ヤギ

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'''ヤギ'''/''Goat''は、[[クリーチャー・タイプ]]の1つ。ウシ科ヤギ属の動物の総称。クリーチャー・カードとして存在するものはいずれも[[赤]]の[[クリーチャー]]で、[[サイズ]]は小さめ。また、ヤギ・[[トークン]]を出すカードもあり、これらのトークンは[[白]]い。
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'''ヤギ'''/''Goat''は、[[クリーチャー・タイプ]]の1つ。ウシ科ヤギ属の動物の総称。
  
 
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初出は[[アイスエイジ]]の[[シロイワヤギ/Mountain Goat]]。これと[[ポータル三国志]]の[[黄道の山羊/Zodiac Goat]]の2体しかいなかったため、[[ヌー]]などのように廃止され[[ビースト]]あたりに統合される可能性も心配されていた。しかし[[クリーチャー・タイプ#ローウィン時の大再編|クリーチャー・タイプ大再編]]では[[コロスの一年仔/Colos Yearling]]や[[冠毛の岩角獣/Crested Craghorn]]など4体のビーストにヤギのクリーチャー・タイプが追加され、数を増やすこととなった。
  
長い間[[シロイワヤギ/Mountain Goat]][[黄道の山羊/Zodiac Goat]]の2体しかいなかったため、[[ヌー]]などのように廃止され[[ビースト]]あたりに統合される可能性も心配されていた。しかし2007年9月の[[オラクル]]の改定によって、逆に[[コロスの一年仔/Colos Yearling]]や[[冠毛の岩角獣/Crested Craghorn]]など4体のビーストにヤギのクリーチャー・タイプが追加され、数を増やすこととなった。
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[[]][[]][[]]に存在する。これと言って共通した特徴などはないが、実際の生態を反映してか[[]][[土地渡り|渡り]]を持つ赤のヤギがいくつか存在する。
  
*[[ローウィン]]では[[CIP]]でヤギを[[脅しつけ/Threaten]]する[[山羊さらい/Goatnapper]]なるものが登場。
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[[部族カード]][[ローウィン・シャドウムーア・ブロック]]でヤギを[[脅しつけ/Threaten]]する[[山羊さらい/Goatnapper]]、ヤギを[[生け贄に捧げる]][[スプリングジャック牧場/Springjack Pasture]]が登場したほか、[[モダンホライゾン]]で[[山羊盗り/Goatnap]]が追加された。また、[[基本セット2021]]では[[鳥]]・[[猫]]・[[犬]]・[[雄牛]]・[[蛇]]と兼用で[[鳥獣保護区/Animal Sanctuary]]が登場した。ただし、いずれの[[カード・セット]]にもヤギ・カードは収録されておらず、[[多相]]やトークンと絡めるデザインとなっている(基本セット2021には多相もトークンも存在しない)。
*ヤギ・トークンを出すカードは[[スプリングジャック飼い/Springjack Shepherd]]と[[スプリングジャック牧場/Springjack Pasture]][[交易所/Trading Post]]の3枚。
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*[[Planechase]]ではヤギ・トークンを出す[[次元]]カードである[[ゴールドメドウ/Goldmeadow (次元カード)]]が登場した。
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ヤギ・トークンを[[生成]]するカードは複数存在し、いずれも白の0/1を生成する。(→[[トークン一覧]])
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==ストーリー==
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===コロス/Colos===
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[[ドミナリア/Dominaria]]に生息している動物。[[野生のコロス/Wild Colos]]の[[フレイバー・テキスト]]からは[[ケルド/Keld]]に生息するらしいことがうかがえる。
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小説『[[Time Spiral]]』では「ヤクや山羊のような生物だが普通の5倍ほども大きく攻撃的」と述べられている。「コロスの角笛は[[ケルドの大将軍/Keldon Warlord]]のみが使える」「肉はにおうがソーセージに向いている」などとも。
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カードとしては[[ウルザズ・デスティニー]]収録の2枚のみという状況が続いていたが、[[モダンホライゾン2]]で[[造景屋コロス/Landscaper Colos]]が登場した。
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===[[スプリングジャック/Springjack]]===
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[[ローウィン/Lorwyn]]に生息する、ヤギと[[羊]]と[[兎]]の特徴を併せ持つ動物。
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詳細は[[スプリングジャック/Springjack]]の項を参照。
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===アイベックス/Ibex===
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アルプス山脈に生息する、後ろに向かって湾曲した巨大な角が特徴的なヤギ科の動物。
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[[タルキール/Tarkir]]において[[アブザン家/The Abzan Houses]](および後の[[ドロモカ氏族/The Dromoka clan]])が運搬、戦闘用に徴用している。[[タルキール覇王譚ブロック]]内では[[クリーチャー]]・[[カード]]としては登場しないが、いくつかのカードの[[イラスト]]に登場している([[先頭に立つもの、アナフェンザ/Anafenza, the Foremost]]({{Gatherer|id=386476}})、[[塩路の巡回兵/Salt Road Patrol]]({{Gatherer|id=386648}})など)。[http://mtg-jp.com/reading/translated/ur/0011167/ 公式記事]では戦山羊とも訳されている。
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[[シャンダラー/Shandalar]][[草分けるアイベックス/Pathbreaker Ibex]])、[[カラデシュ/Kaladesh]]([[亢進するアイベックス/Thriving Ibex]])にも生息している。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*{{WHISPER検索/サブタイプ|Goat|ヤギ(Goat)}}
 
