チケット・カウンター

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(gatherer→wikilink)
 
(3人の利用者による、間の3版が非表示)
1行: 1行:
 
'''チケット・カウンター'''/''Ticket counter''は、[[プレイヤー]]が得る[[カウンター (目印)|カウンター]]の一種。[[Unfinity]]で初登場した。
 
'''チケット・カウンター'''/''Ticket counter''は、[[プレイヤー]]が得る[[カウンター (目印)|カウンター]]の一種。[[Unfinity]]で初登場した。
 
{{カードテキスト
 
{{カードテキスト
|カード名=Blorbian Buddy / ブローブ星人の仲間
+
|カード名=[[ブローブ星人の仲間/Blorbian Buddy|Blorbian Buddy / ブローブ星人の仲間]]
 
|コスト= (緑)
 
|コスト= (緑)
|タイプ=クリーチャー — エイリアン(Alien)・ゲスト(Guest)
+
|タイプ=クリーチャー — エイリアン(Alien) ゲスト(Guest)
|カードテキスト=トランプル<br>(緑),(T):あなたは(TK)(チケット・カウンター1個)を得る。
+
|カードテキスト=トランプル<br />(緑),(T):あなたは(TK)(チケット・カウンター1個)を得る。
 
|PT=1/1
 
|PT=1/1
|Gathererid=580681
 
 
|背景=legal
 
|背景=legal
 
}}
 
}}
 
{{カードテキスト
 
{{カードテキスト
|カード名=Bioluminary / 発光生体
+
|カード名=[[発光生体/Bioluminary|Bioluminary / 発光生体]]
 
|コスト= (2)(青)
 
|コスト= (2)(青)
|タイプ=クリーチャー — マーフォーク(Merfolk)・パフォーマー(Performer)
+
|タイプ=クリーチャー — マーフォーク(Merfolk) パフォーマー(Performer)
 
|カードテキスト=発光生体がプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、あなたは(TK)(TK)を得、その後、あなたがオーナーであり土地でないパーマネント1つにステッカー1枚を貼ってもよい。
 
|カードテキスト=発光生体がプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、あなたは(TK)(TK)を得、その後、あなたがオーナーであり土地でないパーマネント1つにステッカー1枚を貼ってもよい。
 
|PT=1/3
 
|PT=1/3
|Gathererid=580681
 
 
|背景=legal
 
|背景=legal
 
}}
 
}}
 +
 
==解説==
 
==解説==
 
テーマパークのチケットを表したカウンター。[[毒カウンター]]や[[エネルギー・カウンター]]などと同様に[[プレイヤー]]が[[得る]]カウンターである。このカウンターそのものに特別な[[ルール]]はないが、一部の[[ステッカー]]を貼る際の[[コスト]]となる。チケットを得つつステッカーを貼れる自己完結的なカードも多く存在する。
 
テーマパークのチケットを表したカウンター。[[毒カウンター]]や[[エネルギー・カウンター]]などと同様に[[プレイヤー]]が[[得る]]カウンターである。このカウンターそのものに特別な[[ルール]]はないが、一部の[[ステッカー]]を貼る際の[[コスト]]となる。チケットを得つつステッカーを貼れる自己完結的なカードも多く存在する。
26行: 25行:
  
 
*チケットを得るだけではステッカーを貼ることはできない。ステッカーを貼ると指示された[[効果]]でのみ実際に貼ることができる。
 
*チケットを得るだけではステッカーを貼ることはできない。ステッカーを貼ると指示された[[効果]]でのみ実際に貼ることができる。
 +
*Unfinityのカードが[[Gatherer]]に登録されてからしばらく、[[オラクル]]欄のチケット・シンボルが[[タップ・シンボル]]で表記されていたという不備があった。
 +
 
==開発秘話==
 
==開発秘話==
 
開発当初は[[アトラクション]]の「入場券」として用いられる[[リソース]]であったが、途中からステッカーのためにも用いられるようになった。最終的に、2つの[[メカニズム]]で[[リソース]]を共用するとバランス調整が難しくなるためアトラクションとの関わりは削除された<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/making-space-part-1-2022-09-20 Making Space, Part 1]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0036328/ 宇宙を作る その1]([[Making Magic]] [[2022年]]9月20日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。
 
開発当初は[[アトラクション]]の「入場券」として用いられる[[リソース]]であったが、途中からステッカーのためにも用いられるようになった。最終的に、2つの[[メカニズム]]で[[リソース]]を共用するとバランス調整が難しくなるためアトラクションとの関わりは削除された<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/making-space-part-1-2022-09-20 Making Space, Part 1]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0036328/ 宇宙を作る その1]([[Making Magic]] [[2022年]]9月20日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。
  
