素晴らしき復活術師、ギサ/Gisa, Glorious Resurrector
提供:MTG Wiki
Gisa, Glorious Resurrector / 素晴らしき復活術師、ギサ (2)(黒)(黒)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
対戦相手がコントロールしているクリーチャー1体が死亡するなら、代わりにそれを追放する。
あなたのアップキープの開始時に、素晴らしき復活術師、ギサによって追放されたすべてのクリーチャー・カードをあなたのコントロール下で戦場に出す。それは腐乱を得る。(腐乱を持つクリーチャーではブロックできない。それが攻撃したとき、戦闘終了時に、それを生け贄に捧げる。)
弟とのコンビも含めると、3回目のカード化となる屍術師ギサ/Gisa。
今回は死亡した対戦相手のクリーチャーを腐乱状態で味方にしてしまう。死亡を置換しているので死亡誘発能力を誘発させず、腐乱で自壊しやすくした状態で蘇らせ逆にこちらの利益に転換させることが可能。特にサクリファイスにとっては悪夢のようなクリーチャー。本人も4/4とそこそこのP/Tを持っており、除去耐性こそ無いものの火力に対しては一定の耐久力を示す。自身は戦闘に参加せずとも盤面に影響を及ぼせるシステムクリーチャーであるため、この点は大きい。黒お得意の除去で次々と相手クリーチャーを配下にしてしまえば、勝利はそう遠くないだろう。
腐乱の誘発条件は攻撃への参加であるため、その必要が無いシステムクリーチャーの場合は長期に渡って貢献してくれる。一方でシンプルなファッティの場合は一度殴ったら終わりでブロックにも参加できず、短命になりがち。また戦場を離れた瞬間に消滅してしまうトークンは奪えないため、意外と刺さるデッキは選ぶ。
クリーチャー同士の殴り合いになりやすいリミテッドでは安定して強力な抑止力として働く。
- フレーバー的にゾンビとして蘇らせる効果では墓場からの復活/Rise from the Graveのように実際にゾンビのクリーチャー・タイプを追加するものが多いが、このカードでは追加されない。デザインの段階では追加していたが、文章欄のスペースの都合で削られてしまったようだ[1]。
ルール
- 置換効果はイベントが発生する前に適用される(CR:614.1)。ギサと対戦相手のクリーチャーが同時に死亡する場合、対戦相手のそのクリーチャーは追放される。
関連カード
- グール呼びのギサ/Ghoulcaller Gisa
- ギサとゲラルフ/Gisa and Geralf
- 素晴らしき復活術師、ギサ/Gisa, Glorious Resurrector
- 厄介者、ギサ/Gisa, the Hellraiser
ストーリー
詳細はギサ・セカーニ/Gisa Cecaniを参照。
参考
- ↑ 『真夜中』の油を燃やす その1 (Making Magic 2021年9月13日 Mark Rosewater著)