連弾炎/Pyromatics

提供:MTG Wiki

2022年6月7日 (火) 18:58時点における60.36.122.53 (トーク) - whois による版
移動: 案内, 検索

Pyromatics / 連弾炎 (1)(赤)
インスタント

複製(1)(赤)(あなたがこの呪文を唱えるとき、あなたがその複製コストを支払った回数1回につき、それをコピーする。あなたはそのコピーの新しい対象を選んでもよい。)
クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。連弾炎はそれに1点のダメージを与える。


イゼット団が擁する複製持ち軽量インスタント火力

割り振り可能で、その時々のマナ具合によって火加減を調節できるというX火力のような特徴を持つが、ダメージ効率は2マナで1点とお世辞にも高いとは言えず、単純なコスト・パフォーマンスは過去の割り振りX火力であるMeteor Showerとどろく雷鳴/Rolling Thunderに劣る。

しかしながら、コピーでダメージを増やすという性質は通常のX火力にはない特徴で、その性質上打ち消し対象の変更に強い耐性を持つため、赤マナや任意の無限マナを発生させるコンボデッキ決め技には適している。この場合は苦悩火/Banefireあたりがライバルとなるか。

パウパーでは、打ち消しに強い点を買われ、Freed Comboゴブリン頑強で採用されている。前者では交錯の混乱/Muddle the Mixtureサーチできる利点もある。

除去が貴重なリミテッドでは普通に採用できる。ラヴニカ・ブロックにはギルド魔道士をはじめ小型かつ強烈な能力を持つクリーチャーが多いため、それらを即座に除去できるインスタントであることや複製して1対多交換を狙えることも便利。

  • ダメージ効率の悪さについては、「複製カードは元のマナ・コストと複製コストが同じ」というデザインの特徴上致し方ない面も大きい。ダメージを2点にしたりマナ・コストを1マナにしたりしたら逆に他のX火力上位互換となってしまうし、かと言って3マナ2点などにすると、同じイゼットの電解/Electrolyzeと被り、また複製を活かす機会も減ってしまう。苦心の調整の結果だったことが推察できる。

参考

QR Code.gif