的デザインをしている。キッチンシンク型デザインの大型クリーチャーは昨今珍しくないが、速攻や除去耐性を持たないこのカードはその中でも戦場での受けの性質が強い。特に、1手で焼くのは難しい事からには相性がよい。他方、タフネス6は小型でも力をまとめれば越えられる数値であり、絶対に殴り続けられるというほどでもないのは注意が必要。

何も考えずに投入してもコントロールデッキ相手には隙が多く遅すぎるきらいがあるが、適切に運用できれば強力。登場直後のスタンダードシミック・ランプではアグロデッキの攻勢を押し止める中継ぎの役を果たしている。またモダングルールムーンでも対コントロールの栄光をもたらすもの/Glorybringerに対して速いデッキ相手のこちら、というように5マナ圏フィニッシャーとして早くも使い分けが見られる。

リミテッドではかなり強力だが除去耐性の無さから理不尽なほどの活躍を見せる事はあまりなく、相手の対処手段を切らせるために着地させる機会を伺う必要があるだろう。

  • 「Elder」を修飾や形容として扱うカード名は「老いたる」もしくは「~の古老(長老)」という日本語訳が多く、単語の順序そのまま「長老~」と訳されるのはかなり珍しい部類。

参考

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