カードパワー

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ただし、単体でカードパワーが低いとされても、他のカードとの強力な[[コンボ]]があれば[[コンボデッキ]]の[[キーカード]]となることも多いし、コンボとまでいかなくても[[シナジー]]が優れていれば用いられることもある。さらに言うと、そもそも「[[カード]]のそれ単体での強さ」という概念自体そこまで明確なものではない。極端な例を出せば、[[Black Lotus]]は純粋に単体ではなんの役にも立たないが、だからといってこのカードのカードパワーが低いとは誰も言わないだろう。
 
ただし、単体でカードパワーが低いとされても、他のカードとの強力な[[コンボ]]があれば[[コンボデッキ]]の[[キーカード]]となることも多いし、コンボとまでいかなくても[[シナジー]]が優れていれば用いられることもある。さらに言うと、そもそも「[[カード]]のそれ単体での強さ」という概念自体そこまで明確なものではない。極端な例を出せば、[[Black Lotus]]は純粋に単体ではなんの役にも立たないが、だからといってこのカードのカードパワーが低いとは誰も言わないだろう。
  
また、カードの及ぼす影響は[[環境]]や[[対戦相手]]の[[デッキ]]、戦局などに極度に依存するため、単純に「強い」「弱い」という事は言えないことが多く、絶対的な評価をつけることは難しい。例えば、[[リミテッド]]では強力だが[[構築]]では滅多に用いられないカードや、逆に構築では良く使われるがリミテッドではいまいちなカードも珍しくない。さらに、[[環境]]にアンチカードやアンチデッキが存在するために使われない例もある。
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また、カードの及ぼす影響は[[環境]]や[[対戦相手]]の[[デッキ]]、戦局などに極度に依存するため、単純に「強い」「弱い」という事は言えないことが多く、絶対的な評価をつけることは難しい。例えば、[[リミテッド]]では強力だが[[構築]]では滅多に用いられないカードや、逆に構築では良く使われるがリミテッドではいまいちなカードも珍しくない。さらに、[[環境]]にアンチカードや[[アンチデッキ]]が存在するために使われない例もある。
  
 
よってカードの性能を測る際は、どういった[[効果]]を持っているか、といった事だけでなく、その効果がどういった局面で有効か、またどういった相手に有効か、という事を考える必要がある。
 
よってカードの性能を測る際は、どういった[[効果]]を持っているか、といった事だけでなく、その効果がどういった局面で有効か、またどういった相手に有効か、という事を考える必要がある。
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==参考==
 
==参考==
 
*[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/ld/258 Defining "Power"] ([[WotC]]、英語)
 
*[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/ld/258 Defining "Power"] ([[WotC]]、英語)
*[http://mtg-jp.com/reading/translated/ld/023306/ カードパワーを定義する] (mtg-jp.com、Defining "Power"の邦訳)
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*[https://web.archive.org/web/20160416194513/https://mtg-jp.com/reading/translated/ld/023306/ カードパワーを定義する] (mtg-jp.com、Defining "Power"の邦訳)
 
*[[用語集]]
 
*[[用語集]]
 
*[[パワーカード]]
 
*[[パワーカード]]
 
*[[上位互換]]
 
*[[上位互換]]

2020年12月31日 (木) 23:11時点における版

カードパワー(Card Power)は、カードのそれ単体での強さのこと。コスト・パフォーマンスの良さを基準にする場合と効果の高さを基準にする場合がある。

当然ながら、基本的には使用するならカードパワーが高いカードの方が好ましい。

ただし、単体でカードパワーが低いとされても、他のカードとの強力なコンボがあればコンボデッキキーカードとなることも多いし、コンボとまでいかなくてもシナジーが優れていれば用いられることもある。さらに言うと、そもそも「カードのそれ単体での強さ」という概念自体そこまで明確なものではない。極端な例を出せば、Black Lotusは純粋に単体ではなんの役にも立たないが、だからといってこのカードのカードパワーが低いとは誰も言わないだろう。

また、カードの及ぼす影響は環境対戦相手デッキ、戦局などに極度に依存するため、単純に「強い」「弱い」という事は言えないことが多く、絶対的な評価をつけることは難しい。例えば、リミテッドでは強力だが構築では滅多に用いられないカードや、逆に構築では良く使われるがリミテッドではいまいちなカードも珍しくない。さらに、環境にアンチカードやアンチデッキが存在するために使われない例もある。

よってカードの性能を測る際は、どういった効果を持っているか、といった事だけでなく、その効果がどういった局面で有効か、またどういった相手に有効か、という事を考える必要がある。

しかし、グッドスタッフジャンクなどカードパワーに重きを置いているデッキも多いのも事実で、無視できる概念では無いことも確か。また、リミテッドではどうしてもカードパワーが高いカードを中心にデッキを組むことが多い(もっとも、上記のようにリミテッドのカードパワーと構築のカードパワーは異なるので注意)。

参考

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