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ショックランド

提供: MTG Wiki

ショックランド(Shockland)とは、基本土地タイプを2種類持つ2色土地のうち、ラヴニカ・ブロックで初登場したものの総称。

Hallowed Fountain / 神聖なる泉
土地 — 平地(Plains) 島(Island)
((T):(白)か(青)を加える。)
この土地が戦場に出るに際し、2点のライフを支払ってもよい。そうしないなら、これはタップ状態で戦場に出る。

解説

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元祖デュアルランドの調整版・下位互換であり、戦場に出るとき2点のライフを支払わなければタップ状態で戦場に出る、というペナルティが追加されている。

多色土地は数あれど、ショックランドの登場までは、基本土地タイプを持つものはデュアルランド以外に存在しなかった。また、基本土地タイプを持ち(ライフがあれば)任意でアンタップイン可能な多色土地としては、デュアルランドを除けば現時点でも唯一の存在である。

元祖デュアルランドと同じ「基本土地ではないが基本土地タイプは持つ」という性質により、一部の土地サーチカードが利用でき、特定の基本土地タイプを参照するカードとシナジーがある。一方で、基本でない土地への対策にも、基本土地タイプを狙い撃ちにする色対策カードにも引っかかる。ルール上の詳細はデュアルランドの項目も参照のこと。

  • 語源はショック/Shock。アンタップ状態で出すときに支払うライフの点数が、ショックのダメージと同じ2点であるため。
  • 登場当初、日本では「ギルドランド」「新デュアルランド」などとも呼ばれていたが、しばらくすると「ショックランド」でほぼ定着した。
    • なお人によっては「ギルドランド」で本拠地ランドを指す場合もあるようだ。
  • 「ライフを支払わないとタップイン」なのであって、「ライフを支払うとアンタップ状態で出る」のとは違う。宿命/Kismetなどの効果で「タップ状態で戦場に出る」場合、ライフを支払ってもタップ状態で戦場に出る。
  • タップインデュアルランドの上位互換。

カード・セットへの収録

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ラヴニカ・ブロックで初出して以降、本流のセットにおいてはラヴニカへの回帰ブロック、ラヴニカのギルド、ラヴニカの献身、久遠の終端、ローウィンの昏明で再録されている。そのほか、Zendikar Expeditionsなどのサプリメント・セットでも再録されている。

カード名 基本土地タイプ ラヴニカ・ブロック ラヴニカへの回帰ブロック ラヴニカのギルド+ラヴニカの献身 久遠の終端+ローウィンの昏明
RAV GPT DIS RTR GTC GRN RNA EOE ECL
神聖なる泉/Hallowed Fountain 平地・島 ○ ○ ○ ○
湿った墓/Watery Grave 島・沼 ○ ○ ○ ○
血の墓所/Blood Crypt 沼・山 ○ ○ ○ ○
踏み鳴らされる地/Stomping Ground 山・森 ○ ○ ○ ○
寺院の庭/Temple Garden 森・平地 ○ ○ ○ ○
神無き祭殿/Godless Shrine 沼・平地 ○ ○ ○ ○
蒸気孔/Steam Vents 島・山 ○ ○ ○ ○
草むした墓/Overgrown Tomb 沼・森 ○ ○ ○ ○
聖なる鋳造所/Sacred Foundry 山・平地 ○ ○ ○ ○
繁殖池/Breeding Pool 森・島 ○ ○ ○ ○

利用

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「2点のライフ」というデメリットが、使用するにあたって大きすぎる負担にはならないものの、何も考えずにホイホイと支払えるほどは気軽ではない、絶妙なバランスになっている。2枚目、3枚目と連続でアンタップインすると負担がどんどん大きくなっていくことから、複数種類のショックランドを併用するのにも大きなリスクが伴うようになっており、安易な多色化にも歯止めがかけられている。

どんどん攻めていきたいアグロなどのデッキでは、テンポを優先して積極的にアンタップインで使用される。しかしアグロ同士の対戦などではこの2点が明暗を分けることもままあり、特に火力やドレインと言ったライフを直接攻める手段のあるデッキとの対戦時にはそれを意識した駆け引きが必要となる。

  • 死の影では能動的にライフを減らせる点を買われ、レガシーにおいてもデュアルランドより優先して採用されることがある。

じっくり構えたいコントロールでは、タップインでライフを温存するプレイングも多用されるが、もちろん緊急時にはアンタップインで使用する必要は出てくる。特にフェッチランドと併用する場合、すぐには起動せず対戦相手のターンに持ち越して、「何かマストカウンターな呪文を使った場合はアンタップインして打ち消しを使う、そうでなければ終了ステップにタップイン」というような二段構えの戦略が取られる。それを見越して「あえて呪文を無造作に使用し、アンタップインを誘う」というような駆け引きが生まれることもしばしば。

多色土地としての利用はもちろんだが、複数の基本土地タイプを持つ、という点のほうも同時に重視して採用される例もままある。スケープシフトでは山の枚数を減らさずに多色化することに貢献し、アグロドメインでは部族の炎/Tribal Flamesと併用されている。

他の多色土地との比較・相性

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他のアンタップインできる多色土地が、何か他の条件を必要としていることが多いことに対し、ショックランドはライフさえあれば単体で容易にアンタップインできる。この強みは大きく、多色土地の中では非常に高い評価を得ており、採用率も同様に高い。

  • 無条件にアンタップインできる多色土地としては、先輩格であるペインランドもある。比較して、長期的に見てほとんどの場合でライフの出費が少なくて済み、また下記のシナジーもあることから、ショックランドのほうが高い評価を得ている。
    • ただし色マナの需要がそこまで激しくないデッキの場合や、無色マナが特別に必要なデッキの場合などで、ペインランドが優先されるケースもある。

また基本土地タイプを持つことから、それを利用できるカードとは総じて相性がよい。

反面、土地を何度も出し直すギミックとは相性がやや悪い。また、上記の裏返しになるが、他の多色土地が条件を満たした場合にはリスクなしでアンタップインできるのに対し、ショックランドはどんな場合でもライフを支払わないとタップインになってしまうことから、特殊な構造のデッキや確実に長期戦になるデッキの場合に若干評価が下がる場合もある。

該当カード

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ラヴニカ・ブロック初出のショックランドサイクル。2つの基本土地タイプを持ち、戦場に出るに際して2点のライフを支払わなければタップ状態で戦場に出る土地。

参考

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