プロツアー「ラヴニカのギルド」

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'''プロツアー「[[ラヴニカのギルド]]」'''/''Pro Tour Guilds of Ravnica''は、[[2018年]]にアメリカのジョージア州・アトランタで開催された、[[スタンダード]]と[[ブースター・ドラフト]]の[[プロツアー]]。
 
'''プロツアー「[[ラヴニカのギルド]]」'''/''Pro Tour Guilds of Ravnica''は、[[2018年]]にアメリカのジョージア州・アトランタで開催された、[[スタンダード]]と[[ブースター・ドラフト]]の[[プロツアー]]。
  
スタンダード部門の初日の使用率では[[黒緑ビートダウン#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|ゴルガリ・ミッドレンジ]](22.2%)が1位となり、[[白ウィニー/スタンダード/イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|白赤アグロ]](15.9%)が2位に浮上。以下[[イゼット・フェニックス]](12.9%)、[[スライ/スタンダード/イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|赤単アグロ]](12.5%)、[[トリコロール#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|ジェスカイ・コントロール]](11.0%)と続いた<ref>[https://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptgrn/pro-tour-guilds-ravnica-metagame-breakdown-day-one-2018-11-09 Pro Tour Guilds of Ravnica Metagame Breakdown - Day One]/[https://mtg-jp.com/coverage/ptgrn18/article/0031311/ プロツアー『ラヴニカのギルド』メタゲームブレイクダウン:1日目](Event Coverage [[Adam Styborski]]著)</ref>。
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==概要==
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スタンダード部門の初日の使用率では[[黒緑ビートダウン#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|ゴルガリ・ミッドレンジ]](22.2%)が1位となり、[[白ウィニー/スタンダード/イクサラン・ブロック~基本セット2020期|白赤アグロ]](15.9%)が2位に浮上。以下[[イゼット・フェニックス#スタンダード|イゼット・フェニックス]](12.9%)、[[スライ/スタンダード/イクサラン・ブロック~基本セット2020期|赤単アグロ]](12.5%)、[[トリコロール#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|ジェスカイ・コントロール]](11.0%)と続いた<ref>[https://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptgrn/pro-tour-guilds-ravnica-metagame-breakdown-day-one-2018-11-09 Pro Tour Guilds of Ravnica Metagame Breakdown - Day One]/[https://mtg-jp.com/coverage/ptgrn18/article/0031311/ プロツアー『ラヴニカのギルド』メタゲームブレイクダウン:1日目](Event Coverage [[Adam Styborski]]著)</ref>。
  
Top8はいずれも[[赤]]を含む[[デッキ]]となり、特に[[赤白|白赤]]系[[アグロ]]が8人中6人を占める活躍を見せた。決勝は[[白ウィニー/スタンダード/イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|白ウィニー]][[タッチ]][[赤]]の[[ミラーマッチ]]となり、[[Andrew Elenbogen]]が強豪[[Luis Scott-Vargas]]を破って優勝を飾った。
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トップ8はいずれも[[赤]]を含む[[デッキ]]となり、特に[[赤白|白赤]]系[[アグロ]]が8人中6人を占める活躍を見せた。決勝は[[白ウィニー/スタンダード/イクサラン・ブロック~基本セット2020期|白ウィニー]][[タッチ]][[赤]]の[[ミラーマッチ]]となり、[[Andrew Elenbogen]]が強豪[[Luis Scott-Vargas]]を破って優勝を飾った。
  
*[[マジック25周年記念プロツアー]]からの影響により、予選時期が他プロツアーより長い(特に[[Magic Online]]予選)ため、歴代2位の参加者数となった(1位は[[プロツアーチャールストン06]]の525名/175チーム)
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*旧イベント体制最後の[[プロツアー]]。
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*([[マジック25周年記念プロツアー]]の影響により)このプロツアーの予選時期が他プロツアーより長い(特に[[Magic Online]]予選枠)ため、プロツアー歴代2位の参加者数となった(1位は[[プロツアーチャールストン06]]の525名/175チーム)
 
