大牙勢団の総長、脂牙/Greasefang, Okiba Boss

提供:MTG Wiki

2022年2月17日 (木) 12:25時点における172.31.125.86 (トーク) - whois による版
移動: 案内, 検索

Greasefang, Okiba Boss / 大牙勢団の総長、脂牙 (1)(白)(黒)
伝説のクリーチャー — ネズミ(Rat) 操縦士(Pilot)

あなたのターンの戦闘の開始時に、あなたの墓地にある機体(Vehicle)カード1枚を対象とする。それを戦場に戻す。それは速攻を得る。次のあなたの終了ステップの開始時に、それをオーナーの手札に戻す。

4/3

あなたターン戦闘フェイズの開始時に、墓地から機体リアニメイトできる伝説のネズミ操縦士

戻した機体は速攻を持つので、即搭乗すればそのまま攻撃に参加できるが、生き延びてもターン終了時に手札回収されてしまう。それでも結果を見れば余計なマナをかけずに墓地から機体を手札に戻している訳で、その戦闘死亡したなら、次のターンにはまた戦場に直接戻せる。本人も3マナにして4/3と悪くないサイズで、搭乗条件も満たしやすいだけのパワーを誇る。

難点はまず、機体が墓地になければバニラ同然な点。マナレシオは良いとはいえ多色かつ伝説のクリーチャーである以上、やはり機体の回収をメインの役割にしたい。戦闘で落としてもよいが、自身の軽さを最大限活用するのであれば、ルーターなどを用いて早期に墓地へ機体を落としてしまうといい。また登場時のスタンダードにおいて、機体は神河:輝ける世界のものと無色のものを除くとに割り振られており、特に強力な機体であるエシカの戦車/Esika's Chariotともが噛み合わない。

もっとも、これが登場した時点では小道スローランド、やや悠長なきらいもあるがゲインランド氷雪タップインデュアルランド学舎多色地形が非常に多く存在しており、3色以上のデッキも比較的組みやすくなっている。また、同セットでは白黒で使える有力な機体もいくらか登場しており、それらを使うなりタッチさせるなり、解決手段はいくらでもある。総じて機体を軸としたデッキにおけるアドバンテージ源として使える筈。

カードプールの広いパイオニアヒストリックではより強力な機体と組み合わせることができる。色も搭乗コストも嚙み合い、強烈な攻撃誘発能力を持つパルヘリオンⅡ/Parhelion IIとのコンボは一撃必殺級。

リミテッドでも、一応本体だけでも最低限戦えるだけの能力はあるが、どうせなら有力な機体をある程度ピックしておきたい。ただし搭乗要員とのバランスは構築よりも意識しないと事故の可能性は上がる。

参考

QR Code.gif