カルドラの完成体/Kaldra Compleat

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[[ミラディン/Mirrodin]]の守護者であったはずの'''カルドラ'''/''Kaldra''・シリーズが[[ファイレクシア/Phyrexia]]によって侵食、[[生体武器]]として「完成」させられてしまった姿。
 
[[ミラディン/Mirrodin]]の守護者であったはずの'''カルドラ'''/''Kaldra''・シリーズが[[ファイレクシア/Phyrexia]]によって侵食、[[生体武器]]として「完成」させられてしまった姿。
  
オリジナルであるカルドラ・シリーズをすべて[[装備]]したのと同等の[[能力]]をこれ一つだけで装備した[[クリーチャー]]に与えることができる[[装備品]]であり、生体武器によって単独でも5/5のクリーチャーとして活動可能になっている。オリジナルも[[カルドラの兜/Helm of Kaldra]]の[[起動型能力]]でカルドラ/Kaldraを呼び出して自立行動できる点で似通っており、そういう意味でもカルドラ・シリーズのリメイクといえる。
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オリジナルであるカルドラ・シリーズをすべて[[装備]]したのと同等の[[能力]]をこれ一つだけで装備した[[クリーチャー]]に与え、オリジナル同様[[トークン]]を呼び出して自立行動できる点で似通っており、カルドラ・シリーズのリメイクといえる。
  
得られる能力が多彩で[[修整]]値も+5/+5と大きいので、それに見合って本体[[マナ総量]]も装備[[コスト]]も7と非常に[[重い]]が、オリジナルをすべて装備しようとすると、[[唱える]]だけでも合計11マナかかるため、比較すればだいぶ割安。オリジナルは分割払いや各武具の必要な能力だけ切り出せる利点はあるものの、単体で[[フィニッシャー]]運用をするのであれば完成体の方が使いやすいだろう。
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これ自身の[[マナ総量]]と装備コストは7と非常に[[重い]]が、オリジナルはマナ総量が11、装備コストが合計10であるため、比較すればだいぶ割安。一方でオリジナルのように分割払いや各武具の必要な能力だけ切り出して[[軽い|軽め]]に運用することはできず、トークンの[[P/T]]が貧弱すぎるといった欠点もあるが、単体で[[フィニッシャー]]運用をするのであればこちらの方が使いやすいだろう。
  
{{未評価|モダンホライゾン2}}
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単体で扱うには全体的に重いカードではあるが、生体武器ということで[[石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic]]との相性は抜群。最速3ターン目に「5/5、[[先制攻撃]]、[[速攻]]、[[トランプル]]、[[破壊不能]]、そして[[ダメージ]]を与えた(が破壊できなかった)クリーチャーを追放する」が襲い掛かってくるのはまさに破格。
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[[モダン]]・[[レガシー]]とも、石鍛冶の神秘家を利用するデッキではよく採用されている。同様に[[コスト]]踏み倒し前提で採用される[[殴打頭蓋/Batterskull]]に比べてより攻撃的な反面、防御的な側面では劣るので、両採用して状況によって使い分ける運用が主流。
  
 
==関連カード==
 
==関連カード==

2021年7月25日 (日) 12:34時点における版


Kaldra Compleat / カルドラの完成体 (7)
伝説のアーティファクト — 装備品(Equipment)

生体武器
破壊不能
装備しているクリーチャーは+5/+5の修整を受け、先制攻撃とトランプルと破壊不能と速攻と「このクリーチャーがクリーチャー1体に戦闘ダメージを与えるたび、そのクリーチャーを追放する。」を持つ。
装備(7)


ミラディン/Mirrodinの守護者であったはずのカルドラ/Kaldra・シリーズがファイレクシア/Phyrexiaによって侵食、生体武器として「完成」させられてしまった姿。

オリジナルであるカルドラ・シリーズをすべて装備したのと同等の能力をこれ一つだけで装備したクリーチャーに与え、オリジナル同様トークンを呼び出して自立行動できる点で似通っており、カルドラ・シリーズのリメイクといえる。

これ自身のマナ総量と装備コストは7と非常に重いが、オリジナルはマナ総量が11、装備コストが合計10であるため、比較すればだいぶ割安。一方でオリジナルのように分割払いや各武具の必要な能力だけ切り出して軽めに運用することはできず、トークンのP/Tが貧弱すぎるといった欠点もあるが、単体でフィニッシャー運用をするのであればこちらの方が使いやすいだろう。

単体で扱うには全体的に重いカードではあるが、生体武器ということで石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mysticとの相性は抜群。最速3ターン目に「5/5、先制攻撃速攻トランプル破壊不能、そしてダメージを与えた(が破壊できなかった)クリーチャーを追放する」が襲い掛かってくるのはまさに破格。

モダンレガシーとも、石鍛冶の神秘家を利用するデッキではよく採用されている。同様にコスト踏み倒し前提で採用される殴打頭蓋/Batterskullに比べてより攻撃的な反面、防御的な側面では劣るので、両採用して状況によって使い分ける運用が主流。

関連カード

サイクル

モダンホライゾン2生体武器コモンを除く各レアリティに1枚ずつ存在する垂直サイクル

ミラディン・ブロックのカルドラの装備品メガ・サイクルブロックの各エキスパンションに1枚ずつ収録された。すべて揃えると、カルドラの兜/Helm of Kaldraからカルドラ・アバターを召喚できる。

モダンホライゾン2では生体武器化したカルドラの完成体/Kaldra Compleatが登場した。

ストーリー

カルドラ/Kaldraは、かつてのミラディン/Mirrodinグリッサ/Glissaが集めた三つのアーティファクトから召喚されたアバターメムナーク/Memnarchに操られてグリッサを襲うが、緑の太陽がミラディンの核/Mirrodin's Coreから昇った際にアーティファクトもろとも破壊されてしまう。

時は流れ、ミラディンが新ファイレクシア/New Phyrexiaになるとグリッサは他の住人ともども「完成」させられてしまう。悪意の大群/Vicious Swarmの実質的トップの座に就いたグリッサはカルドラのアーティファクトを修復し、地下の肉槽にて生体武器として再生している。

登場作品・登場記事

参考

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