暗闇のなぞなぞ勝負/Riddles in the Dark
インスタント
あなたのライブラリーの一番上にあるカード4枚を見て、裏向きの束1つと表向きの束1つに分ける。対戦相手1人は、そのうちの束1つを選ぶ。その選ばれた束をあなたの手札に、残りをあなたの墓地に置く。
山分けカードの一種。1マナ軽くなったが、選ぶ側と分ける側が逆になった偏った幸運/Fortune's Favor。
往年の名カードである嘘か真か/Fact or Fictionとは異なり、最終的な決定権が対戦相手にあるのは難。とはいえ、最低でも2枚ずつに分ければカード・アドバンテージは稼げるし、1枚-3枚で分けることで強制的に読み合いに持ち込むことも可能。選ばれなかった方は墓地に置くので回収やリアニメイトなど墓地利用との相性も良好。登場時のスタンダードの範囲では思考への侵入/Intrude on the Mindや運命の管理者/Curator of Destiniesがライバルになるが、最も軽い時点で差別化は容易。どちらかというと競合先は5枚から2枚を自由に選べる食糧補充/Stock Upの方か。こちらはインスタントである点、選ばれなかった束が墓地に置かれる点を活用したいところ。
モダン以下のフォーマットでは多色だが最終決定権が自分にあるサウロンの交換条件/Sauron's Ransomが存在するのでやや立場が苦しいか。黒が絡まないデッキであれば、嘘か真かよりも軽い特徴を活かせる可能性は十分にあるだろう。
リミテッドでの評価はかなり低い。たいていの場合3マナ2ドローの性能にとどまるため、高速環境でこれを唱えるためにマナを費やしてもダメージレースの不利を被るに足るリターンを期待しづらい。白青向けのセカンドドロー参照カードをサポートできないのも苦しく、徴募とのシナジーも考えるとコモンのトロルの森の略奪/Plunder the Trollshawsの方が強く使いやすいだろう。
- この呪文は対象を取らない。どの対戦相手に束を選ばせるかは束を作った後に決定され、プロテクションや呪禁を持つ対戦相手を選ぶことも適正である。
- マジック・スポットライト:ホビット (ブリスベン)、マジック・スポットライト:ホビット (ダラス)の参加者には、プロモーション・カードとして通常版とは異なるイラストの拡張アート版のカードが配布される。上位128名にはフォイル仕様のカードも配布される[1]。
ストーリー
[編集]『ホビットの冒険』の一場面。「Riddles in the Dark」は原作の章題でもある。
霜ふり山脈/Misty Mountainsを通過する最中、仲間とはぐれたビルボ/Bilboは洞窟に潜む怪物、ゴラム/Gollumの住処に迷い込んでしまう。襲いかかってくるゴラムにビルボも短剣を構えて応戦すると、ゴラムは謎かけ勝負を提案。ビルボが勝てば出口まで案内するが、ゴラムが勝てば無抵抗で喰われることを約束する。
勝負は一進一退の長期戦となり、出題する謎に窮し始めるビルボ。ふとポケットに手を入れると、指先に直前に拾った指輪が当たる。思わず口に出した疑問をゴラムは謎かけと受け取り、卑怯と罵倒しながらも必死に当てようとするが果たせずにビルボの勝利となる。だが長きに渡る暗闇での生活により心がねじ曲がっているゴラムは約束を反故にすると、牙を剥きだして再び襲いかかった。
「このポケットにあるものはなんだ?」
― ビルボ
- MTGアリーナではこの時に出されたなぞなぞに挑戦することで報酬が手に入るキャンペーンが行われた。