強要/Coercion

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2011年9月24日 (土) 06:51時点における220.111.67.216 (トーク) - whois による版
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Coercion / 強要 (2)(黒)
ソーサリー

対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の手札を公開する。あなたはその中からカードを1枚選ぶ。そのプレイヤーは、そのカードを捨てる。


あなたが選んだカードを問答無用で捨てさせる手札破壊カード

カード・タイプを問わずに捨てさせられるため、いつでも最も危険なカードを選択でき、空振りに終わる危険がほとんどない。だが、「何でも捨てさせられる」と言うと聞こえはいいが、実際には「捨てさせられる種類に制限がついたが、そのぶんマナ・コスト軽くなった亜種」に比べると使い勝手は大きく劣る。3マナと重い=3ターン目にならないと撃てないこのカードでは、結局ウィニークリーチャー土地を捨てさせるには遅すぎて効果が薄いし、コントロールデッキのキーカードを狙うには打ち消しなどに対する隙が大きすぎる。逆に考えれば、1マナになったことでそれらの欠点が解消されたことが強迫/Duressが強かった理由であるとも言えるだろう。

このように、「単発」の手札破壊としては控えめなカードパワーで、残念ながらあまり出番はないのが現状で、特にテンペスト第6版再録の際は、マナ・コストが同じで明確にアドバンテージが取れる呆然/Stuporの陰に隠れてしまっていた。しかし幾多の失敗を経て作られたカードだけあり、基本セットポータルシリーズにたびたび再録されるなど、「こちらが選んで捨てる」タイプの手札破壊呪文の基本カードとして扱われる良カードである。

参考

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