エリエット/Eriette

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エリエット/Erietteエルドレインの森初出のキャラクター。カードとしての初出はエルドレインの森の魔法の林檎のエリエット/Eriette of the Charmed Apple

目次

[編集] 解説

エルドレイン/Eldraine出身の人間/Human。女性。銀髪で、黒いドレスを着用しており、その襟は鏡のように周囲の光景を反射している。襟に写った鏡像からして、本来はかなりの老齢であると思われる(イラスト)。

眠りの呪いを得意とする魔女/Witchで、アガサ/Agathaヒルダ/Hylda、そして名称不明の四人目の魔女(ローアン/Rowanウィル/Willの実母)とは姉妹にあたる。生まれた順番は不明[注釈 1]

彼女は眠らせた者を意のままに操ることができ、またタリオン/Talionから授けられた林檎は食べた者を自らの虜にすることができる。だが彼女の支配欲、女王となることへの願望は止まるところを知らない。エルドレインの全住民に賞賛されなければ、彼女の欲求は収まらないのだ。

[編集] 経歴

[編集] ファイレクシア侵攻(機械兵団の進軍

新ファイレクシア/New Phyrexiaの侵攻からエルドレイン/Eldraineを守るため、フェイ/Faeの王タリオン/Talionはエリエットの眠りの呪いを用いることを提案した。彼女はその申し出を受け入れ、姉妹やタリオンとともに「忌まわしき眠り/Wicked Slumber」を唱えた。そして褒美として魔法の林檎を与えられた。

――だが、彼女の真の目的は、生けとし生けるものを眠らせ、自らの支配下に置くことであった。

[編集] アショクとの接触

『エルドレインの森』ワールドガイド展示資料によると、彼女は戦後に忌まわしき眠りが広がりつつある中でアショク/Ashiokと遭遇した。その不気味なプレインズウォーカー/Planeswalkerは彼女に取引を持ちかけた――忌まわしき眠りの拡散に力を尽くすならば、眠り人と彼らの夢による宮廷を作らせ、貴女には望むだけのものを与えましょうと。

支配に貪欲なエリエットはその条件を呑んだ。二人は打ち棄てられたアーデンベイル城/Castle Ardenvaleを新たな拠点とし、アショクの創造したナイトメアの軍団で周囲を固めている。また、かつての女王リンデン・ケンリス/Linden Kenrithの遺した宝石を奪い、自らの装飾品にしている。

[編集] エルドレインの森

忌まわしき眠りはエリエットの目論見通り暴走し、侵略者のみならずエルドレインの住民をも蝕んでいた。自身を倒しにきた騎士も眠りの世界へ取り込み、彼女の軍勢はますます大きくなっていった。

彼女はアショクの力を借り、ローアン・ケンリス/Rowan Kenrithをアーデンベイル城へと誘いだした。彼女はローアンに自らの目的を語った。忌まわしき眠りを広めることで、エルドレインの住民を心配も恐怖もない、平和な夢の世界へと導くことであると。そして彼女は伯母という立場を利用し、力を恐れられウィル/Willとも分かり合えなくなったローアンの理解者として振る舞い、味方へと引き入れることに成功した。

だが、姪との時間は長くは続かなかった。眠りの呪いを解くために現れたケラン/Kellanルビー/Ruby、そしてウィルの軍勢が城に突入し、彼女たちは追い詰められた。エリエットはローアンにいつか時が来るまで逃げるよう告げると、王国/The Realmの者たちに捕縛された。

投獄された彼女の前に、何かの準備を終えたアショクが姿を現す。アショクはエリエットに学びの機会を与えるため、彼女を連れて何処か別の次元/Planeへと去っていった。

[編集] 登場

[編集] カード名に登場

エルドレインの森
エリエットの囁き/Eriette's Whisperエリエットの誘う林檎/Eriette's Tempting Apple

[編集] フレイバー・テキストに登場

エルドレインの森
不気味な干渉/Eerie Interference

[編集] イラストに登場

エルドレインの森
不気味な干渉/Eerie Interferenceエリエットの囁き/Eriette's Whisper歪んだ忠義/Twisted Fealty予言のプリズム/Prophetic Prism侵入者の放逐/Expel the InterlopersBOX特典カード版)
おとぎ話
盲従/Blind Obedience穢れた結合/Polluted Bonds(アニメ・ボーダーレス版)

[編集] 登場記事・登場作品

[編集] 脚注

[編集] 出典

  1. @wizards_magic(MTG公式Twitter 2023年7月28日)

[編集] 注釈

  1. 二つのもてなし日本語版では「四人目」を「妹」と呼んでいるが、原文では単に"her"である

[編集] 参考

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