墓地ストーム

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
(6人の利用者による、間の9版が非表示)
3行: 3行:
 
|英名=Gravestorm
 
|英名=Gravestorm
 
|種別=[[誘発型能力]]
 
|種別=[[誘発型能力]]
|登場セット=[[未来予知]]
+
|登場セット=[[未来予知]]<br>[[カルロフ邸殺人事件統率者デッキ]]
 
|リーガル=legal
 
|リーガル=legal
|CR=502.67
 
 
}}
 
}}
  
'''墓地ストーム'''/''Gravestorm''は、[[未来予知]]に登場した[[キーワード能力]]。墓地ストームを持つ[[呪文]]を[[プレイ]]したときに[[誘発]]する[[誘発型能力]]である。
+
'''墓地ストーム'''(ぼち~)/''Gravestorm''は、[[未来予知]]で登場した[[キーワード能力]]。墓地ストームを持つ[[呪文]]を[[唱える|唱えた]]ときに[[誘発]]する[[誘発型能力]]である。
  
 
{{#card:Bitter Ordeal}}
 
{{#card:Bitter Ordeal}}
  
==解説==
+
==定義==
'''墓地ストーム'''/''Gravestorm''は、「[[あなた]]がこの呪文をプレイしたとき、この[[ターン]][[]]からいずれかの[[墓地]]に置かれた[[パーマネント]]1つにつき、この呪文の[[コピー]]を1つ[[スタック]]に置く。この呪文が[[対象]]を取る場合、あなたはそれぞれのコピーの対象を選びなおしてもよい。」を意味する。
+
'''墓地ストーム'''/''Gravestorm''は、「[[あなた]]がこの呪文を唱えたとき、この[[ターン]]の間に[[戦場]]からいずれかの[[墓地に置く|墓地に置かれた]][[パーマネント]]1つにつき、この呪文の[[コピー]]を1つ[[スタック]]に置く。この呪文が[[対象]]を取る場合、あなたはそれぞれのコピーの対象を選びなおしてもよい。」を意味する。
  
 
==解説==
 
==解説==
名前の通り[[ストーム]]の亜種であり、カウントするものが違っている以外は同一の挙動をする。
+
名前の通り[[ストーム]]の亜種であり、数えるものが違っている以外はほぼ同一の挙動をする。
  
未来予知で大量に追加されたキーワード能力の1つで、未来予知発売時点で激情を持つカードは[[タイムシフト]]の[[苦々しい試練/Bitter Ordeal]]しか存在しない。
+
未来予知で大量に追加されたキーワード能力の1つで、未来予知発売時点で墓地ストームを持つカードは[[タイムシフト]]の[[苦々しい試練/Bitter Ordeal]]しか存在しなかった。十余年経ったカルロフ邸殺人事件統率者デッキで2枚目の[[遺体の追跡/Follow the Bodies]]が追加された。
  
 
===ルール===
 
===ルール===
*パーマネントは場に出ているカードや[[トークン]]を指すため、墓地に置かれたトークンもカウントする。それ以外の方法で墓地に置かれたカード(手札や[[ライブラリー]]から直接墓地に置くなど)はカウントしない。
+
*パーマネントは戦場に出ているカードや[[トークン]]を指すため、墓地に置かれたトークンもカウントする。それ以外の方法で墓地に置かれたカード(手札や[[ライブラリー]]から直接墓地に置くなど)はカウントしない。
 +
*ストームとは異なり、「墓地ストームの解決」より前に墓地に置かれたものを数える。ストームは「その呪文が唱えられた時点」より前のものを数えるので注意。
  
 
===その他===
 
===その他===
*相手に能動的に呪文をプレイさせる手段はほとんど存在しないが、相手のパーマネントを墓地に送る手段は限りなく存在する。そういった意味では本家ストームと違って特別な[[ギミック]]無しでも大量のストーム数を稼ぐことができる。
+
*[[対戦相手]]に能動的に呪文を唱えさせる手段はほとんど存在しないが、対戦相手のパーマネントを[[墓地]]に送る手段は限りなく存在する。そういった意味では本家ストームと違って特別な[[ギミック]]無しでも大量のストーム数を稼ぐことができる。
 
