シルバーバック/Silverback Ape

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[[色拘束]]がきつくなり[[パワー]]が1増えた[[板金鎧のワーム/Plated Wurm]]。もしくは、色拘束がきつくなり[[タフネス]]が1増えた[[針刺ワーム/Spined Wurm]]。5[[マナ]]の[[クリーチャー]]としては[[マナレシオ]]が高く、いかにも[[緑]]らしい大振りな[[バニラ]]である。
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5[[マナ]]5/5の[[バニラ]][[クリーチャー]]
  
[[リミテッド]]ではクセのない[[ファッティ]]として活躍するが、[[構築]]環境ではしょせんバニラ。残念ながら[[トーナメント]]で見かけることは少なかった。同じ5マナ5/5で[[能力]]持ちの[[空を引き裂くもの、閼螺示/Arashi, the Sky Asunder]]の登場も大きかったと思われる。
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[[板金鎧のワーム/Plated Wurm]][[針刺ワーム/Spined Wurm]]と比較すると、[[ダブルシンボル]]になった分[[サイズ]]が大きくなっている。5マナ域では[[色拘束]]の厳しさはそれほど気にならないため、[[マナレシオ]]の良さが際立つ。
  
*緑はクリーチャーが得意な色であるはずなのだが、同マナで[[炎の精霊/Fire Elemental]]を上回るクリーチャーは長らく作られなかった。色拘束が薄くパワーとタフネスが等しい[[針刺ワーム/Spined Wurm]]は割と早い段階でトーナメントリーガルとなったが、純粋にそれを上回るシルバーバックがトーナメントリーガルになったのは実に2003年、マジック10周年の際であった。
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[[リミテッド]]ではクセのない[[ファッティ]]として活躍するが、[[構築]]ではしょせんバニラ。残念ながら[[トーナメント]]で見かけることは少なかった。同じ5マナ5/5で[[能力]]持ちの[[空を引き裂くもの、閼螺示/Arashi, the Sky Asunder]]の登場も大きかったと思われる。
*[[第8版]]ではスターターセットにしか収録されていないので注意。ちなみに[[稀少度]]は[[アンコモン]]扱いとなっている。
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*高齢になると[[再生]][[能力]]を得るようである。→[[年経たシルバーバック/Ancient Silverback]]
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*[[緑]]はクリーチャーのサイズに優れる[[色]]であるはずなのだが、同マナで[[赤]]の[[炎の精霊/Fire Elemental]]を上回るクリーチャーは長らく作られなかった。色拘束が薄くパワーとタフネスが等しい[[針刺ワーム/Spined Wurm]]は割と早い段階で[[リーガル|トーナメントリーガル]]となったが、純粋にそれを上回るシルバーバックがトーナメントリーガルになったのは実に[[2003年]]、[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]10周年の際であった。
*英語名は「Silverback Ape」なので、日本語版では「Ape」部分の訳が略されている。前述の[[年経たシルバーバック/Ancient Silverback]]の方が先に印刷されているので、そちらに語感を合わせたのであろうか。
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*[[第8版]]では[[第8版スターターセット|スターターセット]]にしか収録されていないので注意。ちなみに[[稀少度]]は[[アンコモン]]扱いとなっている。
**または、[[ダスクライダー/Duskrider Falcon]]などと同様、「シルバーバック」だけでも十分に種族名らしいと判断されたのかもしれない。
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*英語名は「Silverback Ape」なため、日本語版では「Ape」部分の訳が省略されている。これは動物の英名を和訳する場合には良くある事例である。
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**ただし「silverback」は種類名ではなく、オスのゴリラが成長して背中の毛が白っぽくなった様子を指す言葉である。ゴリラは年長のオスを中心に群れをつくるため、「シルバーバック」はいわゆる「ボス」に近いニュアンスを持つ。
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==関連カード==
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*高齢になるとさまざまな[[能力]]を得るようである。→[[年経たシルバーバック/Ancient Silverback]]、[[シルバーバックの古老/Silverback Elder]]
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シンプルなバニラなのでいくつかの[[上位互換]]や[[同型再版]]が存在する。
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===上位互換===
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*[[蟻の女王/Ant Queen]] - [[昆虫]][[トークン]][[生成]]能力を持つ。([[基本セット2010]])
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*[[死橋の大巨虫/Deadbridge Goliath]] - 活用(4)([[緑|緑マナ]])(緑)を持つ。([[ラヴニカへの回帰]])
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*[[巨大百足/Colossapede]] - 同じ[[P/T]]で[[シングルシンボル]]のバニラ。([[アモンケット]])
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===同型再版===
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*[[ホロウヘンジの獣/Hollowhenge Beast]] ([[闇の隆盛]]
  
 
==参考==
 
==参考==
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*[[バニラクリーチャー]]
 
*[[カード個別評価:第8版]] - [[アンコモン]]([[スターター]]のみ)
 
*[[カード個別評価:第8版]] - [[アンコモン]]([[スターター]]のみ)
 
*[[カード個別評価:スターター]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:スターター]] - [[アンコモン]]
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__NOTOC__

2022年9月17日 (土) 00:13時点における最新版


Silverback Ape / シルバーバック (3)(緑)(緑)
クリーチャー — 類人猿(Ape)

5/5

5マナ5/5のバニラクリーチャー

板金鎧のワーム/Plated Wurm針刺ワーム/Spined Wurmと比較すると、ダブルシンボルになった分サイズが大きくなっている。5マナ域では色拘束の厳しさはそれほど気にならないため、マナレシオの良さが際立つ。

リミテッドではクセのないファッティとして活躍するが、構築ではしょせんバニラ。残念ながらトーナメントで見かけることは少なかった。同じ5マナ5/5で能力持ちの空を引き裂くもの、閼螺示/Arashi, the Sky Asunderの登場も大きかったと思われる。

  • はクリーチャーのサイズに優れるであるはずなのだが、同マナで炎の精霊/Fire Elementalを上回るクリーチャーは長らく作られなかった。色拘束が薄くパワーとタフネスが等しい針刺ワーム/Spined Wurmは割と早い段階でトーナメントリーガルとなったが、純粋にそれを上回るシルバーバックがトーナメントリーガルになったのは実に2003年マジック10周年の際であった。
  • 第8版ではスターターセットにしか収録されていないので注意。ちなみに稀少度アンコモン扱いとなっている。
  • 英語名は「Silverback Ape」なため、日本語版では「Ape」部分の訳が省略されている。これは動物の英名を和訳する場合には良くある事例である。
    • ただし「silverback」は種類名ではなく、オスのゴリラが成長して背中の毛が白っぽくなった様子を指す言葉である。ゴリラは年長のオスを中心に群れをつくるため、「シルバーバック」はいわゆる「ボス」に近いニュアンスを持つ。

[編集] 関連カード

シンプルなバニラなのでいくつかの上位互換同型再版が存在する。

[編集] 上位互換

[編集] 同型再版

[編集] 参考

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