ナントゥーコの鞘虫/Nantuko Husk

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[[ファイレクシアの食屍鬼/Phyrexian Ghoul]]の[[同型再版]]。[[クリーチャー・タイプ]]に[[昆虫]]が加えられている。
 
[[ファイレクシアの食屍鬼/Phyrexian Ghoul]]の[[同型再版]]。[[クリーチャー・タイプ]]に[[昆虫]]が加えられている。
  
[[共生するエルフ/Symbiotic Elf]]との[[シナジー]]が目立つため、ともすれば[[リミテッド]]専用の[[クリーチャー]]などと認識される事も少なく無いが、[[レクターグール]]における5枚目以降の[[ファイレクシアの食屍鬼/Phyrexian Ghoul]]としてなど、[[構築]][[環境]]での出番もちゃんとあった。ちなみになぜ5枚目以降なのかと言うと、クリーチャー・タイプが原因。共生するエルフや[[共生のワーム/Symbiotic Wurm]]が生み出す昆虫[[トークン]]への[[部族 (俗称)|部族]]対策効果に巻き込まれる可能性があったため。現在なら[[群がりの庭/Swarmyard]]の恩恵に与れるなどといった利点も存在するのだが、当時はその様なカード・効果も無く、ほぼ「純粋なデメリット」として扱われていた。
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ファイレクシアの食屍鬼同様、[[生け贄に捧げる]][[クリーチャー]]を水増しする手段があると強力。[[リミテッド]]における[[共生するエルフ/Symbiotic Elf]]との[[シナジー]]が有名だが、[[構築]]でも出番があった。
  
[[第9版]]では、[[アンコモン]]になって[[再録]]されている。[[再録]]当初は[[構築]]では使われなかったが、[[ギルドパクト]]で[[オルゾフカラー|白黒]]の[[カード]]が強化されたため、[[構築]]でも見かけるようになった。[[分霊の確約/Promise of Bunrei]]や[[オルゾフの御曹子、テイサ/Teysa, Orzhov Scion]]と一緒に使われることが多い。→[[ゴースト・ハスク]]
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初出時はファイレクシアの食屍鬼とともに[[レクターグール]]に採用された。ただしクリーチャー・タイプに昆虫が追加されたことで、共生するエルフや[[共生のワーム/Symbiotic Wurm]]が生み出す昆虫[[トークン]]への[[部族 (俗称)|部族]]対策に巻き込まれる恐れがあり、一方で[[群がりの庭/Swarmyard]]のような[[部族カード]]も当時はなかったため、あくまでも「5枚目以降のファイレクシアの食屍鬼」という扱いであった。
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[[第9版]]で[[アンコモン]]になって[[再録]]された際は、再録直後こそ目立った活躍はなかったが、[[ギルドパクト]]で[[白黒]]の[[カード]]が強化されたことで採用される機会が多くなった。[[オルゾフ・アグロ]][[分霊の確約/Promise of Bunrei]]や[[オルゾフの御曹子、テイサ/Teysa, Orzhov Scion]]を足した[[ゴースト・ハスク]]では主力クリーチャーとなり、[[黒赤トークン]]でも標準的に採用された。
  
 
*[[第10版を選ぼう]]第8週にて先輩の[[堕天使/Fallen Angel]]と対決し、勝利。[[第10版]]へ[[再録]]された。次の[[基本セット2010]]では[[吸血鬼]]版同型再版である[[吸血鬼の貴族/Vampire Aristocrat]]と交代。
 
*[[第10版を選ぼう]]第8週にて先輩の[[堕天使/Fallen Angel]]と対決し、勝利。[[第10版]]へ[[再録]]された。次の[[基本セット2010]]では[[吸血鬼]]版同型再版である[[吸血鬼の貴族/Vampire Aristocrat]]と交代。

2010年10月25日 (月) 22:53時点における版


Nantuko Husk / ナントゥーコの鞘虫 (2)(黒)
クリーチャー — ゾンビ(Zombie) 昆虫(Insect)

クリーチャーを1体、生け贄に捧げる:ナントゥーコの鞘虫は、ターン終了時まで+2/+2の修整を受ける。

2/2

ファイレクシアの食屍鬼/Phyrexian Ghoul同型再版クリーチャー・タイプ昆虫が加えられている。

ファイレクシアの食屍鬼同様、生け贄に捧げるクリーチャーを水増しする手段があると強力。リミテッドにおける共生するエルフ/Symbiotic Elfとのシナジーが有名だが、構築でも出番があった。

初出時はファイレクシアの食屍鬼とともにレクターグールに採用された。ただしクリーチャー・タイプに昆虫が追加されたことで、共生するエルフや共生のワーム/Symbiotic Wurmが生み出す昆虫トークンへの部族対策に巻き込まれる恐れがあり、一方で群がりの庭/Swarmyardのような部族カードも当時はなかったため、あくまでも「5枚目以降のファイレクシアの食屍鬼」という扱いであった。

第9版アンコモンになって再録された際は、再録直後こそ目立った活躍はなかったが、ギルドパクト白黒カードが強化されたことで採用される機会が多くなった。オルゾフ・アグロ分霊の確約/Promise of Bunreiオルゾフの御曹子、テイサ/Teysa, Orzhov Scionを足したゴースト・ハスクでは主力クリーチャーとなり、黒赤トークンでも標準的に採用された。

参考

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