かき回すゴブリン/Rummaging Goblin

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2021年12月27日 (月) 19:06時点におけるKnl (トーク | 投稿記録)による版
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Rummaging Goblin / かき回すゴブリン (2)(赤)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin) ならず者(Rogue)

(T),カードを1枚捨てる:カードを1枚引く。

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版のルーターとなるゴブリンならず者の各種ルーターと異なり、捨ててから引く

マーフォークの物あさり/Merfolk Looterよりも1マナ重く、捨てるカードを先に選ばなくてはいけないため若干見劣りする。それでも手札の余りカードを有効カードに何度も変換できることは便利であり、特にリミテッドでは有用性が高い。

  • カードを捨てるのはコストなので、手札が0枚の時には起動できない。
  • この後赤の色の役割として定着[1]した「捨ててから引く」ルーター能力は、このカードになぞらえてかき回し/Rummaging[2]とも呼ばれている。
    • ただ、開発部による公式記事では2018年ごろ[3]までしか見られない。開発部ではできるだけカード名に由来したスラングを使うことをやめるという方針によってか、単に「赤ルーター」と呼ばれることが多くなっている。
  • モダンホライゾンでは上位互換頭空スリヴァー/Hollowhead Sliverが登場。

フレイバー・テキスト

基本セット版の日本語版フレイバー・テキスト

ゴブリンにとって、価値は4つのPからなる。ピカピカ、プスプス、ぷんぷん、ぷんぷんぷんぷん。

英語版のフレイバー・テキストは

To a goblin, value is based on the four S's: shiny, stabby, smelly, and super smelly.

これを直訳すると

ゴブリンにとって、価値は4つのSからなる:光っていること、尖っていること、臭うこと、すごく臭うことだ

となるが、日本語版はSからPに変えたもののオノマトペを使う事で単語の意味は変えずにより"ゴブリンらしく"訳している。他言語もドイツ語はSのまま当てはめ、ロシア語も「4つのС(ラテン文字のSに相当)」、イタリア語は「4つのF」に変えるなど、工夫を凝らしているようだ。

参考

  1. Mechanical Color Pie 2017/メカニズム的カラー・パイ 2017年版Making Magic 2017年6月5日 Mark Rosewater著)
  2. DRAWING ATTENTION/引き寄せようMaking Magic 2013年10月23日 Mark Rosewater著)
  3. M-FILES: M19 EDITION – RED, GREEN, GOLD, AND ARTIFACTS/Mファイル『基本セット2019』編・赤緑・多色・アーティファクトPlay Design 2018年7月20日 Dan Musser著)
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