打ち消されない
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打ち消されない/can't be counteredという効果は、呪文や能力が打ち消されることを防ぐ効果である。
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[編集] 解説
「打ち消されない」という効果は、「〜〜を打ち消す」という効果を持った呪文や能力によって打ち消されることを無視する。
普通の打ち消しでは対抗できないため、打ち消し戦術を使う側は他の対処を考えなければならない。
- 打ち消し呪文の対象にならないということではない。
- 例えば、突然の衰微/Abrupt Decayを対象に蝕み/Undermineを唱えた場合、蝕みの解決に際し、突然の衰微のコントローラーは3点のライフを失う。
- テンペストでスクラーグノス/Scragnothが最初に持った能力である。
- マーベル スパイダーマンでは、能力を打ち消されなくする初のカードであるスパイダーパンク/Spider-Punkが登場した。
- 護法の登場により、対象を取る呪文に付いた打ち消されない効果は以前より役立ちやすくなったと言える。
- 護法が初登場したストリクスヘイヴン:魔法学院や、変装などの存在で護法持ちが多いカルロフ邸殺人事件などでは、注釈文で『(護法能力によっても打ち消されない。)』と明記されている事がある。
[編集] 色ごとの特徴
どの色でも使える効果とされている[1]が、色ごとに傾向は大きく異なる。緑や赤に多いが、これは対抗色である青が打ち消しを得意とするため。
[編集] 緑
初出はスクラーグノス/Scragnoth。初めてこの効果を持った色で、この効果を持つカードが最も多い。ほとんどはクリーチャー・カードとなっており、ガイアの伝令/Gaea's Heraldのようにクリーチャー呪文のみを打ち消されなくするカードも有している。
[編集] 赤
初出はウルザの激怒/Urza's Rageと抹消/Obliterate。緑に次いで数が多い。緑とは対照的にインスタントやソーサリーが中心となっている。
[編集] 青
初出は最後の言葉/Last Word。その後しばらくは登場しなかったが、至高の評決/Supreme Verdict以降は定期的に使われている。クリーチャーでは真珠湖の古きもの/Pearl Lake Ancient以来、大型フィニッシャーが持つことがしばしばある。
[編集] 黒
初出は思考のひずみ/Thought Distortion。その後カルロフ邸殺人事件で長い別れ/Long Goodbyeや闇討ち/Slice from the Shadowsが登場した。
[編集] 白
現時点では単色でこの効果を持つカードを持たないが、既存のカードに白が加わることで打ち消されなくなったドビンの拒否権/Dovin's Vetoが存在する。
[編集] 打ち消されない呪文や能力の対処法
以下には、打ち消されない呪文や能力から受ける影響を低減する方向での対処例を示し、戦場に出てから対処する方法は割愛する。
- 打消し以外の方法で呪文をスタックから離す。
- 呪文や能力をバウンスする(造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savantや非実体化/Unsubstantiate)
- 呪文や能力を追放する(精神壊しの罠/Mindbreak Trap、アショクの消去/Ashiok's Erasure)。
- ターンを終了する効果で追放する(時間停止/Time Stop)
- アーテイのおせっかい/Ertai's Meddlingで、呪文の効果の発生を遅らせる(その後、対象が不適正になった場合は立ち消える)。
- 対象を取る場合、立ち消えを発生させる。
- 唱えられる前に対処する。
- 切削や手札破壊で墓地に落とす。
- 唱えられない・起動できない状況を作る(エメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeriaや翻弄する魔道士/Meddling Mage、呪われたトーテム像/Cursed Totem)。
- マナ拘束やコスト増加カード等により、唱えるために必要な条件を奪う。
- 文章変更効果により呪文のルール文章を書き換えて無力化する。
[編集] 過去のルール
かつては、対象を取る呪文や能力が不正な対象になった場合、解決時にルールによって打ち消されていた。(→立ち消え)
ドミナリア発売に伴うルール変更(2018年4月27日発効)により、不正な対象である時はルールによって打ち消されるのではなく単に解決されないことになったため、対象をとる呪文や能力が打ち消されない場合に使われていた「呪文や能力によっては打ち消されない」という文章を「打ち消されない」とするオラクル変更が同時期に行われた。
- この時期にルールによる打ち消しを防ぐ事ができる例外として、金粉のドレイク/Gilded Drakeが存在していた。現在はルール変更に合わせて、不正な対象となっても解決される能力へと変更されている。
- 未来予知で部族(現在の同族)呪文が登場してから、一時樹根スリヴァー/Root Sliverの能力でそれらがルールにより打ち消されなかった時期があった。2008年1月のオラクル更新で、これは「呪文や能力により打ち消されない」に改められていた。
[編集] 脚注
[編集] 参考
- 「打ち消されない(can't be countered)」でテキスト検索
- スクラーグノス/Scragnoth#関連カード - 打ち消されないクリーチャー一覧
- ガイアの伝令/Gaea's Herald#関連カード - 他の呪文を打ち消されなくするカード一覧
- 打ち消す
- ルーリング
引用:総合ルール 20231117.0
- 1 ゲームの考え方