*英語名が同じカードが存在する(→[[墓所の嵐/Gravestorm]])。
 
*英語名が同じカードが存在する(→[[墓所の嵐/Gravestorm]])。
 +
*[[Mark Rosewater]]は、墓地ストームが今後再登場する可能性について「まずない」と回答していた<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/modern-mailbag-2015-05-18 Modern Mailbag]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0014953/ モダン一問一答]([[Making Magic]] [[2015年]]5月18日 Mark Rosewater著)</ref><ref>[https://mtg-jp.com/reading/mm/0034247/ バック・トゥ・ザ・『未来予知』(フューチャーサイト)]([[Making Magic]] 2020年8月3日)</ref>。
 +
 +
==脚注==
 +
<references/>
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*{{WHISPER検索/カードテキスト|墓地ストーム}}
 
*{{WHISPER検索/カードテキスト|墓地ストーム}}
 
*[[キーワード能力]]
 
*[[キーワード能力]]
*[[ルーリング#キーワード能力|ルーリング]]
+
*[[ルーリング]]
 
+
__NOTOC__
{{#cr:502.67}}
+
{{#cr:{{キーワード能力のCR番号|墓地ストーム}}}}
 
[[Category:キーワード能力|ほちすとおむ]]
 
[[Category:キーワード能力|ほちすとおむ]]
__NOTOC__
 

2024年2月12日 (月) 14:22時点における最新版

墓地ストーム/Gravestorm
種別 誘発型能力
登場セット 未来予知
カルロフ邸殺人事件統率者デッキ
CR CR:702.69

墓地ストーム(ぼち~)/Gravestormは、未来予知で登場したキーワード能力。墓地ストームを持つ呪文唱えたときに誘発する誘発型能力である。


Bitter Ordeal / 苦々しい試練 (2)(黒)
ソーサリー

プレイヤー1人を対象とし、そのプレイヤーのライブラリーからカードを1枚探し、そのカードを追放する。その後そのプレイヤーはライブラリーを切り直す。
墓地ストーム(あなたがこの呪文を唱えたとき、このターンにそれより前に墓地に置かれたパーマネント1つにつきそれを1回コピーする。あなたはそのコピーの新たな対象を選んでもよい。)


[編集] 定義

墓地ストーム/Gravestormは、「あなたがこの呪文を唱えたとき、このターンの間に戦場からいずれかの墓地に置かれたパーマネント1つにつき、この呪文のコピーを1つスタックに置く。この呪文が対象を取る場合、あなたはそれぞれのコピーの対象を選びなおしてもよい。」を意味する。

[編集] 解説

名前の通りストームの亜種であり、数えるものが違っている以外はほぼ同一の挙動をする。

未来予知で大量に追加されたキーワード能力の1つで、未来予知発売時点で墓地ストームを持つカードはタイムシフト苦々しい試練/Bitter Ordealしか存在しなかった。十余年経ったカルロフ邸殺人事件統率者デッキで2枚目の遺体の追跡/Follow the Bodiesが追加された。

[編集] ルール

  • パーマネントは戦場に出ているカードやトークンを指すため、墓地に置かれたトークンもカウントする。それ以外の方法で墓地に置かれたカード(手札やライブラリーから直接墓地に置くなど)はカウントしない。
  • ストームとは異なり、「墓地ストームの解決」より前に墓地に置かれたものを数える。ストームは「その呪文が唱えられた時点」より前のものを数えるので注意。

[編集] その他

  • 対戦相手に能動的に呪文を唱えさせる手段はほとんど存在しないが、対戦相手のパーマネントを墓地に送る手段は限りなく存在する。そういった意味では本家ストームと違って特別なギミック無しでも大量のストーム数を稼ぐことができる。
  • 英語名が同じカードが存在する(→墓所の嵐/Gravestorm)。
  • Mark Rosewaterは、墓地ストームが今後再登場する可能性について「まずない」と回答していた[1][2]

[編集] 脚注

  1. Modern Mailbag/モダン一問一答Making Magic 2015年5月18日 Mark Rosewater著)
  2. バック・トゥ・ザ・『未来予知』(フューチャーサイト)(Making Magic 2020年8月3日)

[編集] 参考

引用:総合ルール 20231117.0

QR Code.gif