*2018-[[2019年|19]]シーズンの[[プロツアー#プロツアー・チームシリーズ|プロツアー・チームシリーズ]]が開幕。
 
*2018-[[2019年|19]]シーズンの[[プロツアー#プロツアー・チームシリーズ|プロツアー・チームシリーズ]]が開幕。
 
**日本人を含む参加チームは、前年度から引き続き参加する「[[Musashi]]」「Final Last Samurai」「Kusemono」、[[齋藤友晴]]・[[津村健志]]を擁する多国籍チーム「[[Hareruya Pros|Hareruya Axe]]」の4つ<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/competitive-gaming/2018-19-pro-tour-team-series-rosters-2018-10-25 2018–19 Pro Tour Team Series Rosters](Competitive Gaming 2018年10月25日 [[Mike Rosenberg]]著)</ref>。
 
**日本人を含む参加チームは、前年度から引き続き参加する「[[Musashi]]」「Final Last Samurai」「Kusemono」、[[齋藤友晴]]・[[津村健志]]を擁する多国籍チーム「[[Hareruya Pros|Hareruya Axe]]」の4つ<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/competitive-gaming/2018-19-pro-tour-team-series-rosters-2018-10-25 2018–19 Pro Tour Team Series Rosters](Competitive Gaming 2018年10月25日 [[Mike Rosenberg]]著)</ref>。
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!順位!!プレイヤー名!!チーム!!構築の使用デッキ
 
!順位!!プレイヤー名!!チーム!!構築の使用デッキ
 
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|優勝||[[Andrew Elenbogen]]||Cardboard Live||[[白ウィニー/スタンダード/イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|白ウィニー]][[タッチ]][[赤]]
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|優勝||[[Andrew Elenbogen]]||Cardboard Live||[[白ウィニー/スタンダード/イクサラン・ブロック~基本セット2020期|白ウィニー]][[タッチ]][[赤]]
 
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|準優勝||[[Luis Scott-Vargas]]||[[Channel Fireball|ChannelFireball]]||[[白ウィニー/スタンダード/イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|白ウィニー]][[タッチ]][[赤]]
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|準優勝||[[Luis Scott-Vargas]]||[[Channel Fireball|ChannelFireball]]||[[白ウィニー/スタンダード/イクサラン・ブロック~基本セット2020期|白ウィニー]][[タッチ]][[赤]]
 
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|第3位||[[Tay Jun Hao]]||Grey Ogre Games||[[白ウィニー/スタンダード/イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|白赤アグロ]]
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|第3位||[[Tay Jun Hao]]||Grey Ogre Games||[[白ウィニー/スタンダード/イクサラン・ブロック~基本セット2020期|白赤アグロ]]
 
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|第4位||[[Jérémy Dezani]]||[[Hareruya Pros|Hareruya Sword]]||[[白赤ビートダウン#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|ボロス・アグロ]]
 
|第4位||[[Jérémy Dezani]]||[[Hareruya Pros|Hareruya Sword]]||[[白赤ビートダウン#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|ボロス・アグロ]]
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|第5位||[[Wilson Mok]]||なし||[[トリコロール#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|ジェスカイ・コントロール]]
 
|第5位||[[Wilson Mok]]||なし||[[トリコロール#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|ジェスカイ・コントロール]]
 
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|第6位||[[Michael Bernat]]||なし||[[白ウィニー/スタンダード/イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|白ウィニー]][[タッチ]][[赤]]
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|第7位||[[Kasper Nielsen]]||Bolt the Bird||[[白ウィニー/スタンダード/イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|白赤アグロ]]
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|第7位||[[Kasper Nielsen]]||Bolt the Bird||[[白ウィニー/スタンダード/イクサラン・ブロック~基本セット2020期|白赤アグロ]]
 
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|第8位||[[渡辺雄也]]||[[Musashi]]||[[イゼット・フェニックス]]
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|第8位||[[渡辺雄也]]||[[Musashi]]||[[イゼット・フェニックス#スタンダード|イゼット・フェニックス]]
 