*{{WHISPER検索/サブタイプ|Goat|ヤギ(Goat)}}
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*{{WHISPER検索/カードテキスト|{Goat}|ヤギ(Goat)}}
 
*[[クリーチャー・タイプ解説]]
 
*[[クリーチャー・タイプ解説]]
 
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[[Category:クリーチャー・タイプ|やき]]
 
[[Category:クリーチャー・タイプ|やき]]

2024年2月8日 (木) 19:19時点における最新版

ヤギ/Goatは、クリーチャー・タイプの1つ。ウシ科ヤギ属の動物の総称。


Mountain Goat / シロイワヤギ (赤)
クリーチャー — ヤギ(Goat)

山渡り(このクリーチャーは、防御プレイヤーが山(Mountain)をコントロールしているかぎりブロックされない。)

1/1


Battering Craghorn / 乱打する岩角獣 (2)(赤)(赤)
クリーチャー — ヤギ(Goat) ビースト(Beast)

先制攻撃
変異(1)(赤)(赤)(あなたはこのカードを、(3)で2/2クリーチャーとして裏向きに唱えてもよい。これの変異コストで、これをいつでも表向きにしてもよい。)

3/1


Pathbreaker Ibex / 草分けるアイベックス (4)(緑)(緑)
クリーチャー — ヤギ(Goat)

草分けるアイベックスが攻撃するたび、ターン終了時まで、あなたがコントロールするクリーチャーはトランプルを得るとともに+X/+Xの修整を受ける。Xは、あなたがコントロールするクリーチャーの中のパワーの最大値に等しい。

3/3

初出はアイスエイジシロイワヤギ/Mountain Goat。これとポータル三国志黄道の山羊/Zodiac Goatの2体しかいなかったため、ヌーなどのように廃止されビーストあたりに統合される可能性も心配されていた。しかしクリーチャー・タイプ大再編ではコロスの一年仔/Colos Yearling冠毛の岩角獣/Crested Craghornなど4体のビーストにヤギのクリーチャー・タイプが追加され、数を増やすこととなった。

に存在する。これと言って共通した特徴などはないが、実際の生態を反映してか渡りを持つ赤のヤギがいくつか存在する。

部族カードローウィン・シャドウムーア・ブロックでヤギを脅しつけ/Threatenする山羊さらい/Goatnapper、ヤギを生け贄に捧げるスプリングジャック牧場/Springjack Pastureが登場したほか、モダンホライゾン山羊盗り/Goatnapが追加された。また、基本セット2021では雄牛と兼用で鳥獣保護区/Animal Sanctuaryが登場した。ただし、いずれのカード・セットにもヤギ・カードは収録されておらず、多相やトークンと絡めるデザインとなっている(基本セット2021には多相もトークンも存在しない)。

ヤギ・トークンを生成するカードは複数存在し、いずれも白の0/1を生成する。(→トークン一覧

[編集] ストーリー

[編集] コロス/Colos

ドミナリア/Dominariaに生息している動物。野生のコロス/Wild Colosフレイバー・テキストからはケルド/Keldに生息するらしいことがうかがえる。

小説『Time Spiral』では「ヤクや山羊のような生物だが普通の5倍ほども大きく攻撃的」と述べられている。「コロスの角笛はケルドの大将軍/Keldon Warlordのみが使える」「肉はにおうがソーセージに向いている」などとも。

カードとしてはウルザズ・デスティニー収録の2枚のみという状況が続いていたが、モダンホライゾン2造景屋コロス/Landscaper Colosが登場した。

[編集] スプリングジャック/Springjack

ローウィン/Lorwynに生息する、ヤギとの特徴を併せ持つ動物。

詳細はスプリングジャック/Springjackの項を参照。

[編集] アイベックス/Ibex

アルプス山脈に生息する、後ろに向かって湾曲した巨大な角が特徴的なヤギ科の動物。

タルキール/Tarkirにおいてアブザン家/The Abzan Houses(および後のドロモカ氏族/The Dromoka clan)が運搬、戦闘用に徴用している。タルキール覇王譚ブロック内ではクリーチャーカードとしては登場しないが、いくつかのカードのイラストに登場している(先頭に立つもの、アナフェンザ/Anafenza, the Foremostイラスト)、塩路の巡回兵/Salt Road Patrolイラスト)など)。公式記事では戦山羊とも訳されている。

シャンダラー/Shandalar草分けるアイベックス/Pathbreaker Ibex)、カラデシュ/Kaladesh亢進するアイベックス/Thriving Ibex)にも生息している。

[編集] 参考

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