クリーチャー・エンチャント
提供:MTG Wiki
クリーチャー・エンチャント/Enchantment Creatureは、クリーチャーであり、かつエンチャントでもあるオブジェクト。
クリーチャー エンチャント — ニンフ(Nymph)
授与(4)(青)(このカードを授与コストで唱えた場合、これはエンチャント(クリーチャー)を持つオーラ(Aura)呪文である。クリーチャーにつけられていない場合、これは再びクリーチャーになる。)
飛行
エンチャントされているクリーチャーは+2/+2の修整を受けるとともに飛行を持つ。
伝説のクリーチャー エンチャント — 神(God)
破壊不能
あなたの黒への信心が5未満であるかぎり、死者の神、エレボスはクリーチャーではない。(あなたの黒への信心は、あなたがコントロールするパーマネントのマナ・コストに含まれる(黒)の数に等しい。)
あなたの対戦相手はライフを得られない。
(1)(黒),ライフを2点支払う:カードを1枚引く。
クリーチャーかつエンチャントであるカードの初出は2007年の未来予知の輝く透光/Lucent Liminid。それ以降しばらく作られることはなかったが、2013年のテーロス・ブロックでは主要メカニズムとして大々的に取り上げられ、統率者2018、テーロス還魂記でも再登場した。
テーロス・ブロック以降は授与を持つカードや伝説の神々のサイクルを筆頭に、様々な種類のクリーチャー・エンチャントが登場している。生けるエンチャントである神々、またはその神格の力であるエンチャントの力を注入された存在であるクリーチャー・エンチャントは、ニクス/Nyxの星空を描いた特別なカード枠を持つ(伝説のアーティファクト・エンチャントサイクルも同様のカード枠を持つ)。
クリーチャーとエンチャントの二つのカード・タイプを持つため、それぞれを参照する効果の影響を両方とも受ける。そのため一般的にはどちらか一方のカード・タイプしか持たないパーマネントよりも除去に弱くなるが、サーチ手段の選択肢が増えるなどの利点もある。
- 英語表記ではEnchantment Creatureとエンチャントの方が先だが、日本語版ではテーロス以降は「エンチャント(クリーチャー)」との混同を避けるためかクリーチャー・エンチャントの順になっている。
- テーロス・ブロックのクリーチャー・エンチャントは「エンチャントらしい」と感じる要素を持たせるために自身以外に働きかける能力を持つようデザインされていた[1]。テーロス還魂記ではその規則は厳しすぎたとし、バニラのクリーチャー・エンチャントも登場している[2]。
脚注
- ↑ A Theros By Any Other Name, Part 2/他ならぬ『テーロス』 その2(Making Magic 2013年9月9日)
- ↑ 死の扉にて その1(Making Magic 2020年1月6日)