デッキオークション
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デッキオークションは、インビテーショナルで用いられる特殊なフォーマットの一つ。
構築済みのデッキを初期ライフと初期手札枚数で競り落とし、それを使用して対戦を行う。デッキは、2006年はプロのデッキビルダーが作成したもので、それ以前は一般応募。そのため2006年は「Auction of the Geniuses」、それ以前は「Auction of the People」と言う。
ライフは25点、手札は8枚が上限。Avatar(Magic Online Vanguard)が設定されている場合は、それに手札補正子とライフ補正子を加味した値が上限となる。それに対して各プレイヤーが、より低いライフ・手札の値を入札していく。手札減少のビッドはつねにライフ減少のビッドに優先する。
最後に入札したプレイヤー以外が入札を放棄した時、そのプレイヤーが自分が付けた値で落札したことになる。これを繰り返して各プレイヤーの使用デッキを決定していく。
Auction of the Geniuses
インビテーショナル06では、プロのデッキビルダーが制作したMagic Online VanguardのAvatarを用いたクラシックのデッキで競りが行われた。デッキの作成者と用いたAvatarは以下の通り、デッキリストはこちら。
- Jamie Wakefield - Akroma, Angel of Wrath Avatar
- 浅原晃 - Loxodon Hierarch Avatar
- Alan Comer - Flametongue Kavu Avatar
- Andrew Cuneo - Serra Angel Avatar
- Mike Flores - Hell's Caretaker Avatar
- 藤田剛史 - Teysa, Orzhov Scion Avatar
- Mark Gottlieb - Seshiro the Anointed Avatar
- 石田格 - Frenetic Efreet Avatar
- Jay Moldenhauer-Salazar - Maro Avatar
- Frank Karsten - Bosh, Iron Golem Avatar
- 黒田正城 - Etched Oracle Avatar
- Stephen Menendian - Eight-and-a-Half-Tails Avatar
- Chris Millar - Stalking Tiger Avatar
- Olivier Ruel - Arcbound Overseer Avatar
- Dan Paskins - Goblin Warchief Avatar
- Chris Pikula - Ink-Eyes, Servant of Oni Avatar
- John Rizzo - Fallen Angel Avatar
- Adrian Sullivan - Birds of Paradise Avatar
- 作成者の中には、Mike Floresや藤田剛史、Olivier Ruelといった自身もインビテーショナル06に出場したプレイヤーもいる。