暗記+記憶/Commit+Memory

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Commit / 暗記 (3)(青)
インスタント

呪文1つか土地でないパーマネント1つを対象とし、それをオーナーのライブラリーの一番上から2枚目に置く。

Memory / 記憶 (4)(青)(青)
ソーサリー

余波(この呪文はあなたの墓地からのみ唱えられる。その後、これを追放する。)
各プレイヤーはそれぞれ、自分の手札と墓地を自分のライブラリーに加えて切り直し、その後カードを7枚引く。


単色余波分割カードタイム・デストラクションTimetwister

暗記は4マナと取り回し辛いとはいえ、呪文パーマネント両方に対応でき、1~2ターンは確実に猶予を得られる。記憶の方は実質1マナ重い時の逆転/Time Reversalであり、手札が尽きたころに仕切り直しさせてくれる。登場時のスタンダードでは貴重な墓地対策になるのも見逃せない。

スタンダードにおいては奔流の機械巨人/Torrential Gearhulkで暗記と記憶のどちらかを選んで唱えられるコンボを生かし、青赤コントロールに1枚挿しされることがある。この方法であれば、記憶側をインスタント・タイミングで使用でき、お互い7ドロー後の隙をなくすことが可能になるため。イクサラン・ブロック期ではティムール・エネルギーにも採用されることがある。スタンダードを去った後もヒストリックなどで引き続き1枚挿しされることがあり、覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veilsとのコンボで対戦相手の手札を壊滅させる場面も見られる。

  • 両方使うことでライブラリーに戻したカード切り混ぜることができるが、引かせた7枚に入ってしまう可能性もあるため、他の余波カードと比べるとシナジーが薄い。
    • とはいえ、基本的に打ち消しバウンス以外の対処方法を持たない青において単色でパーマネントをほぼ完全に除去できる手段は非常に稀であり、何となれば弱点を補完し色の役割を逸脱しかねない効果である。これについてMark Rosewaterは、「通常は1枚のカードにこのようなことはさせないが、これは"2枚のカード"であり、大量のマナを消費するため許容している」と述べている[1]
  • 暗記は打ち消すわけではなく、直接ライブラリーに戻すため、打ち消されない呪文にも対応できる。
  • 暗記を見ると時間づまり/Chronostutterがかわいそうになる性能である。2マナも軽い上に対象に取れるものもかなり広い。ただし時間づまりが対象に取れる「土地でもクリーチャーでもあるパーマネント」を暗記は対象に取れないことは注意。
  • 「commit to memory」で「暗記する」という意味。

関連カード

サイクル

アモンケット余波を持つ単色分割カードサイクル。いずれもレア

参考

  1. How come Commit // Memory can 'kill' a creature in...(Blogatog 2017年5月5日)
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