古のヤギ角/Ancient Cornucopia

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[[ターン]]1回[[唱えた]][[呪文]]の[[色]]の数だけ[[ライフ]]を得られる[[有色]][[マナ・アーティファクト]]。
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[[多色]]化を推奨しつつ自動的にライフゲインできる[[置物]]だが、登場時のマナ・アーティファクトの性能は[[マナリス/Manalith]]に追加の能力は当たり前、というバランス。それに[[マナ加速]][[ライフ]]ゲインが[[色の役割]]である[[]]が加わってこの性能というのは悪い意味で驚異的。傑物ぞろいの[[ビッグスコア]]の中で、あまりにも明確な「はずれ」カードである。
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[[マナ・アーティファクト]]としては[[マナリス/Manalith]][[有色アーティファクト|有色]]版で、追加効果も直接[[勝利]]に貢献しない[[ライフゲイン]]と一見すると性能は悪め。だが[[多色デッキ|多色]][[ランプ]][[デッキ]]ではマナ加速と延命を同時にこなせる[[カード]]として悪くない性能である。
  
*ライフを得ないことを選択した場合、同[[ターン]][[有色]]の呪文を唱えたなら再度[[誘発]]する({{CR|603.2i}})。最も色の数が多い呪文を唱えるまでライフゲインを保留できる。
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[[イニストラード:真夜中の狩り〜サンダー・ジャンクションの無法者期]][[スタンダード]]では[[ドメイン#イニストラード:真夜中の狩り〜サンダー・ジャンクションの無法者期|ドメイン・ランプ]]に採用されることがある。これを採用するタイプでは、[[軽い|軽量]]2色呪文の[[稲妻のらせん/Lightning Helix]]も併用され[[回復]]力が高められている。
  
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登場直後の[[パイオニア]]では[[5色ニヴ=ミゼット]]に採用されることがある。
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一方、[[リミテッド]]では[[多色カード]]自体が[[アンコモン]]以上にしか存在しないため回復量が微々たるものになりがち。[[マナ加速]]や多色化という点でも[[コモン]]に[[ハードブリスルの略奪者/Hardbristle Bandit]]や[[タンブルウィードの踊り/Dance of the Tumbleweeds]]などの優秀なカードが存在しているため、[[ビッグスコア]]の中では明確なはずれカードと言わざるを得ない。
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*ライフを得ないことを選択した場合、同[[ターン]]に[[有色]]の呪文を唱えたなら再度[[誘発]]する({{CR|603.2i}})。最も色の数が多い呪文を唱えるまでライフゲインを保留できる。
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*日本語では単に「ヤギ角」と訳されているが、英語名から、[[霊体のヤギ角/Astral Cornucopia]]と同様に[[Wikipedia:ja:コルヌコピア|コルヌ・コピアエ]]をモチーフにしたものと推測できる。
  
 
==参考==
 
==参考==
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*[[マナ能力を持つアーティファクト・カード]]([[機能別カードリスト]])
 
*[[カード個別評価:ビッグスコア]] - [[神話レア]]
 
*[[カード個別評価:ビッグスコア]] - [[神話レア]]

2024年5月7日 (火) 00:13時点における最新版


Ancient Cornucopia / 古のヤギ角 (2)(緑)
アーティファクト

あなたが有色の呪文1つを唱えるたび、その呪文の色1色につき1点のライフを得てもよい。これは毎ターン1回しか行えない。
(T):好きな色1色のマナ1点を加える。


ターン1回、唱えた呪文の数だけライフを得られる有色マナ・アーティファクト

マナ・アーティファクトとしてはマナリス/Manalith有色版で、追加効果も直接勝利に貢献しないライフゲインと一見すると性能は悪め。だが多色ランプデッキではマナ加速と延命を同時にこなせるカードとして悪くない性能である。

イニストラード:真夜中の狩り〜サンダー・ジャンクションの無法者期スタンダードではドメイン・ランプに採用されることがある。これを採用するタイプでは、軽量2色呪文の稲妻のらせん/Lightning Helixも併用され回復力が高められている。

登場直後のパイオニアでは5色ニヴ=ミゼットに採用されることがある。

一方、リミテッドでは多色カード自体がアンコモン以上にしか存在しないため回復量が微々たるものになりがち。マナ加速や多色化という点でもコモンハードブリスルの略奪者/Hardbristle Banditタンブルウィードの踊り/Dance of the Tumbleweedsなどの優秀なカードが存在しているため、ビッグスコアの中では明確なはずれカードと言わざるを得ない。

[編集] 参考

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