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*日時:2018年11月8日
 
*日時:2018年11月8日
 
*会場:Cobb Galleria Centre
 
*会場:Cobb Galleria Centre
*[[フォーマット]][[スタンダード]]([[イクサラン・ブロック]]+[[ドミナリア]]+[[基本セット2019]]+[[ラヴニカのギルド]])
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*[[フォーマット]]:特殊[[スタンダード]]([[イクサラン・ブロック]]+[[ドミナリア]]+[[基本セット2019]]+[[ラヴニカのギルド]])
*それぞれが[[デッキ]]を4つずつ用意し、[[サイドボード]]なしの[[ゲーム]]を行う。デッキはゲームごとに交換してもよいが、[[勝利]]したデッキを再度使用することはできない。4ゲーム先取したプレイヤーが[[マッチ]]の勝者となる。
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*それぞれがスタンダード[[デッキ]]を4つずつ([[サイドボード]]なし・[[基本土地]]以外の同名のカードは合計8枚まで)用意し、[[多人数戦]]の[[マリガン]]ルールを適用する[[ゲーム]]を行う。デッキはゲームごとに交換してもよいが、[[勝利]]したデッキを再度使用することはできない。4ゲーム先取したプレイヤーが[[マッチ]]の勝者となる。
  
 
===対戦結果===
 
===対戦結果===
*1回戦:Luis Salvatto([[クロック・パーミッション#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|青単テンポ]]) ×―○ Seth Manfield([[クロック・パーミッション#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|青単テンポ]])
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*1回戦:Luis Salvatto([[青単テンポ#イクサラン・ブロック〜基本セット2020期|青単テンポ]]) ×―○ Seth Manfield(青単テンポ)
*2回戦:Luis Salvatto(青単テンポ) ○―× Seth Manfield([[スライ/スタンダード/イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|赤単アグロ]])
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*2回戦:Luis Salvatto(青単テンポ) ○―× Seth Manfield([[スライ/スタンダード/イクサラン・ブロック~基本セット2020期|赤単アグロ]])
*3回戦:Luis Salvatto([[トリコロール#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|ジェスカイ・コントロール]]) ○―× Seth Manfield([[白ウィニー/スタンダード/イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|白赤アグロ]])
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*3回戦:Luis Salvatto([[トリコロール#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|ジェスカイ・コントロール]]) ○―× Seth Manfield([[白ウィニー/スタンダード/イクサラン・ブロック~基本セット2020期|白赤アグロ]])
*4回戦:Luis Salvatto([[スライ/スタンダード/イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|赤単アグロ]]) ○―× Seth Manfield([[イゼット・フェニックス]])
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*4回戦:Luis Salvatto([[スライ/スタンダード/イクサラン・ブロック~基本セット2020期|赤単アグロ]]) ○―× Seth Manfield([[イゼット・フェニックス#スタンダード|イゼット・フェニックス]])
*5回戦:Luis Salvatto([[白ウィニー/スタンダード/イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|白ウィニー]]) ×―○ Seth Manfield(白赤アグロ)
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*5回戦:Luis Salvatto([[白ウィニー/スタンダード/イクサラン・ブロック~基本セット2020期|白ウィニー]]) ×―○ Seth Manfield(白赤アグロ)
 
*6回戦:Luis Salvatto(白ウィニー) ○―× Seth Manfield(赤単アグロ)
 
*6回戦:Luis Salvatto(白ウィニー) ○―× Seth Manfield(赤単アグロ)
  
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2023年1月17日 (火) 20:17時点における最新版

プロツアー「ラヴニカのギルド/Pro Tour Guilds of Ravnicaは、2018年にアメリカのジョージア州・アトランタで開催された、スタンダードブースター・ドラフトプロツアー

