大狸/Greater Tanuki

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[[エンチャント]]かつ[[]]である[[クリーチャー]]。大狸なので6マナ6/5[[トランプル]]持ちと[[ワーム]]並の大きさになっている。
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[[魂力]]を持つ[[クリーチャー・エンチャント]]。“大”狸なので、6[[マナ]]6/5[[トランプル]]持ちと[[ワーム]]並の大きさを誇る。
  
コストパフォーマンスはそこそこだが、スタンダードでは5マナ以下に強力なカードが多いため、[[リミテッド]]で活用したい。エンチャントであることは同パックのカードとの[[シナジー]]にもなり易いが、逆にその専用除去の対象になりやすいデメリットにもなっている。
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魂力は3マナの[[不屈の自然/Rampant Growth]]のような[[能力]][[マナ基盤]]が整わないと[[唱える|唱え]]られない[[大型クリーチャー]]に序盤の[[土地]][[サーチ]]としても使える機能が備わっていて、骨格としては[[豆の木の巨人/Beanstalk Giant]]に近い。それと異なり、土地サーチとして使った後は何らかの手段で[[墓地]]から[[回収]]しなければ[[クリーチャー]]として再利用できなかったり、土地サーチの性能自体も[[タップイン]]だったりと使い勝手は大きく劣るが、[[リミテッド]]での展開の安定化と、中~終盤の地上戦力としては変わらず使いやすく、[[エンチャント]][[シナジー]]も期待できる。[[スタンダード]][[構築]]では5マナ以下でも強力な[[カード]]が多いため、エンチャントを気軽に墓地に置く手段が欲しいなど、特殊なデッキでなければ居場所を見出すのは難しいか。
 
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[[魂力]]は3マナの[[不屈の自然/Rampant Growth]]のような[[能力]][[土地]]サーチは比較的重宝するので、序盤に来ても困る事は少ないだろう。
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*狸なのに[[クリーチャー・タイプ]][[]]であることが話題になった。確かに狸はイヌ科の生物であるが、同じイヌ科の[[]]が単独のクリーチャー・タイプであることや、生物学的には同種の[[]]も単独でクリーチャー・タイプとなっていることから、イヌ科のクリーチャー・タイプの法則からは外れていることになる。それとは別に、狸の英名がRaccoon Dogであることが由来である可能性もある。
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*狸なのに[[クリーチャー・タイプ]]が[[犬]]であることが話題になった。確かに狸はイヌ科の生物であるが、同じイヌ科の[[狐]]が単独のクリーチャー・タイプであることや、生物学的には同種の[[狼]]も単独でクリーチャー・タイプとなっていることから、イヌ科のクリーチャー・タイプの法則からは外れていることになる。
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**狸は現実世界では日本をはじめ中国やロシア南東部から一部ヨーロッパ地域などそこそこ広範囲に生息しているが、ポップカルチャーではもっぱら日本に関連付けられがちであり、登場させられる[[次元/Plane]]が限定されるが故か。また、それとは別に、狸の英名がJapanese Raccoon Dogであるからという可能性もある。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:神河:輝ける世界]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:神河:輝ける世界]] - [[コモン]]

2022年2月15日 (火) 11:17時点における版


Greater Tanuki / 大狸 (4)(緑)(緑)
クリーチャー エンチャント — 犬(Dog)

トランプル
魂力 ― (2)(緑),大狸を捨てる:あなたのライブラリーから基本土地カード1枚を探し、タップ状態で戦場に出す。その後、ライブラリーを切り直す。

6/5

魂力を持つクリーチャー・エンチャント。“大”狸なので、6マナ6/5トランプル持ちとワーム並の大きさを誇る。

魂力は3マナの不屈の自然/Rampant Growthのような能力マナ基盤が整わないと唱えられない大型クリーチャーに序盤の土地サーチとしても使える機能が備わっていて、骨格としては豆の木の巨人/Beanstalk Giantに近い。それと異なり、土地サーチとして使った後は何らかの手段で墓地から回収しなければクリーチャーとして再利用できなかったり、土地サーチの性能自体もタップインだったりと使い勝手は大きく劣るが、リミテッドでの展開の安定化と、中~終盤の地上戦力としては変わらず使いやすく、エンチャントシナジーも期待できる。スタンダード構築では5マナ以下でも強力なカードが多いため、エンチャントを気軽に墓地に置く手段が欲しいなど、特殊なデッキでなければ居場所を見出すのは難しいか。

  • 狸なのにクリーチャー・タイプであることが話題になった。確かに狸はイヌ科の生物であるが、同じイヌ科のが単独のクリーチャー・タイプであることや、生物学的には同種のも単独でクリーチャー・タイプとなっていることから、イヌ科のクリーチャー・タイプの法則からは外れていることになる。
    • 狸は現実世界では日本をはじめ中国やロシア南東部から一部ヨーロッパ地域などそこそこ広範囲に生息しているが、ポップカルチャーではもっぱら日本に関連付けられがちであり、登場させられる次元/Planeが限定されるが故か。また、それとは別に、狸の英名がJapanese Raccoon Dogであるからという可能性もある。

参考

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