フリースペル

提供:MTG Wiki

1970年1月1日 (木) 09:00時点における (トーク)による版
(差分) ←前の版 | 最新版 (差分) | 次の版→ (差分)
移動: 案内, 検索

フリースペル(Free Spell)

呪文の解決時に土地アンタップする効果が含まれた呪文。 事実上無料(フリー)でプレイできるためこう呼ばれる。


Time Spiral / 時のらせん (4)(青)(青)
ソーサリー

時のらせんを追放する。各プレイヤーは、自分の手札と墓地を自分のライブラリーに加えて切り直し、その後カードを7枚引く。あなたは土地を最大6つまでアンタップする。



Palinchron / パリンクロン (5)(青)(青)
クリーチャー — イリュージョン(Illusion)

飛行
パリンクロンが戦場に出たとき、土地を最大7つまでアンタップする。
(2)(青)(青):パリンクロンをオーナーの手札に戻す。

4/5

ウルザズ・サーガで登場し、パリンクロン/Palinchron時のらせん/Time Spiral大あわての捜索/Frantic Search等がその代表。 存在する9枚全てが何らかの形でトーナメントを駆け抜けたという恐るべきスペックを持つ。 2007年3月現在のところすべての呪文である(しかし、今後新たなフリースペルは登場しないだろう)。

もとの着想はキャントリップだったそうである。 カードで損をしないキャントリップは優秀なメカニズムだったが、マナで損をしないフリースペルは悪用されやすく、そういった次元を超えてしまった。 サファイアの大メダル/Sapphire Medallionなどのコストを減らすものや、繁茂/Wild Growthなど1枚の土地から複数のマナを生成するカードと相性がよく、これらのせいで、多くの場合無料どころか呪文を使うとマナが増えるという不可解な現象を引き起こした。 それゆえ、のちのちまで数々の凶悪なコンボデッキにおいて悪用されることになる。MoMaハイタイドデザイアなどはその代表格である。

時のらせん/Time SpiralがオリジナルのTimetwisterを超える要因になったメカニズムであると言える。

その危険性から、パーマネントになる呪文はすべて『手札からプレイしたときのみ』効果があるように訂正されていた。 それから約8年後、2006年7月15日付でこの制限は削除され、カードの記述通りに戻されている。

フリースペル一覧

参考

  • [[1]] その3(米Wizards社)

[[2]](Braingeyser、上の記事の和訳)

QR Code.gif