今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda
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2022年11月30日 (水) 10:02時点における版
1マナ2/2バニラである伝説のクリーチャー。サバンナ・ライオン/Savannah Lionsが伝説化し、タフネスが1上がった。
序盤に少しでも多くのパーマネントを展開したいウィニーにとって伝説であることは痛手となりうるが、1マナ2/2という規格外のサイズを考えれば微々たるものであり、所詮は小型クリーチャーなので2枚目を引いたころには1枚目は死亡しているケースも十分ありえるため、そこまで深刻な問題ではない。事実トーナメント級の高速デッキでは多くの場合で4枚採用される。
また神河ブロックでは伝説性はテーマのひとつであり、必ずしもデメリットばかりではない。例えば永岩城/Eiganjo Castleと組み合わせると序盤の攻防で非常に強力になる。
それでもまだデメリットが気になるのなら、デッキに1枚だけ採用する手もある。サバンナ・ライオンを4枚積んでいるようなデッキなら、1枚入れ替えたり、または追加の5枚目として採用するなど。当時のレジェンド・ルールでは、対戦相手の勇丸との対消滅の可能性は残っていたが、現在ではデメリットが皆無となった。
- 小説では「秋田犬」とある。神河世界にも秋田という地名が存在するのだろうか?
- アメリカでは秋田犬はそれなりに知られた犬種であり、メジャーな日本の犬種ということで(「秋田」という地名が含まれている点は考慮されずに)秋田犬が採用されたと思われる。
- このカードに限った事ではないが、基本セット2014発売に伴うレジェンド・ルールの変更により、使い勝手がかなり上がった。対消滅の危険がなくなったうえ、平和な心/Pacifismなどの擬似除去で2枚目以降を抑えられることもなくなった。
- 初出時のクリーチャー・タイプは猟犬だったが、基本セット2021発売に伴う2020年6月のオラクル更新により犬に変更された[1](猟犬は廃止)。
- 神河物語の開発中、バニラの伝説のクリーチャーでもプレイヤーの心を躍らせることは可能だと証明するためにMark Rosewaterによってデザインされた[2]。
脚注
- ↑ Core Set 2021 Update Bulletin(Daily MTG News 2020年6月23日 Eli Shiffrin著)
- ↑ トリビアの研究 ― 伝説のクリーチャー/How Trivial – Legendary Creatures(Making Magic 2020年11月23日)
参考
- Legendary Rules Changes(Daily MTG 2004年9月10日)
- マジックのデザイン・AからZ その1(Making Magic 2022年7月12日 Mark Rosewater著)
- 今田/Konda(背景世界/ストーリー用語)
- バニラクリーチャー
- カード個別評価:神河物語 - レア
- カード個別評価:ジャンプスタート2022 - レア
- カード個別評価:Jumpstart - レア