 
また、カウンターではなく「(T),これを[[生け贄に捧げる]]:[[無色マナ|(◇)]]を加える。このマナはアトラクションやステッカーにしか支払えない。」を持つ[[アーティファクト]]・[[トークン]]として試されていたこともあった<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/unfinity-gauntlet-part-2-2022-10-10 『Unfinity』ガントレット その2]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0036385/ 『Unfinity』ガントレット その2](Making Magic 2022年10月11日 Mark Rosewater著)</ref>。
 
また、カウンターではなく「(T),これを[[生け贄に捧げる]]:[[無色マナ|(◇)]]を加える。このマナはアトラクションやステッカーにしか支払えない。」を持つ[[アーティファクト]]・[[トークン]]として試されていたこともあった<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/unfinity-gauntlet-part-2-2022-10-10 『Unfinity』ガントレット その2]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0036385/ 『Unfinity』ガントレット その2](Making Magic 2022年10月11日 Mark Rosewater著)</ref>。
 +
 
==脚注==
 
==脚注==
 
<references />
 
<references />
 +
 
==参考==
 
==参考==
 
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/unfinity-mechanics-2022-09-20 Unfinity Mechanics]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0036347/ 『Unfinity』のメカニズム]([[Daily MTG]] 2022年9月20日 [[Matt Tabak]]著)
 
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/unfinity-mechanics-2022-09-20 Unfinity Mechanics]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0036347/ 『Unfinity』のメカニズム]([[Daily MTG]] 2022年9月20日 [[Matt Tabak]]著)
39行: 42行:
 
*[[カウンター一覧]]
 
*[[カウンター一覧]]
 
[[Category:カウンター|ちけつと]]
 
[[Category:カウンター|ちけつと]]
 +
{{#cr:107.17}}
 
__NOTOC__
 
__NOTOC__

2024年1月5日 (金) 19:45時点における最新版

チケット・カウンター/Ticket counterは、プレイヤーが得るカウンターの一種。Unfinityで初登場した。


Blorbian Buddy / ブローブ星人の仲間 (緑)
クリーチャー — エイリアン(Alien) ゲスト(Guest)

トランプル
(緑),(T):あなたは(TK)(チケット・カウンター1個)を得る。

1/1



Bioluminary / 発光生体 (2)(青)
クリーチャー — マーフォーク(Merfolk) パフォーマー(Performer)

発光生体がプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、あなたは(TK)(TK)を得、その後、あなたがオーナーであり土地でないパーマネント1つにステッカー1枚を貼ってもよい。

1/3


[編集] 解説

テーマパークのチケットを表したカウンター。毒カウンターエネルギー・カウンターなどと同様にプレイヤー得るカウンターである。このカウンターそのものに特別なルールはないが、一部のステッカーを貼る際のコストとなる。チケットを得つつステッカーを貼れる自己完結的なカードも多く存在する。

上下が凹んだ、縦長の平行四辺形のようなシンボルで表される(カード画像)。略号では(TK)で表される。

効果が「あなたは(TK)を得る」と表されているなら、あなたはその指定された数のチケット・カウンターを得る。チケットシンボルの中にある数字はチケット・コストを表しており(画像)、そのコストを支払うために、プレイヤーは書かれた数字分のチケット・カウンターを取り除く

  • チケットを得るだけではステッカーを貼ることはできない。ステッカーを貼ると指示された効果でのみ実際に貼ることができる。
  • UnfinityのカードがGathererに登録されてからしばらく、オラクル欄のチケット・シンボルがタップ・シンボルで表記されていたという不備があった。

[編集] 開発秘話

開発当初はアトラクションの「入場券」として用いられるリソースであったが、途中からステッカーのためにも用いられるようになった。最終的に、2つのメカニズムリソースを共用するとバランス調整が難しくなるためアトラクションとの関わりは削除された[1]

また、カウンターではなく「(T),これを生け贄に捧げる(◇)を加える。このマナはアトラクションやステッカーにしか支払えない。」を持つアーティファクトトークンとして試されていたこともあった[2]

[編集] 脚注

  1. Making Space, Part 1/宇宙を作る その1(Making Magic 2022年9月20日 Mark Rosewater著)
  2. 『Unfinity』ガントレット その2/『Unfinity』ガントレット その2(Making Magic 2022年10月11日 Mark Rosewater著)

[編集] 参考

引用:総合ルール 20231117.0


QR Code.gif