アンティキティー戦争/The Antiquities War

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'''アンティキティー戦争'''/''The Antiquities War''とは「古代遺物の戦争」という意味で兄弟戦争/Brothers' Warのことであるが、ドミナリアの住人のほとんどはこの戦争を「アンティキティー戦争」と呼んでいる(またあえて[[アンティキティー]]という名を使うことで、新たな[[プレイヤー]]に[[エキスパンション]]の名前を覚えてもらう意味もある)<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/stories-dominaria-part-1-2018-04-16 Stories from Dominaria, Part 1]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0030501/ 『ドミナリア』での話 その1](Making Magic [[2018年]]4月16日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。
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'''アンティキティー戦争'''/''The Antiquities War''とは「古代遺物の戦争」という意味で[[兄弟戦争/Brothers' War]]のことであるが、現代ドミナリアの住人のほとんどはこの戦争を「アンティキティー戦争」と呼んでいる(またあえて[[アンティキティー]]という名を使うことで、新たな[[プレイヤー]]に[[エキスパンション]]の名前を覚えてもらう意味もある)<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/stories-dominaria-part-1-2018-04-16 Stories from Dominaria, Part 1]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0030501/ 『ドミナリア』での話 その1](Making Magic [[2018年]]4月16日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。
  
共に優れた[[工匠]]であった[[ウルザ/Urza]][[ミシュラ/Mishra]]はお互いの持つ[[パワーストーン/Powerstone]]を巡って諍い始め、やがて発掘によって獲得した[[スラン/Thran]]の技術を使った兵器[[ドラゴン・エンジン/Dragon Engine]]まで投入した大戦争へ発展してしまう。
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「The Antiquities War」は[[ウルザ/Urza]]の妻である[[カイラ・ビン・クルーグ/Kayla bin-Kroog]]王女によって著されたウルザと[[ミシュラ/Mishra]]の物語として後世に伝えられている。
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*同名のコミックシリーズ[[Antiquities War on the World of MAGIC: the Gathering|The Antiquities War]]は、カイラの著作を[[テイザー/Taysir]]が翻訳し、注釈として解説と考察を入れたという設定の作品である(続編[[Urza-Mishra War on the World of MAGIC: the Gathering|Urza-Mishra War]]も同様)。
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*[[ウルザズ・サーガ]]期以降のウルザを主人公とする諸小説でも、カイラの「The Antiquities War」は幾度となく言及されている(ただし、小説[[Planeswalker]]では「The Antiquity War」表記)。
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共に優れた[[工匠]]であったウルザとミシュラはお互いの持つ[[パワーストーン/Powerstone]]を巡って諍い始め、やがて発掘によって獲得した[[スラン/Thran]]の技術を使った兵器[[ドラゴン・エンジン/Dragon Engine]]まで投入した大戦争へ発展してしまう。
 
*{{Gatherer|id=444275}}には、[[Weakstone]]と[[Mightstone]](中央)、[[コイロスの守護者/Guardians of Koilos]](左下)、[[ドラゴン・エンジン/Dragon Engine]](右下)が描かれている。
 
*{{Gatherer|id=444275}}には、[[Weakstone]]と[[Mightstone]](中央)、[[コイロスの守護者/Guardians of Koilos]](左下)、[[ドラゴン・エンジン/Dragon Engine]](右下)が描かれている。
*兄弟戦争の記録は書物として[[アルガイヴ/Argive]]に広く伝わっており、その書名も「[[Antiquities War on the World of MAGIC: the Gathering|The Antiquities War]]」である。ウルザの妻である[[カイラ・ビン・クルーグ/Kayla bin-Kroog]]王女によって著された。
 
  
 
==脚注==
 
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2018年5月3日 (木) 16:44時点における版


The Antiquities War / アンティキティー戦争 (3)(青)
エンチャント — 英雄譚(Saga)

(この英雄譚(Saga)が出た際とあなたのドロー・ステップの後に、伝承(lore)カウンターを1個加える。IIIの後に、生け贄に捧げる。)
I,II ― あなたのライブラリーの一番上からカードを5枚見る。あなたはその中からアーティファクト・カード1枚を公開してあなたの手札に加えてもよい。残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
III ― ターン終了時まで、あなたがコントロールしているアーティファクトは基本のパワーとタフネスが5/5のアーティファクト・クリーチャーになる。


テリシア/Terisiareで始まり、その後のドミナリア/Dominariaの歴史を大きく変えた兄弟戦争/Brothers' Warを描いた英雄譚アーティファクトに関連した2つの章能力を持つ。

I,II-
限定的なアーティファクトサーチ
ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolasの+1忠誠度能力とほぼ同じ効果。5枚掘り下げるのでサーチ力も低くなく、IIまで進めばカード・アドバンテージが得られる可能性がある。
III-
あなたのコントロールするアーティファクトを、1ターンのみ5/5のクリーチャー化する。
求道者テゼレット/Tezzeret the Seekerの-5忠誠度能力と同じ効果。下準備が必要な上に誘発のタイミングが選べないという欠点があるものの、マナ・コストに対して得られる打点がかなり大きく、忠誠度を減らすことが比較的容易なプレインズウォーカーの奥義と比べて妨害も難しいため、対戦相手にとっては大きなプレッシャーとなる。

構築では、軽量アーティファクトや、宝物などの生成しやすいアーティファクト・トークンを使用した専用デッキで運用することになるだろう。4マナというマナ・コストや、III章まで時間を要する点から、コントロールデッキでの使用が最適か。登場時のスタンダードにはアーティファクトをテーマとして扱ったカラデシュ・ブロック、宝物を扱ったイクサラン・ブロックが同居しているのが追い風。

ストーリー

アンティキティー戦争/The Antiquities Warとは「古代遺物の戦争」という意味で兄弟戦争/Brothers' Warのことであるが、現代ドミナリアの住人のほとんどはこの戦争を「アンティキティー戦争」と呼んでいる(またあえてアンティキティーという名を使うことで、新たなプレイヤーエキスパンションの名前を覚えてもらう意味もある)[1]

「The Antiquities War」はウルザ/Urzaの妻であるカイラ・ビン・クルーグ/Kayla bin-Kroog王女によって著されたウルザとミシュラ/Mishraの物語として後世に伝えられている。

  • 同名のコミックシリーズThe Antiquities Warは、カイラの著作をテイザー/Taysirが翻訳し、注釈として解説と考察を入れたという設定の作品である(続編Urza-Mishra Warも同様)。
  • ウルザズ・サーガ期以降のウルザを主人公とする諸小説でも、カイラの「The Antiquities War」は幾度となく言及されている(ただし、小説Planeswalkerでは「The Antiquity War」表記)。

共に優れた工匠であったウルザとミシュラはお互いの持つパワーストーン/Powerstoneを巡って諍い始め、やがて発掘によって獲得したスラン/Thranの技術を使った兵器ドラゴン・エンジン/Dragon Engineまで投入した大戦争へ発展してしまう。

脚注

  1. Stories from Dominaria, Part 1/『ドミナリア』での話 その1(Making Magic 2018年4月16日 Mark Rosewater著)

参考

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