目次

[編集] 概要

スタンダード部門の初日の使用率ではゴルガリ・ミッドレンジ(22.2%)が1位となり、白赤アグロ(15.9%)が2位に浮上。以下イゼット・フェニックス(12.9%)、赤単アグロ(12.5%)、ジェスカイ・コントロール(11.0%)と続いた[1]

トップ8はいずれもを含むデッキとなり、特に白赤アグロが8人中6人を占める活躍を見せた。決勝は白ウィニータッチミラーマッチとなり、Andrew Elenbogenが強豪Luis Scott-Vargasを破って優勝を飾った。

[編集] 基本データ

[編集] 上位入賞者

順位 プレイヤー名 チーム 構築の使用デッキ
優勝 Andrew Elenbogen Cardboard Live 白ウィニータッチ
準優勝 Luis Scott-Vargas ChannelFireball 白ウィニータッチ
第3位 Tay Jun Hao Grey Ogre Games 白赤アグロ
第4位 Jérémy Dezani Hareruya Sword ボロス・アグロ
第5位 Wilson Mok なし ジェスカイ・コントロール
第6位 Michael Bernat なし 白ウィニータッチ
第7位 Kasper Nielsen Bolt the Bird 白赤アグロ
第8位 渡辺雄也 Musashi イゼット・フェニックス

[編集] 2017-18シーズンプレイヤー・オブ・ザ・イヤー決定戦

併催イベントとして、大会前日に2017-18シーズンのプレイヤー・オブ・ザ・イヤー決定戦が開催された。同シーズンの終了時点でプロツアー・ポイントが同点トップとなったLuis SalvattoSeth Manfieldによるプレーオフである。

[編集] 対戦結果

  • 勝者:Luis Salvatto

[編集] 脚注

  1. Pro Tour Guilds of Ravnica Metagame Breakdown - Day One/プロツアー『ラヴニカのギルド』メタゲームブレイクダウン:1日目(Event Coverage Adam Styborski著)
  2. 2018–19 Pro Tour Team Series Rosters(Competitive Gaming 2018年10月25日 Mike Rosenberg著)

[編集] 参考

2018シーズン
世界選手権
ワールドカップ
世界選手権 - ワールド・マジック・カップ
国別選手権 日本 - アメリカ
プロツアー プロツアー「イクサランの相克」(ビルバオ) - プロツアー「ドミナリア」(リッチモンド) - マジック25周年記念プロツアー(ミネアポリス) - プロツアー「ラヴニカのギルド」(アトランタ)
グランプリ
イクサランの相克
サイクル
サンタクララ - インディアナポリス - ロンドン - ヒューストン - トロント冬 - リヨン - メンフィス
ドミナリア
サイクル
マドリード - サンティアゴ - フェニックス - 京都 - アムステルダム - シアトルレガシースタンダード) - シドニー - ハートフォード - ボローニャ - コロンバス - 北京 - ダラスフォートワース - バーミンガムレガシースタンダード) - トロント春 - ワシントンDC - コペンハーゲン
基本セット2019
サイクル
ラスベガスモダンリミテッド) - シンガポール - ピッツバーグ - バルセロナ - サンパウロ - 千葉 - サクラメント - トリノ - ミネアポリス - ブリュッセル - オーランド - プロビデンス - ロサンゼルス - プラハ - リッチモンドレガシースタンダード) - デトロイト - 香港 - ストックホルム
ラヴニカのギルド
サイクル
モントリオール - メキシコシティ - 名古屋 - デンバー - リール - ニュージャージー - アトランタ - メルボルン - ミルウォーキー - ワルシャワ - 静岡レガシースタンダード) - リバプール - ポートランド
ラヴニカの献身
サイクル
バンクーバー
その他 チームシリーズ決勝 - PoY決定戦 - ヴィンテージ - レガシー - ヨーロッパヴィンテージ - ヨーロッパレガシー - アジアヴィンテージ - アジアレガシー - Finals
1995-19961996-19971997-19981998-19991999-20002000-20012001-20022002-20032003-20042004-20052006200720082009201020112012201320142015201620172018201920202020-20212021-20222022-20232023-2024
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