蟻の解き放ち/Release the Ants

提供:MTG Wiki

2013年4月15日 (月) 18:08時点におけるSk (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索

Release the Ants / 蟻の解き放ち (1)(赤)
インスタント

クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。蟻の解き放ちはそれに1点のダメージを与える。対戦相手1人と激突を行う。あなたが勝ったなら、蟻の解き放ちをオーナーの手札に戻す。(激突を行う各プレイヤーは、自分のライブラリーの一番上のカードを公開し、そのカードを一番上か一番下に置く。自分のカードのマナ総量の方が大きいプレイヤーが勝つ。)


激突に勝つと手札戻る単体火力

2マナごとに1点のインスタント火力には、過去に連弾炎/Pyromaticsがある。それと比べると複数ターンに分けて運用できる可能性があるが、そもそも激突に勝たなければ1回で終わりという点では劣っている。逆に、激突に勝てるならコスト軽減カードの恩恵やストーム稼ぎなどで連弾炎よりも優れている。

2マナ1点という効率の悪さ、激突という不安定さから、構築の通常のデッキで使われることはほとんどない。同じエキスパンションレアタイタンの復讐/Titan's Revengeという近い機能を持ったX火力が存在するのも逆風である。

使い道が特殊だが、エターナルShow and Tell狡猾な願い/Cunning Wish前提でサイドボード)に組み込まれることがある。事前準備として、実物提示教育/Show and Tellから全知/Omniscience戦場に出した上で無限への突入/Enter the Infinite唱え引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Tornライブラリーの一番上に置く。こうすると、エムラクールを公開すれば激突に勝てないことはほとんどないため、全知から好きなだけ蟻の解き放ちを唱えることが可能となり、無限ダメージ与えることができる。

反面リミテッドでは、コンバット・トリックや小粒なシステムクリーチャー除去として有用である上に、再利用の可能性があるため、それなりに活躍できる。また、タイタンの復讐と異なりインスタントであるため、族系などでライブラリーの一番上が分かっている時に使うことで、激突に勝ちやすい状況で唱えられることも利点である。

関連カード

サイクル

モーニングタイドアンコモンのクラッシュバック呪文サイクル解決時に激突を行い、勝つと手札に戻る。

レアのクラッシュバック呪文にはタイタンの復讐/Titan's Revengeがある。

参考

QR Code.gif