船大工キールダン/Círdan the Shipwright

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[[ETB]]と[[攻撃]][[誘発型能力]]で[[秘密会議]]を行い、[[投票]]された[[プレイヤー]]はその数だけ[[引く|ドロー]]、されなかったプレイヤーは[[パーマネント・カード]]の[[踏み倒し]]を行える[[伝説の]][[エルフ]]・[[貴族]]。
 
[[ETB]]と[[攻撃]][[誘発型能力]]で[[秘密会議]]を行い、[[投票]]された[[プレイヤー]]はその数だけ[[引く|ドロー]]、されなかったプレイヤーは[[パーマネント・カード]]の[[踏み倒し]]を行える[[伝説の]][[エルフ]]・[[貴族]]。
  
何も得られないケースは[[手札]]にパーマネント・カードの無いプレイヤーが投票されなかった場合のみ。使っている以上、少なくとも自分はパーマネント・カードを軸としたタイプの[[デッキ]]の筈であるため、手札が枯渇していない限りは何かしらの[[アドバンテージ]]を得られる可能性が高い。[[対戦相手]]にも同様のことがいえ、瞬時に手札を使い切るような高速の[[ビートダウン]]や、パーマネント・カードを多用しない[[コントロールデッキ]]を用いるプレイヤーが多少狙い撃ちにされる可能性が高いといった程度で、ほとんどの状況においてアドバンテージを稼ぐチャンスを得られることになる。そうなると5[[マナ]]3/4と、[[警戒]]があるとはいえ[[マナレシオ]]の悪い[[クリーチャー]]を用いている分、[[あなた]]自身が少し損をしがち。
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自分自身にも投票できるため、最低でも1枚ドローになる。踏み倒しを狙う場合は自分から[[対戦相手]][[カード]]を引かせることになるし、同じ考えのプレイヤーが他にいればその投票先が[[あなた]]自身になる可能性もある。これを使う以上、あなた自身はドローも踏み倒しも活用可能な[[デッキ]]を使っている筈なので[[アドバンテージ]]を稼げるのは確実だが、対戦相手にも同様にアドバンテージを稼ぐチャンスを与える。それでいて、あなたは5[[マナ]]にして3/4と、[[警戒]]を持つとはいえ[[マナレシオ]]の悪い[[伝説のクリーチャー]]を使っている訳であり、単独での取り回しは悪いと言わざるを得まい。[[統率者戦]]お馴染みの[[政治]]交渉にせよ、全てのプレイヤーが投票する以上、交渉を成功させるには全ての対戦相手と手を組むという非常に珍しい状況を作り出す必要がある。
  
能動的に活用するのであれば何かしらの工夫が必要。例としては狙った対戦相手の手札を枯渇させ、誰かと協力関係を築いていない限り何も得られない状況を作り出すこと。分かりやすいのは[[手札破壊]]を繰り返したり、[[テレパシー/Telepathy]]で手札の状況を丸わかりにしておき、パーマネント・カードが無いプレイヤーを無視するというもの。[[生体融合帽/Grafted Skullcap]]や[[瓶詰めの回廊/Bottled Cloister]]を押しつけても似たようなことが出来るが、別のタイミングでアドバンテージを稼がせてしまう上に手間もかかるのでこれは流石に基本は[[ファンデッキ]]用か。手札破壊を得意とする[[黒]]が[[固有色]]にないのは惜しい。
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基本的には[[カジュアルプレイ]]を前提とした統率者戦らしく、秘密会議とド派手な踏み倒しを楽しむためのカードと言える。[[チームメイト]]が存在する[[ルール]]で使うと、なかなか高度な心理戦が楽しめるだろう。
 
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いずれにせよ自分だけがアドバンテージを稼ぎ続けるのは難しいし、仮に成功しても今度は対戦相手に組まれ、相互投票でドローを許すだけだろう。基本的には[[統率者戦]]らしく、秘密会議とド派手な踏み倒しを楽しむための[[カード]]。
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==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:指輪物語:中つ国の伝承統率者デッキ]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:指輪物語:中つ国の伝承統率者デッキ]] - [[レア]]

2023年9月3日 (日) 02:18時点における最新版


Círdan the Shipwright / 船大工キールダン (3)(緑)(青)
伝説のクリーチャー — エルフ(Elf) 貴族(Noble)

警戒
秘密会議 ― 船大工キールダンが戦場に出るか攻撃するたび、各プレイヤーは秘密裏にプレイヤー1人に投票する。その後、それらの投票を公開する。各プレイヤーはそれぞれ、自分が得た1票につき1枚のカードを引く。投票されなかった各プレイヤーはそれぞれ、自分の手札にあるパーマネント・カード1枚を戦場に出してもよい。

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ETB攻撃誘発型能力秘密会議を行い、投票されたプレイヤーはその数だけドロー、されなかったプレイヤーはパーマネント・カード踏み倒しを行える伝説のエルフ貴族

自分自身にも投票できるため、最低でも1枚ドローになる。踏み倒しを狙う場合は自分から対戦相手カードを引かせることになるし、同じ考えのプレイヤーが他にいればその投票先があなた自身になる可能性もある。これを使う以上、あなた自身はドローも踏み倒しも活用可能なデッキを使っている筈なのでアドバンテージを稼げるのは確実だが、対戦相手にも同様にアドバンテージを稼ぐチャンスを与える。それでいて、あなたは5マナにして3/4と、警戒を持つとはいえマナレシオの悪い伝説のクリーチャーを使っている訳であり、単独での取り回しは悪いと言わざるを得まい。統率者戦お馴染みの政治交渉にせよ、全てのプレイヤーが投票する以上、交渉を成功させるには全ての対戦相手と手を組むという非常に珍しい状況を作り出す必要がある。

基本的にはカジュアルプレイを前提とした統率者戦らしく、秘密会議とド派手な踏み倒しを楽しむためのカードと言える。チームメイトが存在するルールで使うと、なかなか高度な心理戦が楽しめるだろう。

[編集] 参考

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