デーモン

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
4行: 4行:
 
{{#card:Desecration Demon}}
 
{{#card:Desecration Demon}}
  
初出は[[リミテッド・エディション]]の[[奈落の王/Lord of the Pit]]と[[Demonic Hordes]]。[[黒]]の[[大型クリーチャー]]の代表格だったが、その存在の宗教観から、長い氷河期があった[[クリーチャー]]である。後にクリーチャー・タイプが変更されたものを除けば、[[基本セット]]では[[第6版]]から[[第8版]]まで、[[エキスパンション|拡張セット]]では[[アライアンス]]から[[ジャッジメント]]までには収録されなかった。[[オンスロート]]以降は各[[ブロック (総称)|ブロック]]ごとに少なくとも1枚のデーモンが収録され、[[基本セット]]でも[[基本セット2010]]以降は毎回新規のデーモンが登場している。特に[[神河ブロック]]では11体ものデーモンが追加され、一気に数を増やした。[[イニストラード・ブロック]]でも11体のデーモンが追加され、特に[[アヴァシンの帰還]]では初めて[[コモン]]枠のデーモンが追加された。
+
初出は[[リミテッド・エディション]]の[[奈落の王/Lord of the Pit]]と[[Demonic Hordes]]。[[黒]]の[[大型クリーチャー]]の代表格だったが、その存在の宗教観から、長い氷河期があった[[クリーチャー]]である。後にクリーチャー・タイプが変更されたものを除けば、[[基本セット]]では[[第6版]]から[[第8版]]まで、[[エキスパンション|拡張セット]]では[[アライアンス]]から[[ジャッジメント]]までには収録されなかった。しかし[[オンスロート]]以降は各[[ブロック (総称)|ブロック]][[基本セット]]ごとに少なくとも1枚のデーモンが収録されるのが慣例となっており、[[神河ブロック]][[イニストラード・ブロック]]では多くのデーモンが追加された。[[アヴァシンの帰還]]では初めて[[コモン]]枠のデーモンが追加された。
  
 
基本的には[[黒]][[単色]]だが、他の[[色]]を含む[[多色]]にも存在するため各色に存在する。[[赤]][[単色]]のデーモンも2体存在する。
 
基本的には[[黒]][[単色]]だが、他の[[色]]を含む[[多色]]にも存在するため各色に存在する。[[赤]][[単色]]のデーモンも2体存在する。
  
例外はあるが、カードデザインの段階で[[コントローラー]]を傷つけるようなメカニズム的欠点をつけるようにしてある([http://archive.mtg-jp.com/reading/translated/010422/mm114a.cgi 参考])。
+
例外はあるが、カードデザインの段階で[[コントローラー]]を傷つけるようなメカニズム的欠点が与えられることが多い([http://web.archive.org/web/20130403201836/http://archive.mtg-jp.com/reading/translated/010422/mm114a.cgi 参考])。
  
 
[[部族カード]]は神河ブロックとイニストラード・ブロックに多い。
 
[[部族カード]]は神河ブロックとイニストラード・ブロックに多い。
14行: 14行:
 
デーモン・[[トークン]]を出すカードは[[Boris Devilboon]]や[[悪魔の顕現/Demonic Rising]]などがある。
 
デーモン・[[トークン]]を出すカードは[[Boris Devilboon]]や[[悪魔の顕現/Demonic Rising]]などがある。
  
[[伝説の]]デーモン・[[カード]]は[[マジック・オリジン]]現在18枚存在する([http://whisper.wisdom-guild.net/search.php?supertype%5B%5D=legendary&subtype%5B%5D=Demon 「伝説の(Legendary)・デーモン(Demon)」でWHISPER検索])が、[[烏羅未の墳墓/Tomb of Urami]]の能力で[[戦場に出る]]'''烏羅未'''/''Urami''を含めると19体存在することとなる。
+
[[伝説の]]デーモン・[[カード]]は[[両面カード]]の[[第2面]]も含め、[[イニストラードを覆う影]]現在19枚存在する([http://whisper.wisdom-guild.net/search.php?supertype%5B%5D=legendary&subtype%5B%5D=Demon 「伝説の(Legendary)・デーモン(Demon)」でWHISPER検索])が、[[烏羅未の墳墓/Tomb of Urami]]の能力で[[戦場に出る]]'''烏羅未'''/''Urami''を含めると20体存在することとなる。
  
