アポカリプス

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'''アポカリプス'''/''Apocalypse''は、[[インベイジョン・ブロック]]の2番目の小型[[エキスパンション]]。日本では2001年6月6日に発売された。意味は「黙示録」。
  
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==概要==
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対抗色のカードをこのエキスパンション1つに凝縮したせいか、異常なカードが多数登場し、対抗色のデッキは組みにくいという概念を完全崩壊させた。
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対抗色のカードをこのエキスパンション1つに凝縮したせいか、非常に性能の高いカードが多数登場し、対抗色のデッキは組みにくいという概念を完全に崩壊させた。白黒や黒緑の[[レア]]カードが非常に人気が高く、対抗色の[[ペインランド]]も長く多数の[[デッキ]]で使われることになった。ほとんどのレアカードが強力であったために、[[ブースターパック|パック]]で売るよりも開封して当たったレアカードを[[シングルカード|シングル]]で売った方が儲かったという話もある。
白黒や黒緑の[[レア]]カードが非常に人気が高く、対抗色の[[ペインランド]]も長く多数の[[デッキ]]で使われることになった。殆どのレアカードが強力であったために、[[ブースターパック|パック]]で売るよりも開封して当たったレアカードを[[シングルカード|シングル]]で売った方が儲かったという話も。
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[[インベイジョン・ブロック]]での[[リミテッド]]環境を激しく混乱させた問題作。
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また[[インベイジョン・ブロック]]での[[リミテッド]]環境も大きく変動し、プレーンシフトまでの[[友好色]][[ドラフト]]と方向性が180度違う対抗色重視のドラフトが選択肢に生まれた。
プレーンシフトまでの[[友好色]][[ドラフト]]と方向が180度違う(そのうえカードパワーがめちゃくちゃ)のだからやってられない。
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マルチカラーや複数の[[色]]を参照するカードばかりが目立つセットだが、ちゃんと[[単色]]なカードも収録されている。
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マルチカラーや複数の[[色]]を参照するカードばかりが目立つが、[[単色]]のカードも多く収録されている。各色に独自の[[サイクル]]が存在し、[[白]]は「[[軍旗の旗手/Standard Bearer|旗手]]」、[[青]]は「[[渦巻き乗り/Whirlpool Rider|渦巻き]]」、[[黒]]は「[[ファイレクシアの憤怒鬼/Phyrexian Rager|吸命]]」、[[赤]]は「[[沸血のドワーフ/Bloodfire Dwarf|沸血]]」、[[緑]]は「[[暗影のボブキャット/Penumbra Bobcat|暗影]]」と名付けられている。特に[[ファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arena]]は、[[黒]]単色であるが強力なカードである。
各色に独自の[[サイクル]]が存在し、[[白]]は「[[軍旗の旗手/Standard Bearer|旗手]]」、[[青]]は「[[渦巻き乗り/Whirlpool Rider|渦巻き]]」、[[黒]]は「[[ファイレクシアの憤怒鬼/Phyrexian Rager|吸命]]」、[[赤]]は「[[沸血のドワーフ/Bloodfire Dwarf|沸血]]」、[[緑]]は「[[暗影のボブキャット/Penumbra Bobcat|暗影]]」と名付けられている。
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<!-- マルチカラーばかり目立つので、いちおうこう言う表現に。 -->
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特に[[ファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arena]]は、[[黒]]単色であるが強力なカードである。
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同名のカードが存在する。
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*英語版の[[カード名|名前]]が同じカードが存在する([[黙示録/Apocalypse]])が、このセットとの直接の関係はない。
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*これと[[第7版]]は一般のコンビニエンスストアでも発売された。
  
もちろんこのエキスパンションと直接関係はないが、この効果とストーリーを考えると関連がないとも言えないのではと思ってしまう。
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==テーマデッキ==
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*[[奇襲/Swoop]]
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*[[伏魔殿/Pandemonium (テーマデッキ)|伏魔殿/Pandemonium]]
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*[[渦巻/Whirlpool]]
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*[[埋葬/Burial]]
  
これと[[第7版]]は一般のコンビニエンスストアでも発売された。
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==パッケージ・イラスト==
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*[[アナボルバー/Anavolver]]
  
 
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==デザイン==
パッケージ・イラストは[[アナボルバー/Anavolver]]。
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2001年6月発売。全143種類。
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[[エキスパンション・シンボル]]は[[ファイレクシア/Phyrexia|ファイレクシア]]軍のシンボル、「嘆きの仮面」。
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<!-- **背景世界 [#world]
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背景世界についての簡単な記述 -->
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==デザイン [#design]==
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|アート・ディレクター||[[Dana Knutson]]
 
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==関連リンク==
 
<!-- 外部の公式記事など -->
 
  
 
==参考==
 
==参考==
*[[カード個別評価:インベイジョンブロック]]
+
*[[カード個別評価:アポカリプス]]
*[[テーマデッキ]]
+
*[[Apocalypse]] (小説)
**[[奇襲/Swoop]]
+
**[[伏魔殿/Pandemonium#themedeck|伏魔殿/Pandemonium]]
+
**[[渦巻/Whirlpool]]
+
**[[埋葬/Burial]]
+
 
*[[カードセット一覧]]
 
*[[カードセット一覧]]
*[[背景世界/ストーリー用語]]
+
 
*[[Apocalypse]](小説)
+
[[Category:エキスパンション|あほかりふす]]

2008年11月21日 (金) 23:42時点における版

アポカリプス/Apocalypse
シンボル ファイレクシア軍のシンボル(嘆きの仮面)
略号 AP, APC
コードネーム Shanghai
発売日 日:2001年6月6日
セット枚数 全143種類

アポカリプス/Apocalypseは、インベイジョン・ブロックの2番目の小型エキスパンション。日本では2001年6月6日に発売された。意味は「黙示録」。

目次

概要

インベイジョンプレーンシフトとは違い、今セットでは対抗色マルチカラーを奨励している。

対抗色のカードをこのエキスパンション1つに凝縮したせいか、非常に性能の高いカードが多数登場し、対抗色のデッキは組みにくいという概念を完全に崩壊させた。白黒や黒緑のレアカードが非常に人気が高く、対抗色のペインランドも長く多数のデッキで使われることになった。ほとんどのレアカードが強力であったために、パックで売るよりも開封して当たったレアカードをシングルで売った方が儲かったという話もある。

またインベイジョン・ブロックでのリミテッド環境も大きく変動し、プレーンシフトまでの友好色ドラフトと方向性が180度違う対抗色重視のドラフトが選択肢に生まれた。

マルチカラーや複数のを参照するカードばかりが目立つが、単色のカードも多く収録されている。各色に独自のサイクルが存在し、は「旗手」、は「渦巻き」、は「吸命」、は「沸血」、は「暗影」と名付けられている。特にファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arenaは、単色であるが強力なカードである。

  • 英語版の名前が同じカードが存在する(黙示録/Apocalypse)が、このセットとの直接の関係はない。
  • これと第7版は一般のコンビニエンスストアでも発売された。

テーマデッキ

パッケージ・イラスト

デザイン

デザイン・チーム Paul Peterson (lead)
Randy Buehler
Charlie Cuturza
Mark Rosewater
Teeuwynn Woodruff
開発チーム Mike Elliott (lead)
Randy Buehler
Charlie Cuturza
Michael Donais
Robert Gutschera
貢献 Brady Dommermuth
Beth Moursund
アート・ディレクター Dana Knutson
Ron Spears

参考

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