執拗なネズミ/Relentless Rats

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(同じルール破壊を持つ「影生まれの使徒/Shadowborn Apostle」について追加)
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*[[アンコモン]]なので10枚20枚と集めるのは結構つらい。[[コモン]]なら執拗なネズミデッキももっと隆盛したかもしれないが、[[リミテッド]]を考えれば妥当なところか。
 
*[[アンコモン]]なので10枚20枚と集めるのは結構つらい。[[コモン]]なら執拗なネズミデッキももっと隆盛したかもしれないが、[[リミテッド]]を考えれば妥当なところか。
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*上記の通り[[基本セット2011]]以降は再録されていないが、[[基本セット2014]]に同じルール破壊を持つ[[影生まれの使徒/Shadowborn Apostle]]が登場した。なお、こちらは[[コモン]]で集めやすくなっている。
  
 
==ルール==
 
==ルール==

2013年7月23日 (火) 22:39時点における版


Relentless Rats / 執拗なネズミ (1)(黒)(黒)
クリーチャー — ネズミ(Rat)

執拗なネズミは、戦場に出ている他の《執拗なネズミ/Relentless Rats》という名前のクリーチャー1体につき、+1/+1の修整を受ける。
1つのデッキに《執拗なネズミ/Relentless Rats》という名前のカードを望む枚数だけいれることができる。

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疫病ネズミ/Plague Ratsのリメイク版。疫病ネズミ同様、同じ名前クリーチャーが集まることで強化されるが、これは4枚制限ルールを無視する能力によって際限なく強化することが可能。ミラディン・ブロックのルールの破壊ぶりを象徴するカードの1枚である。

デッキに執拗なネズミが多ければ多いほど強化されるため、極端な話、執拗なネズミと沼/Swampだけのデッキを作る事も出来る。安定性はピカ一で、展開すれば驚異的なサイズに育つだろうが、ロボトミー/Lobotomy頭蓋の摘出/Cranial Extraction不同の力線/Leyline of Singularityなど絶望的な天敵や対処できない状況が多すぎるので、手札破壊など多少のサポートを採用したほうがいいだろう。

霊気の薬瓶/AEther Vial捨て身の研究/Desperate Researchなどもサポートとしては便利。織端の石/Thrumming Stoneとは抜群の相性を誇り、同時に伏魔殿/Pandemoniumヤヴィマヤの火/Fires of Yavimayaもあれば即座にゲームを決めることも可能だろう。

第10版から基本セット2011で続けて収録されていた。マジックの黄金律である「カードルールに優先する」を初心者に強く理解させるカードであるためだろうか。基本セット2012以降は再録されていない。

ルール

  • 2番目の能力は、ゲーム開始前(ゲームを開始できるかどうか)にだけ適用される。ゲームが始まれば実質的に意味はない。例えば、5体以上戦場に存在しているときに謙虚/Humilityなどでこの能力を失っても、何も起こらない。
    • これは「デッキ」はゲームが開始すると「ライブラリー」となり、「サイドボード」は「ゲームの外部のカード」となるため。4枚制限ルールはあくまで「デッキ」に対して適用されるものであり、「ライブラリーの中に同名カードを5枚以上入れてはならない」というルールは存在しない。
  • サイドボードはデッキの一部である。望むなら、サイドボードにこのカードを5枚以上(15枚でも)入れてもよい。サイドボードとメインデッキあわせて5枚以上に(たとえば、メイン3枚、サイド2枚のように)なっても問題ない。
  • CR:112.6mにより、この能力は総合ルールだけでなく他の文書で設定されている各形式の枚数上限設定も(それが制限禁止になっていなければ)無視できる。よってこのカードは統率者戦でも(99枚以下の)好きな枚数入れることができる。

参考

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