クメーナの覚醒/Kumena's Awakening

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2018年4月19日 (木) 19:14時点における肉屋のレバー串 (トーク | 投稿記録)による版
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Kumena's Awakening / クメーナの覚醒 (2)(青)(青)
エンチャント

昇殿(あなたがパーマネントを10個以上コントロールしているなら、このゲームの間、あなたは都市の承認を得る。)
あなたのアップキープの開始時に、各プレイヤーはそれぞれカードを1枚引く。あなたが都市の承認を持っているなら、代わりに、あなたのみがカードを1枚引く。


吠えたける鉱山/Howling Mineの流れを汲むエンチャント昇殿を達成していると自分のみが追加ドローの恩恵に与れる。

誘発タイミングが自身のアップキープに一括され、各プレイヤーが同時に引くようになっている。このため、吠えたける鉱山の「先に恩恵を与るのが対戦相手である」という弱点を克服出来ているのが嬉しい。更に昇殿を達成してしまえば、毎ターン一方的にカード・アドバンテージを稼ぎ続けられるため大幅に有利になるだろう。手札を増やすことでパーマネントも展開しやすくなるため、自然と昇殿を達成しやすくなるのも噛み合っている。この類のカードの中では4マナとやや重いが、それに見合うだけの効果はあるだろう。

昇殿を達成しやすいリミテッドではアドバンテージ獲得手段として優秀だが、調子に乗ってライブラリーアウトしないよう注意。構築では貴重な追加ドロー系統のカードであり、ターボフォグのようなデッキが成立すれば採用され得る。或いはパーマネントの展開力に重きを置いたトークンデッキなどにおいて、昇殿の達成を前提とした息切れ防止策としての採用も考えられる。対処されにくいエンチャントで固めたデッキとも相性が良い[1]

ライバルとしては同じアズカンタの探索/Search for Azcantaが存在する。あちらはマナ含む3マナを支払ってのタップという起動コストが要求されるが、より終盤に腐りにくい効果となっている[1]

参考

  1. 1.0 1.1 真木孝一郎『マジック:ザ・ギャザリング イクサランの相克公式ハンドブック』(ホビージャパン、2018年1月19日初版)p.25 ISBN 9784798616087
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