動物の魅了/Animal Magnetism

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(リンクをウェブアーカイブに)
(節削除、訳語と「動物磁気」について。)
13行: 13行:
 
*似たような効果だか選択権がこちらになると[[霊気魔道士の接触/AEthermage's Touch]]になる。
 
*似たような効果だか選択権がこちらになると[[霊気魔道士の接触/AEthermage's Touch]]になる。
  
==訳語==
+
*'''Animal Magnetism'''は、「Animal(動物的な)」+「Magnetism(人を惹きつける力)」からなる熟語で、一般には「肉体的魅力」や「動物磁気」、とも訳される言葉。(「生体磁気」とされることもあるが、これは「biomagnetism」の訳語である。)このカードでは効果のフレーバーを汲んでか、あえて直訳したようだ。
'''Animal Magnetism'''は、「Animal(動物的な)」+「Magnetism(人を惹きつける力)」からなる熟語で、一般には「肉体的魅力」や「催眠力」を意味するが、「動物磁気」とも訳される言葉。
+
  
「動物磁気」とは、宇宙に充満するガスの一種であり、病気は体内の磁気の不均衡から生じるとする説。催眠術治療の創設者とされるメスメル(Mesmer.メスマーとも)が唱えた。メスメリズム(mesmerism.催眠術とも)。→[http://en.wikipedia.org/wiki/Animal_magnetism 参考]
+
**なお、「動物磁気」とは、メスメル(Mesmer.メスマーとも)が唱えた、地上や体内を含む宇宙全体に充満しているとされる磁気。彼はこれにもとづく治療法を創始したが、これは今で言う催眠術治療であった。英語では催眠術は"animal magnetism"や"mesmerism"とも呼ばれる。→[http://en.wikipedia.org/wiki/Animal_magnetism 参考]
  
また、「Animal Magnetism」の訳には「生体磁気」が適正と主張する説もあるが、「生体磁気」は「biomagnetism」の訳語である。以上の事から、[[カード名]]の「動物の魅了」は「肉体的魅力」の意と解釈して翻訳したものであり、訳語として特におかしなものではない。
 
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[http://web.archive.org/web/20080202131451/http://braingeyser.at.infoseek.co.jp/04/0219.html 18,000 Words: The 100 Worst Magic Cards of All Time] 第49位(Braingeyser)
 
*[http://web.archive.org/web/20080202131451/http://braingeyser.at.infoseek.co.jp/04/0219.html 18,000 Words: The 100 Worst Magic Cards of All Time] 第49位(Braingeyser)
 
*[[カード個別評価:オンスロート]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:オンスロート]] - [[レア]]

2011年1月3日 (月) 01:07時点における版


Animal Magnetism / 動物の魅了 (4)(緑)
ソーサリー

あなたのライブラリーのカードを上から5枚公開する。対戦相手1人は、それらの中からクリーチャー・カードを1枚選ぶ。そのカードを戦場に出し、残りをあなたの墓地に置く。


ライブラリーからクリーチャー戦場に出せるソーサリー

はっきり言って使いにくい。コスト支払うことなくクリーチャーを戦場に出せるといえば聞こえはいいが、これ自体が5マナ重く、確実性も低い。せっかくだから強力なクリーチャーを戦場に出したいものだが、選択権が相手にあるため、別の適当なクリーチャーを選ばれて終わってしまいがち。そのため、狙ったクリーチャーを戦場に出すには、巻物棚/Scroll Rackなどと併用して、ライブラリーの一番上から5枚以内にそのカードを置き、なおかつ5枚の中に他のクリーチャー・カードがないように調整しなくてはならず、手間がかかる。

5枚公開することが必ずしもメリットとは言えず、野生の呼び声/Call of the Wildの方が単純で使いやすい。ウィニーデッキならば、デッキ内のクリーチャー・カードの枚数も多く、何が出ても大差は無いのでよいかもしれないが、そうなるとやはり重さが気になる。

リアニメイトデッキのように、どのクリーチャーも脅威であり、なおかつ墓地のカードを再利用しやすいデッキならば利用価値はあるかもしれない。 生き埋め/Buried Aliveの方が確実ではあるが、単純にライブラリーを掘る枚数だけを見ればこちらの方が上。また、せっかく使うのならば発掘を持つカードも併用するとよい。ガイアの祝福/Gaea's Blessingと組めば、エクステンデッドオースデッキもどきを作れるかもしれない。

  • Animal Magnetismは、「Animal(動物的な)」+「Magnetism(人を惹きつける力)」からなる熟語で、一般には「肉体的魅力」や「動物磁気」、とも訳される言葉。(「生体磁気」とされることもあるが、これは「biomagnetism」の訳語である。)このカードでは効果のフレーバーを汲んでか、あえて直訳したようだ。
    • なお、「動物磁気」とは、メスメル(Mesmer.メスマーとも)が唱えた、地上や体内を含む宇宙全体に充満しているとされる磁気。彼はこれにもとづく治療法を創始したが、これは今で言う催眠術治療であった。英語では催眠術は"animal magnetism"や"mesmerism"とも呼ばれる。→参考


参考

QR Code.gif