グルール一族/The Gruul Clans

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2013年1月4日 (金) 23:59時点におけるブラー (トーク | 投稿記録)による版
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グルール一族/The Gruul Clansは、ラヴニカ/Ravnicaにおける10のギルド/Guildの1つ。赤緑

グルール一族は、文明は欲望を抑圧し、弱者を強者であるかのように見せかける、一種のまやかしや檻だと感じている。彼らにとって、文明は彼らに対する侮辱に他ならない。グルールはその場その場の感情で生き、彼らは他のものにもそうであるよう「勧告」している。昔は強力なギルドであったが、今では物乞い、ならず者、そして略奪者の緩い集まりに成り下がっている。そして、そのならず者達の王者は、最も巨大な指導者--物を壊すことにおいてよく知られている、巨大なサイクロプス腹音鳴らしである。彼はグルール一族のパルンズ/Paruns(創始者)、Cisarzim の子孫を自称しているが、真偽のほどは明らかではない。グルールのならず者達は、近辺の略奪と放火を行い、その廃墟と灰燼の上に居座ることで生き延びている。そして、あらかた略奪が終わり、食料や資源が尽きると、また新たな略奪が始まるのである。

ギルドパクトが締結される前のグルールは、今とは違い都市社会の抑制と、ラヴニカの(当時の)多くの野生生物達の住処となる原生地域の保護を謳う高貴なギルドだった。だが都市の進歩と発展、他の9つのギルドによって彼らは都市の隅へと追いやられていった。シミックは自然の未来の管理者の役割を主張し、セレズニアはラヴニカに残された自然を自らの内に囲い込んだ。ギルドパクトが定める公務から彼らは遠ざけられた。役目が無い彼らを他のギルドは野蛮な未開人とみなした。アゾリウスは法の制定や公的ギルド集会から彼らを締め出した。ボロスは自身の役割を固めるため彼らを扇動者とみなした。オルゾフは彼らの立場が危うい事を利用し多くを労働力や奴隷として扱った。彼らは新しい法から村八分にされ、散り散りとなっていった。いまや彼らはギルドと呼ぶにはあまりにバラバラだが、文明への報復という点ではどのギルドよりも一致団結する。

ゲームでの特徴

ステロイドに代表される二色の組み合わせという事で、非常に攻撃的なギルド/Guild。クリーチャーも暴力的で激情に任せるような能力を持ったものが多い。

独自の能力として狂喜を有する。

関連カード・関連デッキ

参考

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