甲鱗のワーム/Scaled Wurm

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2009年10月9日 (金) 14:20時点における219.42.182.139 (トーク) - whois による版
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Scaled Wurm / 甲鱗のワーム (7)(緑)
クリーチャー — ワーム(Wurm)

7/6

初心者に、大きいだけクリーチャーは弱いのだ、と教えるためにあるかのようなカード重い上に、回避能力を持たず、大きい以外の除去耐性を持たない、というのがその理由。そこに気付けば初心者脱出も近いだろう。似たような役割を持つカードに、大喰らいのワーム/Craw Wurmラッキーチャームがある。

しかしながら、リミテッドでは7/6が出てくるとバニラとは言え3回通れば勝負が決まるのだから困りもの。第5版第6版でこれを超えるサイズのクリーチャーはレアに4枚あるだけなので、始めたばかりのプレイヤー同士の殴り合いならばまず負けることは無い。また、第9版におけるリミテッドでははびこり/Overgrowthによるマナ加速と抜群の相性であった。しかも2枚ともコモンなので、2枚が揃う状況は非常に多かった。

上位互換には超大なベイロス/Enormous Balothキヅタの精霊/Ivy Elemental残忍なハイドラ/Feral Hydraカヴーの上等王/Kavu Primarch、また、トークンであるため完全ではないが限りなく近いワーム呼び/Wurmcallingがある。このサイズのクリーチャーになると、大抵はダブルシンボル以上になるため、意外と少ない。

シングルシンボルはメリットではあるが、普通8マナが出る頃には緑マナが2〜3個出せるのでその利点がほとんどない。ただし、ウルザトロンタッチした場合、そのメリットが生かされる。実際にフェッチランドから1枚差しのTropical Islandでこれをタッチした青単BtBレガシーの大会で準優勝したことがある。他にも、オースバベルなど、様々なデッキにおいてこのカードを1枚差しした例が見られる。このカードに不思議な人気があることを示すエピソードといえる。

参考

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