Rohgahh of Kher Keep
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伝説のクリーチャー — コボルド(Kobold)
あなたのアップキープの開始時に、あなたは(赤)(赤)(赤)を支払ってもよい。そうしなかった場合、Rohgahh of Kher Keepと名前が《Kobolds of Kher Keep》であるすべてのクリーチャーをタップし、その後、いずれかの対戦相手はそれらのコントロールを得る。
あなたがコントロールする、名前が《Kobolds of Kher Keep》であるクリーチャーは+2/+2の修整を受ける。
カード名以外全く同じ特性を持つ3種のコボルドのうち、Kobolds of Kher Keepにのみ影響を与える伝説のクリーチャー。
赤マナ3つのアップキープ・コストを支払わないとKobolds of Kher Keepごと対戦相手に行ってしまうが、タップ状態になるうえ、相手が赤でない限り次の相手のアップキープに戻ってくるだろうから、あまり被害は無い。
もしコボルドデッキを作る場合、召喚時の黒マナ2つと、赤マナ3つのアップキープ・コストを支払える自信があるのなら入れてもよいだろう。元々3種類のコボルドは0マナであり、それを強化するクリーチャーも色拘束が緩いので、マナの確保はなんとかなるかもしれない。コボルドを使うつもりが無いのなら、他のクリーチャーを入れた方が良い。
- カー砦/Kher Keepとカーの空奪い、プローシュ/Prossh, Skyraider of Kherが生成したコボルド・トークンも名前が「Kobolds of Kher Keep」なので影響を受ける。
- 一時期、コントロールを渡す「Kobolds of Kher Keep」は自分がコントロールしていたものだけで、コントロールを渡してからタップしていたが、印刷時のテキストに近づけるため、2009年9月4日のオラクル更新で現在のテキストに変更された。
- 2007年9月サブタイプ変更でコボルドのクリーチャー・タイプを獲得した。
開発秘話
Steve Conardによると、このカードの初期の名称は「Ur-aah-ah of Kher Keep」であった。人間には発音できないような名前にするため、喉の奥から出すような音が選ばれた。開発が進むとカード名は「Uriah of Kher Keep」に変わった。「Uriah Heep of Kher Keep(ユーライア・ヒープ・オブ・カー・キープ)」という響きが笑えたからである(ユーライア・ヒープは実在のバンド名)。そして最終的に「Rohgahh」という中々良い妥協点に落ち着いた。The Lexicon Archive
- 統率者レジェンズでロフガフフの息子、ログラクフ/Rograkh, Son of Rohgahhが登場したときには、このコンセプトを踏まえてか「ロフガフフ」と音訳された。
ストーリー
ロフガフフ/Rohgahhはドミナリア/Dominariaのカー砦/Kher Keepをかつて支配していたコボルド(イラスト)。
ある日、ロフガフフは思いついた。神のように生きる一番の方法は、神そのものになることだと。その瞬間から彼は暴君の役に就き、プローシュ/Prosshに捧げられるものと同等の貢ぎ物と生け贄を要求するようになった。ロフガフフの息子であるログラクフ/Rograkhは、父が自分の民から略奪するさまを見るのは耐えられなかった。他に略奪できる奴らはいくらでもいるというのに。彼は今、カー砦のコボルドを「正義」の道に戻すため、父に対する抵抗勢力を率いている。
登場作品・登場記事
- The Legendary Characters of Commander Legends, Part 1/『統率者レジェンズ』の伝説たち その1(Card Preview 2020年10月30日 Ari Zirulnik and Ethan Fleischer著)