 
==ストーリー==
 
==ストーリー==
 
[[マジック:ザ・ギャザリング]]において、悪魔の定義は「人々の魂の邪悪な部分が物理的な形を取ったもので、非常に心のねじれた人間が死ぬ時に[[黒マナ]]の噴流によって形を成す」となっている。
 
[[マジック:ザ・ギャザリング]]において、悪魔の定義は「人々の魂の邪悪な部分が物理的な形を取ったもので、非常に心のねじれた人間が死ぬ時に[[黒マナ]]の噴流によって形を成す」となっている。
  
[[神河ブロック|神河]]の世界では「鬼/Oni」がこのクリーチャー・タイプになっている。 彼らには額に3つ目の目が描かれており、[[スピリット]]の[[サブタイプ|タイプ]]を併せ持つ。日本で一般的に知られる「鬼」とは若干設定が異なるようだ。また、[[神河ブロック]]では[[オーガ]]を参照するものが何体か存在する。
+
;[[神河/Kamigawa]]
 +
:神河の[[次元/Plane]]では「鬼/Oni」がこのクリーチャー・タイプになっている。 彼らには額に3つ目の目が描かれており、[[スピリット]]の[[サブタイプ|タイプ]]を併せ持つ。日本で一般的に知られる「鬼」とは若干設定が異なるようだ。また、[[神河ブロック]]では[[オーガ]]を参照するものが何体か存在する。
  
[[イニストラード/Innistrad]]では純粋な黒マナからなる存在で、[[デビル]]を従える。
+
;[[イニストラード/Innistrad]]
 +
:純粋な黒マナからなる存在で、[[デビル]]を従える。[[アヴァシン/Avacyn]]が誕生し邪悪な勢力を退けると、その隙間を埋めるように姿を現した。[[人間]]達の中にも彼らを崇拝する者が現れ、それらは[[スカースダグ/The Skirsdag]]と呼ばれる教団となった。彼らは倒されてもマナに還るだけで再び新たな存在となって現れるため、アヴァシンは彼らを倒すのではなく[[獄庫/Helvault#ストーリー|獄庫/Helvault]]に封印する様にした。
  
[[タルキール/Tarkir]]には[[ラクシャーサ/Rakshasa]]と呼ばれる[[猫]]のデーモンが棲息しており、[[スゥルタイ群/The Sultai Brood]]と契約している。歴史改変後のタルキールにおいても、[[シルムガル氏族/The Silumgar clan]]の一員となっている。
+
;[[タルキール/Tarkir]]
 +
:タルキールには[[ラクシャーサ/Rakshasa]]と呼ばれる[[猫]]のデーモンが棲息しており、[[スゥルタイ群/The Sultai Brood]]と契約している。歴史改変後のタルキールにおいても、[[シルムガル氏族/The Silumgar clan]]の一員となっている。
  
 
==参考==
 
==参考==
*[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/feature/219 悪魔だ! デーモンだ! 泥紋駄!―黒最大最悪のクリーチャー・タイプの表現](米Wizards社)
+
*[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/demons-demons-d3m0nz1-2004-07-05 Demons! Demons! D3m0nZ!!1!](Feature 2004年7月5日 [[Brady Dommermuth]]著)
*[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/mr131 悪魔はどこへ行った?―今回はデーモンの話](米Wizards社)
+
*[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/where-have-all-demons-gone-2004-07-05 Where Have All The Demons Gone?](Making Magic 2004年7月5日 [[Mark Rosewater]]著)
*三番目の眼について →[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/arcana/782 Third eye of Oni]
+
*[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/third-eye-oni-2005-03-22 Third eye of Oni](Arcana 2005年3月22日 [[ウィザーズ・オブ・ザ・コースト|Wizards社]])
 
