ウルザのガラクタ/Urza's Bauble

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[[キャントリップ#スロー・トリップ|スロー・トリップ]]付きの0[[マナ]][[アーティファクト]]。
 
[[キャントリップ#スロー・トリップ|スロー・トリップ]]付きの0[[マナ]][[アーティファクト]]。
  
[[対戦相手]]の[[手札]]を1枚[[見る]][[効果]]は、[[陰謀団式療法/Cabal Therapy]]などとの組み合わせも一応存在するが、基本的にはおまけ。時間差はあるものの0マナで手札を入れ替えられるようなものであり、素早く[[ライブラリー]]を掘り下げることを目的として使われる。[[トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy]]のためのアーティファクトの水増しにも用いられた。
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[[対戦相手]]の[[手札]]を1枚だけ[[見る]][[効果]]は、役立つことがないとは言わないが、基本的には意味がないおまけ程度のもの。主役は[[キャントリップ]]のほうである。
  
*考えようによっては、ライブラリーを56枚構成にできるような[[カード]]といえる。即座に[[引く]]ことはできないが、ゲームバランス的には無難な遅さと言っていいだろう。
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時間差はあるものの、事実上の0マナ1[[引く|ドロー]]の効果であるわけで、[[デッキ圧縮]]効果はかなり高い。また[[軽い|軽量]]アーティファクトであるため、[[トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy]]のためのアーティファクトの水増しなどにも用いられた。
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*考えようによっては、[[ライブラリー]]を56枚構成にできるような[[カード]]といえる。即座に[[引く]]ことはできないが、ゲームバランス的には無難な遅さと言ってよいだろう。
 
**「すべての[[デッキ]]に4枚ずつ投入されないために」このカードが調整された結果、[[アイスエイジ]]のキャントリップは1[[ターン]]遅れることとなった。
 
**「すべての[[デッキ]]に4枚ずつ投入されないために」このカードが調整された結果、[[アイスエイジ]]のキャントリップは1[[ターン]]遅れることとなった。
 
**仮に直ちに引けたとしても、[[マリガン]]の存在により、完全に56枚構成にできるカードとは言えない。ガラクタが何に置き換わるかを知ってからマリガンをするかを決められないためである。実際このカードも、マリガンを多用するデッキとはあまり相性が良くない。[[ライブラリー操作]]カードとの相性についても同じことが言える。
 
**仮に直ちに引けたとしても、[[マリガン]]の存在により、完全に56枚構成にできるカードとは言えない。ガラクタが何に置き換わるかを知ってからマリガンをするかを決められないためである。実際このカードも、マリガンを多用するデッキとはあまり相性が良くない。[[ライブラリー操作]]カードとの相性についても同じことが言える。
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**[[呪文]]として[[唱える]]必要があるが故の弊害も生じうる。直接[[打ち消す|打ち消される]]ことは考えがたいが、[[虚空の杯/Chalice of the Void]]や[[三なる宝球/Trinisphere]]などで妨害される可能性がある。
 
*手札をすべて[[捨てる]][[黙示録/Apocalypse]]とは、抜群の相性を誇る。
 
*手札をすべて[[捨てる]][[黙示録/Apocalypse]]とは、抜群の相性を誇る。
 
*[[ヨーグモスの意志/Yawgmoth's Will]]との相性も非常に良い。スタンダードの[[ネクロディスク]]で使われた[[ギミック]]である。
 
*[[ヨーグモスの意志/Yawgmoth's Will]]との相性も非常に良い。スタンダードの[[ネクロディスク]]で使われた[[ギミック]]である。
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*[[陰謀団式療法/Cabal Therapy]]など、相手の手札を見る効果と相性がよいカードと組み合わせるとちょっとお得。
 
*後に[[ウルザ/Urza]]の弟[[ミシュラ/Mishra]]が作ったと思われる、[[ミシュラのガラクタ/Mishra's Bauble]]が登場している。こちらは[[ライブラリーの一番上]]を見ることができる。
 
*後に[[ウルザ/Urza]]の弟[[ミシュラ/Mishra]]が作ったと思われる、[[ミシュラのガラクタ/Mishra's Bauble]]が登場している。こちらは[[ライブラリーの一番上]]を見ることができる。
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*[[アンヒンジド]]の[[Booster Tutor]]の{{Gatherer|id=73939|イラスト}}中央奥、真ん中の棚の中を良く見ると、棚の中に{{Gatherer|id=2429|これ}}が置いてある。
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*どの手札を対戦相手に見せているかは、手札の持ち主にもわかる。
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==関連カード==
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時折登場する'''「~のガラクタ/~'s Bauble」'''という[[カード名]]を持つ[[アーティファクト]]。
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*[[Lodestone Bauble]]
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*[[妖術師のガラクタ/Conjurer's Bauble]]
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*[[旅人のガラクタ/Wayfarer's Bauble]]
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*[[ミシュラのガラクタ/Mishra's Bauble]]
  
 
==参考==
 
==参考==

2020年9月13日 (日) 14:17時点における最新版


Urza's Bauble / ウルザのガラクタ (0)
アーティファクト

(T),ウルザのガラクタを生け贄に捧げる:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーの手札を無作為に1枚選んで見る。次のターンのアップキープの開始時に、あなたはカードを1枚引く。


スロー・トリップ付きの0マナアーティファクト

対戦相手手札を1枚だけ見る効果は、役立つことがないとは言わないが、基本的には意味がないおまけ程度のもの。主役はキャントリップのほうである。

時間差はあるものの、事実上の0マナ1ドローの効果であるわけで、デッキ圧縮効果はかなり高い。また軽量アーティファクトであるため、トレイリアのアカデミー/Tolarian Academyのためのアーティファクトの水増しなどにも用いられた。

[編集] 関連カード

時折登場する「~のガラクタ/~'s Bauble」というカード名を持つアーティファクト

[編集] 参考

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