奮励

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*「望む数の~を対象とする」という語が使われているため誤解を招きがちだが、対象を無制限に増やす[[メカニズム]]ではない。対象を1つ増やすごとに1回の追加コストを支払うメカニズムである。[[生撃ち]]では対象1つ、奮励コストを1回払えば対象2つ、2回払えば対象3つ…と覚えると理解しやすい。
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**例として[[アジャニの存在/Ajani's Presence]]ならば、[[クリーチャー]]1体を対象として唱えるなら追加コストなしの「(白)」、2体なら(白)+(2)(白)で「(2)(白)(白)」、3体なら(白)+(2)(白)+(2)(白)で「(4)(白)(白)(白)」…と[[総コスト]]が増えていく。
 
*一つの奮励呪文で同じ対象を2回選ぶことはできない。
 
*一つの奮励呪文で同じ対象を2回選ぶことはできない。
 
*何らかの[[効果]]([[骨の神託者/Oracle of Bones]]など)によって奮励を持つカードを[[マナ・コスト]]を支払うことなく唱える場合、二つ目以降の対象については追加コストを支払う必要がある。
 
*何らかの[[効果]]([[骨の神託者/Oracle of Bones]]など)によって奮励を持つカードを[[マナ・コスト]]を支払うことなく唱える場合、二つ目以降の対象については追加コストを支払う必要がある。

2020年12月28日 (月) 03:33時点における版

奮励(ふんれい)/Striveは、ニクスへの旅で初登場した能力語


Ajani's Presence / アジャニの存在 (白)
インスタント

奮励 ― この呪文を唱えるためのコストは、2つ目以降の対象1つにつき(2)(白)多くなる。
望む数のクリーチャーを対象とする。ターン終了時まで、それらはそれぞれ+1/+1の修整を受けるとともに破壊不能を得る。(ダメージや「破壊する」効果では、それは破壊されない。)


解説

追加コスト支払うことでソーサリーインスタント対象を増やせる能力を表す。

統率者2020で再登場し、新たに銅纏いの呼集/Call the Coppercoatsが追加された。

ルール

  • 「望む数の~を対象とする」という語が使われているため誤解を招きがちだが、対象を無制限に増やすメカニズムではない。対象を1つ増やすごとに1回の追加コストを支払うメカニズムである。生撃ちでは対象1つ、奮励コストを1回払えば対象2つ、2回払えば対象3つ…と覚えると理解しやすい。
  • 一つの奮励呪文で同じ対象を2回選ぶことはできない。
  • 何らかの効果骨の神託者/Oracle of Bonesなど)によって奮励を持つカードをマナ・コストを支払うことなく唱える場合、二つ目以降の対象については追加コストを支払う必要がある。

その他

  • 火の玉/Fireballと性質がよく似ている。
  • 同様に多重キッカーとも似ている。多重キッカーが呪文の質(火力呪文なら威力)を増やすが、こちらは呪文の量を増やす(火力呪文なら取る対象数)のに特化している。
  • 効果が増えるという点では複製とも似ているが、こちらはコピーでなく対象が増えるだけなので、打ち消しは1度で済む。
  • 複数のクリーチャーを対象にできることから、英雄的との相性が良い。

参考

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