ガイアの抱擁/Gaea's Embrace

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[[クリーチャー]]が[[ガイアの子/Child of Gaea]]っぽく強くなる[[エンチャント]]。
 
[[クリーチャー]]が[[ガイアの子/Child of Gaea]]っぽく強くなる[[エンチャント]]。
  
他の抱擁と比べると、[[飛行]]がつかない分[[修整]]は大きくなっている。だが、後に[[怨恨/Rancor]]が登場してしまい、[[重い]]このカードは見向きもされなくなる。
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他の抱擁と比べると、[[飛行]]がつかない分[[修整]]値は大きくなっている。[[オーラ]]の弱点である[[除去耐性]]もカバーされ、強いといえば強い。しかし後に[[怨恨/Rancor]]が登場してしまい、[[重い]]この[[カード]]は見向きもされなくなる。
  
*[[飛行]]を持つクリーチャーにつけばとても強力。[[ウルザ・ブロック構築]]における抱擁[[サイクル]]の凶悪さを実感できる。
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*[[フライヤー]]に[[つける|つければ]]とても強力。[[ウルザ・ブロック構築]]における抱擁[[サイクル]]の凶悪さを実感できる。
*同[[サイクル]]内では[[青]]で+2/+2修正、[[赤]]で[[飛行]]付与など[[サイクル]]ゆえの特例があるが、それでも[[緑]]の[[飛行]]付与だけは許されなかった。
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*同サイクル内では[[青]]で+2/+2修整、[[赤]]で[[飛行]]付与など[[サイクル]]ゆえの特例があるが、それでも[[緑]]の[[飛行]]付与だけは許されなかった。モチーフとなりうる飛行クリーチャーが緑に居なかったというのも一因である。
緑に、モチーフとなりうる飛行クリーチャーが居なかったというのも一因である。
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==[[サイクル]]==
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==関連カード==
[[ウルザズ・サーガ]]の抱擁[[エンチャント(クリーチャー)]]
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===サイクル===
*[[セラの抱擁/Serra's Embrace]]
+
{{サイクル/ウルザズ・サーガの抱擁オーラ}}
*[[ゼフィドの抱擁/Zephid's Embrace]]
+
 
*[[吸血の抱擁/Vampiric Embrace]]
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==ストーリー==
*[[シヴの抱擁/Shiv's Embrace]]
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[[AR]]55年の[[兄弟戦争/Brothers' War]]後期。[[ウルザ/Urza]]の息子、[[ハービン/Harbin]]によって発見された[[アルゴス/Argoth]]島は、彼らの[[踏査/Exploration]]により、多くの様々な資源に恵まれた、豊穣なる[[肥沃な大地/Fertile Ground]]であることが判明した。しかしその情報は平穏なるアルゴスの地に、アルゴスが持つ豊かな資源を欲する者たちを呼び寄せる引き金と化す。アルゴス島は、ウルザと[[ミシュラ/Mishra]]の率いる両軍による資源争奪戦の中心地になっていく様子を見せた。だが、そうした資源の争奪や両軍の争いに対し、必死の抵抗を開始する第3の勢力が出現する。アルゴス島に土着する豊穣な大自然そのもの、そして、[[ドミナリア/Dominaria]]の自然そのものを体現する地母神[[ガイア/Gaea]]である。
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{{フレイバーテキスト|森は戦いのために立ち上がった。人々を救うためではなく、森自身を救うために。||}}
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[[フレイバー・テキスト]]中に記されている”戦いのために立ち上がった[[森]]”とは、アルゴスの森のことであり、また、森に住まう[[ツリーフォーク]]や[[エルフ]]などの森と共存する様々の生き物たちのことも指している。森の木々や大地を蹂躙するウルザとミシュラの両軍隊に抵抗するため、ガイアは”立ち上がった森”に対し様々な助力を与えた。[[アーティファクト|機械]]によって[[ガイアの恵み/Gaea's Bounty|伐り出された森の成長を促した]]り、[[アーティファクト・クリーチャー|機械の軍隊]]への[[Gaea's Avenger|報復に燃えるツリーフォークに自身の力の一部を与えた]]り・・・。'''''ガイアの抱擁/Gaea's Embrace'''''({{Gatherer|id=5720|イラスト}})もまた、そうしてガイアが森や森の者たちに与えた様々な助力の1つである。この[[カード]]の[[絵|イラスト]]は、力を授けられた森の者が、機械製の侵略者を打ち倒す様子を描いている。
  
 
==参考==
 
==参考==
*[[ガイア/Gaea]]
+
*[[カード個別評価:ウルザズ・サーガ]] - [[アンコモン]]
*[[カード個別評価:ウルザブロック]]
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*[[カード個別評価:Vintage Masters]] - [[アンコモン]]
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__NOTOC__

2015年8月14日 (金) 20:43時点における最新版


Gaea's Embrace / ガイアの抱擁 (2)(緑)(緑)
エンチャント — オーラ(Aura)

エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは+3/+3の修整を受けるとともにトランプルを持つ。
(緑):エンチャントされているクリーチャーを再生する。


クリーチャーガイアの子/Child of Gaeaっぽく強くなるエンチャント

他の抱擁と比べると、飛行がつかない分修整値は大きくなっている。オーラの弱点である除去耐性もカバーされ、強いといえば強い。しかし後に怨恨/Rancorが登場してしまい、重いこのカードは見向きもされなくなる。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

ウルザズ・サーガの抱擁オーラサイクル神性変異/Divine Transformationを発想元とし、小型クリーチャーを既存の大型クリーチャーに変身させるイメージでデザインされた(→Card of the Day - 2004/2/11私をクリーチャーにしてカード参照)。

括弧内は変身のモチーフとなったクリーチャー。

[編集] ストーリー

AR55年の兄弟戦争/Brothers' War後期。ウルザ/Urzaの息子、ハービン/Harbinによって発見されたアルゴス/Argoth島は、彼らの踏査/Explorationにより、多くの様々な資源に恵まれた、豊穣なる肥沃な大地/Fertile Groundであることが判明した。しかしその情報は平穏なるアルゴスの地に、アルゴスが持つ豊かな資源を欲する者たちを呼び寄せる引き金と化す。アルゴス島は、ウルザとミシュラ/Mishraの率いる両軍による資源争奪戦の中心地になっていく様子を見せた。だが、そうした資源の争奪や両軍の争いに対し、必死の抵抗を開始する第3の勢力が出現する。アルゴス島に土着する豊穣な大自然そのもの、そして、ドミナリア/Dominariaの自然そのものを体現する地母神ガイア/Gaeaである。

森は戦いのために立ち上がった。人々を救うためではなく、森自身を救うために。

フレイバー・テキスト中に記されている”戦いのために立ち上がった”とは、アルゴスの森のことであり、また、森に住まうツリーフォークエルフなどの森と共存する様々の生き物たちのことも指している。森の木々や大地を蹂躙するウルザとミシュラの両軍隊に抵抗するため、ガイアは”立ち上がった森”に対し様々な助力を与えた。機械によって伐り出された森の成長を促したり、機械の軍隊への報復に燃えるツリーフォークに自身の力の一部を与えたり・・・。ガイアの抱擁/Gaea's Embrace(イラスト)もまた、そうしてガイアが森や森の者たちに与えた様々な助力の1つである。このカードイラストは、力を授けられた森の者が、機械製の侵略者を打ち倒す様子を描いている。

[編集] 参考

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