双雷弾/Twin Bolt
提供:MTG Wiki
Twin Bolt / 双雷弾 (1)(赤)
インスタント
インスタント
クリーチャーやプレインズウォーカーやプレイヤーを1つまたは2つ対象とする。双雷弾はそれらに、2点のダメージをあなたの望むように分割して与える。
WHISPERのルール文章は最新のオラクルに未対応です。「クリーチャーやプレインズウォーカーやプレイヤーを1つまたは2つ対象とする」は「1つまたは2つを対象とする」に読み替えてください。
火+氷/Fire+Iceの火だけ抜き出した割り振り火力。
火+氷の下位互換だが、それでもなかなかの性能。ダメージ効率だけ見れば2マナ2点でありそこまで高くはないものの、インスタントゆえの扱いやすさ、アドバンテージの取りやすさ、プレイヤーも焼くことができる腐りにくさと、汎用性が高い。
割り振り火力はアンコモン以上の稀少度であることが多いが、これはコモンなのでパウパーでも使用可能。タフネス1クリーチャーを多用する青単フェアリーやエルフ、トークンデッキ等に耐性を付けつつ、昆虫の逸脱者/Insectile Aberrationなど厄介なタフネス2クリーチャーにも対処できる。
リミテッドでも優秀な除去。1枚でカード・アドバンテージが期待できるほか、裏向きクリーチャーが多用される環境なので対象には事欠かない。頭でっかちを並べて圧倒を達成しようとするデッキに対しても有利。
- カラデシュにて同型再版のチャンドラの螺旋炎/Chandra's Pyrohelixが登場。
- 弧状の稲妻/Arc Lightningや発火/Pyrotechnicsの下位種のようだが、それらはソーサリー。これらと比べるとダメージ量が低いため、アドバンテージにつながる可能性が低い点で劣るが、軽くて唱えやすく、インスタントという点で勝る。
- この3枚の割り振り火力はいずれもタルキール覇王譚ブロックで共存している。
- 1点ダメージをクリーチャーにばら撒くのが主であれば、電謀/Electrickeryの超過が同じコストで数の制限もなく対象も取らない。小型クリーチャー除去に特化するなら電謀、汎用性を取るなら双雷弾に軍配が上がると言えるか。
- 名前はおそらく雷/Boltと太矢/Boltを掛けた洒落。太矢とはクロスボウに使われる矢のことだが、イラストでは短弓を使っている。
- 開発の段階でも火+氷の存在は意識されている。カード名を火/Fireにしようという(Fireには「火」のほかに「弓や銃の発射」の意味もある)冗談交じりの提案もあったが、分割カードの片方を抜き出して同じカード名で印刷することは混乱を招くため避けられている。(参考)