*{{WHISPER検索/サブタイプ|Demon|デーモン(Demon)}}
 
*{{WHISPER検索/サブタイプ|Demon|デーモン(Demon)}}
 
*{{WHISPER検索/カードテキスト|{Demon}|デーモン(Demon)}}
 
*{{WHISPER検索/カードテキスト|{Demon}|デーモン(Demon)}}

2016年4月1日 (金) 13:42時点における版

デーモン/Demonは、クリーチャー・タイプの1つ。


Lord of the Pit / 奈落の王 (4)(黒)(黒)(黒)
クリーチャー — デーモン(Demon)

飛行、トランプル
あなたのアップキープの開始時に、奈落の王以外のクリーチャーを1体生け贄に捧げる。できない場合、奈落の王はあなたに7点のダメージを与える。

7/7


Griselbrand / グリセルブランド (4)(黒)(黒)(黒)(黒)
伝説のクリーチャー — デーモン(Demon)

飛行、絆魂
7点のライフを支払う:カードを7枚引く。

7/7


Desecration Demon / 冒涜の悪魔 (2)(黒)(黒)
クリーチャー — デーモン(Demon)

飛行
各戦闘の開始時に、いずれの対戦相手もクリーチャーを1体生け贄に捧げてもよい。プレイヤー1人がそうした場合、冒涜の悪魔をタップし、これの上に+1/+1カウンターを1個置く。

6/6

初出はリミテッド・エディション奈落の王/Lord of the PitDemonic Hordes大型クリーチャーの代表格だったが、その存在の宗教観から、長い氷河期があったクリーチャーである。後にクリーチャー・タイプが変更されたものを除けば、基本セットでは第6版から第8版まで、拡張セットではアライアンスからジャッジメントまでには収録されなかった。しかしオンスロート以降は各ブロック基本セットごとに少なくとも1枚のデーモンが収録されるのが慣例となっており、神河ブロックイニストラード・ブロックでは多くのデーモンが追加された。アヴァシンの帰還では初めてコモン枠のデーモンが追加された。

基本的には単色だが、他のを含む多色にも存在するため各色に存在する。単色のデーモンも2体存在する。

例外はあるが、カードデザインの段階でコントローラーを傷つけるようなメカニズム的欠点が与えられることが多い(参考)。

部族カードは神河ブロックとイニストラード・ブロックに多い。

デーモン・トークンを出すカードはBoris Devilboon悪魔の顕現/Demonic Risingなどがある。

伝説のデーモン・カード両面カード第2面も含め、イニストラードを覆う影現在19枚存在する(「伝説の(Legendary)・デーモン(Demon)」でWHISPER検索)が、烏羅未の墳墓/Tomb of Uramiの能力で戦場に出る烏羅未/Uramiを含めると20体存在することとなる。

ストーリー

マジック:ザ・ギャザリングにおいて、悪魔の定義は「人々の魂の邪悪な部分が物理的な形を取ったもので、非常に心のねじれた人間が死ぬ時に黒マナの噴流によって形を成す」となっている。

神河/Kamigawa
神河の次元/Planeでは「鬼/Oni」がこのクリーチャー・タイプになっている。 彼らには額に3つ目の目が描かれており、スピリットタイプを併せ持つ。日本で一般的に知られる「鬼」とは若干設定が異なるようだ。また、神河ブロックではオーガを参照するものが何体か存在する。
イニストラード/Innistrad
純粋な黒マナからなる存在で、デビルを従える。アヴァシン/Avacynが誕生し邪悪な勢力を退けると、その隙間を埋めるように姿を現した。人間達の中にも彼らを崇拝する者が現れ、それらはスカースダグ/The Skirsdagと呼ばれる教団となった。彼らは倒されてもマナに還るだけで再び新たな存在となって現れるため、アヴァシンは彼らを倒すのではなく獄庫/Helvaultに封印する様にした。
タルキール/Tarkir
タルキールにはラクシャーサ/Rakshasaと呼ばれるのデーモンが棲息しており、スゥルタイ群/The Sultai Broodと契約している。歴史改変後のタルキールにおいても、シルムガル氏族/The Silumgar clanの一員となっている。

参考

QR Code.gif