メイヤーオース
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メイヤーオース(Maher Oath)とは黎明期のエクステンデッドで生まれ、アイスエイジ期以降の同環境を中心に活躍したオース系デッキ。
デッキ名はプロツアーシカゴ99をこのデッキで征し、このデッキを世に知らしめた殿堂プレイヤー、Bob Maherから。現在Maherの日本語表記は「マーハー」とされているが、当時は「メイヤー」であった。
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[編集] 概要
エンチャント
各プレイヤーのアップキープの開始時に、そのプレイヤーは自分の対戦相手であるとともに、自分よりも多くのクリーチャーをコントロールしているプレイヤーを対象として選ぶ。前者のプレイヤーは、自分のライブラリーの一番上のカードを、クリーチャー・カードが公開されるまで公開してもよい。前者のプレイヤーがそうしたなら、そのプレイヤーはそのカードを戦場に出し、これにより公開された他のすべてのカードを自分の墓地に置く。
インスタント
あなたは、この呪文のマナ・コストを支払うのではなく、1点のライフを支払うとともにあなたの手札にある青のカードを1枚、追放することを選んでもよい。
呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
インスタント
あなたのライブラリーからアーティファクト・カード1枚かエンチャント・カード1枚を探し、そのカードを公開し、その後ライブラリーを切り直してそのカードを一番上に置く。
緑白青の3色を中心とし、構成はカウンターオースに悟りの教示者/Enlightened Tutorによるシルバーバレットを取り入れたものとなっている。また、悟りの教示者でドルイドの誓い/Oath of Druidsもサーチできるため、ドルイドの誓いは4枚用いられないのが通常である。むしろ、ドルイドの誓いを「最強の対クリーチャーカード」として悟りの教示者のシルバーバレット要員に採用したデッキ、というほうが正しいだろう。
悟りの教示者によるシルバーバレットによって、オースが苦手とするノンクリーチャーまたはクリーチャーが少ないデッキにも対応しやすいのが最大の利点である。実際Bob Maherがプロツアーシカゴ99の決勝で下した相手も、クリーチャーが2体しかいないネクロディスクであった。
[編集] サンプルリスト
[編集] サンプルリスト1
- 備考
- グランプリカンザスシティ99 第3位 (参考)
- 使用者:Bob Maher
- フォーマット
- プロツアーシカゴ99を制したもののプロトタイプとも言うべきデッキ。
[編集] サンプルリスト2
- 備考
- プロツアーシカゴ99 優勝 (参考)
- 使用者:Bob Maher
- フォーマット
- 「メイヤーオース」を広く世に知らしめたデッキ。
[編集] サンプルリスト3
- 備考
- プロツアーニューオーリンズ01 第3位 (参考)
- 使用者:Jelger Wiegersma
- フォーマット
- とっぴな研究/Wild Researchを採用した、ワイルドオース(Wild Oath)と呼ばれるデッキ。
- 黒と赤をタッチし5色デッキになっている。