Ydwen Efreet

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ときどき怠ける[[イフリート]]
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ときどき怠ける[[イフリート]]。高い[[マナレシオ]]を持っているが、 [[コイン投げ]]に負けると[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]を放棄してしまう。
[[マナ・コスト]]の割に大きな能力値を持っているが、 [[コイン投げ]]に負けるとブロックを放棄してしまう。
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数値的には「[[攻撃]]もできる壁」といえるものだが、[[ブロッカー]]は頭数計算が狂うと困ることが多いので、この怠け者は使いづらい。
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成功すれば大抵の[[小型クリーチャー]]を討ち取れるため、抑止力としては充分。しかし[[ゲーム]]の勝敗が決まるような場面での、[[ブロッカー]]としての信頼性は薄い。
むしろ、攻撃担当として使うといい感じ。
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攻撃時には特にハンデはないし、[[トリプルシンボル]]の[[色拘束]]はともかく3マナで[[パワー]]3は決して悪くない。
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[[タフネス]]も大きく、[[ダメージ]]での[[除去]]は困難だろう。
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*同じ[[アラビアンナイト]]では、[[Mijae Djinn]]というこれと対となるクリーチャーも作られている。
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反面、[[攻撃]]時には一切の[[デメリット]]が無いため、[[アタッカー]]としてはとても安定している。3[[マナ]]で[[パワー]]が3あり、[[稲妻/Lightning Bolt]]で落とされず[[戦闘]]にも強い。黎明期の[[赤単色デッキ]]では主力として活躍した。
『防御向き数値なのに防御しづらい』Ydwen Efreetに対して、Mijae Djinnは
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『攻撃向き数値なのに攻撃しづらい』作りになっている。
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*同じ[[アラビアンナイト]]では、[[Mijae Djinn]]というこれと対となる[[クリーチャー]]も作られている。「防御向き数値なのに防御しづらい」Ydwen Efreetに対して、Mijae Djinnは「攻撃向き数値なのに攻撃しづらい」作りになっている。
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**上記のMijae Djinn、そして[[スレイマンの壺/Bottle of Suleiman]]と並び、[[マジック]]で初めてコイン投げを採用した[[カード]]。
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*「Ydwen」とは「Wendy」という女性の名前の[[アナグラム]]。「Wendy」は[[Mijae Djinn]]の[[カード名]]の元ネタとなった男性「Jamie」と結婚した。(→[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/magic-naming-arabian-nights-2002-08-09 Magic: The Naming--Arabian Nights]参照)
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*3/6という比較的珍しいサイズのクリーチャーの元祖。
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==オラクルの変遷==
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印刷時の[[ルール文章]]は「あなたがYdwen Efreetに[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]させることを選ぶ場合、ブロックが告知された後すぐにコインを投げ、対戦相手に表裏を宣言させ、コインが宣言と同じならば、このターンYdwen Efreetではブロックできない」といったものであった。
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[[1998年]]7月頃の[[オラクル]]更新で「ブロックできない」は「さかのぼって[[戦闘から取り除く]]」に変更される。これにはブロック時に[[誘発]]する能力の[[解決]]をキャンセルする裁定が出されていた。
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[[1999年]]9月頃のオラクル更新で[[誘発条件]]が「あなたが攻撃されるたび」に変更され、[[効果]]は再び「ブロックできない」に戻される。
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そして、[[2009年のオラクル更新|2009年7月11日のオラクル更新]]で、[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]への攻撃に対して機能しなかったことから誘発条件が「Ydwen Efreetがブロックするたび」に、「ブロックできない」は「戦闘から取り除く」に変更され、「この戦闘でYdwen Efreetがブロックしており、別のクリーチャーにブロックされた状態になっていないクリーチャーは、ブロックされていない状態になる。」の一文が追加された。
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しかし、印刷時と全然近くないという指摘のメールが多かったため、2009年10月のオラクル更新で、戦闘から取り除いた後に「このターンブロックできない」[[効果]]ももたらすように変更された。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:アラビアンナイト]] - [[アンコモン]]2
 
*[[カード個別評価:アラビアンナイト]] - [[アンコモン]]2
 
*[[カード個別評価:Masters Edition]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:Masters Edition]] - [[レア]]

2022年6月2日 (木) 20:18時点における最新版


Ydwen Efreet (赤)(赤)(赤)
クリーチャー — イフリート(Efreet)

Ydwen Efreetがブロックするたび、コインを1枚投げる。あなたがコイン投げに負けた場合、Ydwen Efreetを戦闘から取り除くとともに、このターンそれではブロックできない。この戦闘で、それがブロックしており、Ydwen Efreetによってのみブロックされていたクリーチャーはブロックされていない状態になる。

3/6

ときどき怠けるイフリート。高いマナレシオを持っているが、 コイン投げに負けるとブロックを放棄してしまう。

成功すれば大抵の小型クリーチャーを討ち取れるため、抑止力としては充分。しかしゲームの勝敗が決まるような場面での、ブロッカーとしての信頼性は薄い。

反面、攻撃時には一切のデメリットが無いため、アタッカーとしてはとても安定している。3マナパワーが3あり、稲妻/Lightning Boltで落とされず戦闘にも強い。黎明期の赤単色デッキでは主力として活躍した。

[編集] オラクルの変遷

印刷時のルール文章は「あなたがYdwen Efreetにブロックさせることを選ぶ場合、ブロックが告知された後すぐにコインを投げ、対戦相手に表裏を宣言させ、コインが宣言と同じならば、このターンYdwen Efreetではブロックできない」といったものであった。

1998年7月頃のオラクル更新で「ブロックできない」は「さかのぼって戦闘から取り除く」に変更される。これにはブロック時に誘発する能力の解決をキャンセルする裁定が出されていた。

1999年9月頃のオラクル更新で誘発条件が「あなたが攻撃されるたび」に変更され、効果は再び「ブロックできない」に戻される。

そして、2009年7月11日のオラクル更新で、プレインズウォーカーへの攻撃に対して機能しなかったことから誘発条件が「Ydwen Efreetがブロックするたび」に、「ブロックできない」は「戦闘から取り除く」に変更され、「この戦闘でYdwen Efreetがブロックしており、別のクリーチャーにブロックされた状態になっていないクリーチャーは、ブロックされていない状態になる。」の一文が追加された。

しかし、印刷時と全然近くないという指摘のメールが多かったため、2009年10月のオラクル更新で、戦闘から取り除いた後に「このターンブロックできない」効果ももたらすように変更された。

[編集] 参考

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